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101 大乱闘アップダウンサポーターズ


「まぁ、特に心配はしていないんですけどね。どうせなら、徹底的に痛めつけたいなって思ったんです」


 黄昏時に。差し込む橙の光が、より悪感情を際立たせる。


 生徒会長・葦原総司は、校長室の主の椅子にさも当たり前のように座っていた。そこに控えているのは、教頭。ミスマッチな構図に目を疑うが、ココ数日観察してきたなかで分かった、彼らの力関係だった。


 教頭は校長の椅子が欲しい。市議会議員でもある葦原の父親には推薦できるコネクションがある。一方、葦原議員は子どもが欲しがったものは全て、惜しみなく与えたい。その道具の一つがこの教頭だった。


(バカめ。雛鳥に何一つ狩のやり方を教えないで、巣立ちの時どうするつもりなんだ?)


 まぁ、そんなこと(オレ)の知ったことじゃないが。


「先生?」

 生徒(スズメ)の一匹が俺に囁く。


「明日で校長先生が出張から帰ってくるんだって。あの人達、明日からの【こうちょーゴッコ】どするんだろうね?」


 違いない、と苦笑する。そんな俺たちの監視の目に気付くことなく、バカどもの喜劇は続く。


「……徹底的に?」

「そう、教頭先生。徹底的に、です。上川君にはかなり学習してもらったって思うんですよ。でも、まだ彼らにはお勉強が足りない、そうも思うんですよね」

「葦原君、あれ以上の暴力沙汰は困り――」

「暴力? 先生はおもしろいことを言う」


 葦原はクックッと笑う。でも、どこか感情のこもらない、ハリボテの笑顔で。


「彼らは勝手に喧嘩をして、勝手に怪我をした。そういうことです。大國君ちょっと煽っただけで、ああやって動いてくれるから、本当に良い子だなぁって思いますよ」


「こ、これ以上の荒事は困りますよ、葦原君――」


「荒事なんて、何一つなかった。何もなかったんですよ、教頭先生。上川君は、自分ではどうしようもないくらい、抗えない上からの圧力があると学ぶことができる。下河さんは、僕の寵愛を一瞬でも得られることに感謝する。学びが足りないのなら、生徒のために尽力する。それが生徒会長ってモノでしょう?」


 相変わらず、反吐が出る感性だった。


「しかし、上川はあの上川皐月と、小春の子で。あまり大事(おおごと)になるのは……」


「彼はCOLORS(カラーズ)を脱退して、今は一人。それは脱落して、見放されたってことでしょう? その程度の人間なんですよ、彼は。僕や教頭先生のように、こちら側で椅子に座れる器のコじゃない」


 そう朗々とご高説を紡いでいると、芦原のスマートフォンが鳴り響く。


「うん、僕だ。ふぅん、うん……そうか。うん、うん、分かった……裏山の神社、なるほど。好都合じゃない? そうだね、君の提案の通りでいこうか。黄島さんは、好きにしたら良いよ。あの子なら、きっとお金さえあげたら、腰を振ってくれるんじゃない? うん、でも下河さんはダメだよ。彼女のハジメテは僕じゃないと。もちろん分かっているよね? それなら、後は好きにしたら良い。うん……頼んだよ」


 通話が終了した。今すぐこの場でヤツの目をくり抜いてやりたい――その衝動を抑えてくれたのは。生徒(スズメ)達の温度だった。翼を通して、温もりを感じる。


「先生、今は我慢が『かんよう』なんでしょ?」

「違いない」


 ふっと笑みが溢れる。生き物のできることなんてたかが知れている。だが、あのクソ猫と【アップダウンサポーターズ】は盟約を交わしたのだ。スズメの群れに紛れこんできた、小鳥型のドローンを見やる。


(――上からの見えない圧力ってヤツを、学習させてやろうじゃねえか)


「先生、隊を分ける? 僕は裏山の方に行きたい!」

「雪姫お姉ちゃんを助けるんだー!」

「僕だって!」


 モデルガンの標的にされたスズメ達に手を差しのべてくれたのが、雪姫嬢だった。イキモノが恩返しをすると決めたら、ちょっとやそっとで、妥協するはずがない。思わず、笑み零れる。


「バーカ。スズメの学校、全生徒! 課外授業を開始する! 全員、出席すること。雪姫嬢にも――雪姫嬢が大切に思っている誰も、指一本触れさせるな。授業課題は【殲滅】だ!」

「「「「「いえっさー!」」」」


 一斉に飛び立つ。

 この街を下に。

 夕陽に向かって。

 俺たちの巣がある、裏山の神社を目がけて。




「このタイミングで、鴉が飛び立つか。上川君、君にピッタリで、何とも不吉じゃないか」


 葦原のそんな声が耳介に残る。

 おい、葦原? 烏有(うゆう)に帰すって言葉を知ってるか?


(これから丁寧に個人授業してやろうじゃねぇか)


 お前の歪んだその思考、ぜんぶ焼き尽くしてやる。

 俺たちは急上昇して雲を突き抜け、ただ一点。最短ルートで、あの神社を目指していく。


「いっくよー!」


 スズメの声が響く。


「せーの!」

「せーの!」

「せい!」

「せー!」




 ――アップダウンサポーターズ!


 スズメ達の鳴き声が、鈴のように凛と響いた。






■■





 滑空し、木の枝の間を抜けてただ、一心に目ざす。

 森を抜けて、寂れた神社の境内を――朽ちかけた鳥居に足をかければ。

 あいつらの品性もクソもない言葉が飛び込んでくる。








「――折角だからさ、俺らにも紹介してよ。仲良く、遊ぼうぜ?」


 ニヤニヤ笑いながら、距離を詰めようとする。


「なぁ、圭吾ちゃん? 狂犬って言われた圭吾ちゃんも、左肩が折れて、流石にこの人数は無理っしょ?」


 そうニヤニヤしながら。一歩一歩、距離を詰めて。冬坊達を追い詰めるように。俺は翼をはためかせて……それは、草叢(くさむら)で控えていたクソ猫とその【家族】も同様で。あいつらの声を打ち消したのは――。


「大國、狂犬って言われてるの?」

「か、上川! 今、そういうこと言っている場合じゃねーだろ!」


「いや、予防注射した方が良いのかな、って」

「犬じゃねぇし! そういう意味の狂犬じゃ――」


「手がつけられないくらい、喧嘩っ早いから。ついたあだ名が、狂犬。誰も飼い慣らせないから、ってね。ちなみに初代狂犬は、下河のお父さんね。あだ名つけられた時は、ニヤニヤしていたよね? 下河家に婿入りみたいって――」


「言ってねぇ! 光は余計なことを言うな! 上川、お前は手を出すな! お手はしねぇ! だから犬じゃねぇ! 今、本当にふざけている場合じゃ――」

「この人数に余裕だな、狂犬。舐めんなよ!」


 一人が拳を振り上げる。と、冬坊が庇うように前に出た。


「いい度胸だ、お前からぶっ飛べ!」


 拳が容赦なく、冬坊の頬を殴打しようとした、その刹那だった。


「――ぶべらっ?!」


 ヤツは、容赦なく吹っ飛ぶ。雪姫嬢の正拳突きをその頬にもろに直撃ししたのだ。


「いい度胸はあなた達だよ。私の冬君に何をしてくれるつもりなのかな?」


 冷然と見据えるその視線は、まさに【雪ん子】の名が相応しい。この子が一番変わったと思う。上川冬希という男の子を前にして、あんなに弱さを見せられるのに。一方で彼が絡むと、こんなにも強い。


「……雪姫、それじゃ正当防衛にならないからね」


 冬坊が苦笑する。


「大丈夫だよ、これだけの人数に囲まれたら、あちらの害意は明らかじゃない?」


 そう光坊言いながら、スマートフォンでこの騒動を撮影していた。


「何を撮ってやがる!」


 一人が光坊に掴みかかろうとするが、彩音嬢が顎を蹴り上げた。


「あ、お――」


 幸せそうに悶絶してヤツは倒れた。バカか、こいつ?

 彩音嬢は慌てて、スカートをおさえる。制服姿で蹴り上げるからだ。


「ひかちゃん、見てないよね?」


 真っ赤な顔で、光坊を見やる。


「み、み、み、見てない! 青じゃない! レースじゃない!」

「見てるじゃん! ひかちゃんのエッチ!」


 ムニムニ、彩音嬢が光坊の頬を抓っている。あのさ、お前ら……この状況でナニやってんの?


「いちゃつきやがって! この状況分かってるのか、ブス!」


 そう別のヤツが拳を振り上げた瞬間だった。光坊は左腕で、綺麗にクロスカウンターを決める。


「彩音をブス呼びとか、目がおかしいんじゃない?」

「……ひかちゃん、今、そういうコト言うの、ちょっとズルいよ。ドキドキするじゃんか」


 なんというか……この二人は放っておいても大丈夫そうか。と別に視線を送れば、大國(ゴリ)が三人をまとめて、ぶん殴るその瞬間だった。


「何やってんだ、数で押せ! 大國と上川は骨折してるんだ! 押し切れ!」


 と野球バットを振り回しながら、大田(だいた)と呼ばれていた青年が吠えた。流石の俺も生徒(スズメ)達を連れて、突進しかける。

 とクイクイと指で手招きして大國は笑う。


「まとめてかかって来いよ? 胃もたれするくらいイチャつかれて、こっちは腹がたってるんだ!」

「腹がたってるのはこっちだ! お前らのせいでレギュラーから降ろされるわ、稲葉と町田がデカい顔するわ! クソが! クソが、クソが――」


 そう大田がバットを振り回そうとした瞬間だった。


「んがっ?」


 大田の顔が歪む。見れば、冬坊の手から、何かがのびて――1mほどの棒が握られていた。それが大田の頬を直撃したのだ。


「護身用の伸縮スティールスティックなんだ。こんな俺でも、自衛が必要な時期があって、さ。使う機会はなかなかなかったけど、使うなら今って思ったんだよね」


 冬坊がニッコリと微笑む。


「ふざけんな! そんなヒョロイ棒、叩き折ってやる!」


 大田が力任せにバッドを振りあげた。だが冬坊は、撫でるようにスティックでバッドに触れ、その力を分散させていく。結果、大田は子どものように、あしらわれているように見えた。


「ふざけ、ふざけ、ふざけんな!」

「ごめんね。俺、殺陣が得意なんだ。こう見えて、時代劇とかミュージカルにも出ていたから。手前味噌だけどね」


 そう言いながら左手でスティックを器用に振り回す。大田の脛を打ち、大田がバランスを崩した、その瞬間――。


 クソ猫とその【家族(ファミリー)】が、一斉に飛び出す。もちろん、その爪を容赦なくのばして。

 血が、まるで墨汁を散らすように、染めていく。


「あ、あ、あ、あ、大田、こんなの聞いてないぞ?」

「下河さんと、化け猫――上川さんじゃないか。誰だよ、イキってるヤツを制裁するって言ったの!」

「お、俺は降りるぞ。化け猫には絶対、逆らっちゃダメなんだ。総長に締められるぞ!」

「もうサポーターズダンス、したくない!」


 そう言うや、10人ほどが、ガタガタ震えながら尻尾を巻いて逃げていく。


「お、おい! てめぇら! 数はこっちが優っているんだ、何を怖気ついて――」


 そう言う大田の頬を容赦なく、雪姫嬢の拳が叩き込む。


「ぶべらっ?!」


 本日、2回目の「ぶべら」である。冬坊に突かれた場所と、同じ部位を拳で殴打されて、大田はもろの見事に吹っ飛んでいく。


「冬君、無理しすぎ! 肩、大丈夫?」

「まぁ、そりゃ多少は痛いけどさ――」

「無理したら、ダメだよ」


 ぎゅうっと、この状況にも限らず雪姫嬢が抱き締める。この間も、包囲し牙を剥こうとするバカを、造作なく足蹴にしながら。


「ゆ、雪姫。い、今はそんなことしている場合じゃ、本当に大丈夫、大丈夫だから!」

「ダメだよ。冬君はいつだって、無理しすぎるもん。一人で頑張りすぎるんだから。私が、冬君を支えるの。他の誰にも譲らないから」

「う、うん……それは分かった、分かったけど、でも、それは今じゃなくて――」


 冬坊は真っ赤になるが、雪姫嬢は全く離そうとしない。


「ひかちゃん、真冬だよ! COLORSの真冬! 真冬がいる! めっちゃ格好良い!」

「そうだね……」

「なんなんだよ、この空気! ぬぐぁぁぁ!」


 彩音嬢は嬉しさにぴょんぴょん跳ねて、光坊はむくれて頬を膨らましていることに――多分本人も気付いていない。


 そして大國(ゴリ)は、ゴリラ以上にゴリらしく、拳を振り上げていた。この状況で、両サイドから甘い空気を当てられたら、雄叫びの一つも上げたくなる。一抹の同情を交えつつ、クソガキや猫どもにばかり活躍を譲る義理も無い。


「……そろそろ、ヤるか」

「先生、待ってたよー」

「待ちくたびれちゃったー」


 スズメ達は意気揚々と、羽根をバタつかせた。想像以上に雪姫嬢達の素質(スペック)が高かったのだ。信頼する仲間がいて。前を向くことができたら、イキモノはこんなにも強くなれる。


 受傷してその後、傷が癒えても。打ち込まれた楔なら、消えることはない。それでも、その痛みを抱えても前を向くと決めたイキモノは強い。その痛みまで支えると決めたニンゲンは――冬坊と雪姫嬢は本当に強くなった。それが空から傍観していた第三者の意見だ。


「用意はいいか?」

「「「「いえっさー!」」」」


「授業の課題は?」

「「「「せんめつー!」」」」


「奴らは全員?」

「「「「「全滅ー!」」」」」


「本日のお日柄は?」

「「「「「仏滅ー!」」」」


「Are you Ready?」

「「「「ゴー!」」」」


 俺のふざけた掛け声とともに、チビ達が羽を羽ばたかせる。急上昇して、それからの低飛行。そして滑空。予想もしていなかったんだろう。ヤツらは声にならない悲鳴を上げた。


「な、な、な、なだよ?! なんなんだよ?」

「これが化け猫のたたり?」

「やめて、上川! 呪わないで!」

「悪かった、本当にに悪かった! 謝る、謝るから――」


 奴らの間隙を縫って、俺たちがしたことと言えば、嘴でちょっと突いてやったぐらいだ。猫どもの容赦なさに比べたら、俺たちはなんて寛大なことか。


 ざっ。

 さっ。

 足音を響かせて。


 冬坊と雪姫嬢が一歩、一歩進む。


 すでに、冬坊は護身用伸縮スティックは折りたたんでいた。その手は、雪姫嬢にしっかりとつながれて。絡ませた指からは、絶対に離さないという彼女の意思表示を感じる。



 ――ありがとう、ルルちゃんも。それから先生も。



 そう呟いた声。気のせいで済ませるほど、俺は難聴じゃない。


 俺たちは桜の枝に足をかけながら。ただ、真っ直ぐに前を見やって。

 幾つもの視線が彼らを射る。


「あ、あ、あ、あ、あ――」


 カチカチカチカチと、歯を鳴らす。クソガキ団と。クソ猫率いる【家族(ファミリー)】と。それからスズメの学校、その生徒まで勢揃いで。


 学生(ガキ)が経験をしたことのない、あからさまな敵意を叩きつけているのだ。戦慄しない方がおかしかった。


 と、その瞬間。これでもかと言うくらい、空気を切り裂くような雄叫びが響く。












■■■
















「おあーーー!!」















■■■






「た、た、た、助けてっ!」

「殺さないで!」

「母ちゃーーんっ」


 彼らはパニックになって、一目散に駆けていく。視線を向ければ、クソ猫がペロッと舌を出す。クソ猫は、本当にとことんクソ猫だった。クソガキ団の一員と言われても、納得してしまうクソっぷりだ。


 と、雪姫嬢が冬坊を見る。安堵の息が漏れて。その目は、もうたった一人しか見えていなかった。

 雪姫嬢が、冬坊を抱き締める。その瞬間に――。

 



 ――勝ち鬨をあげろ!




 そこはやっぱり、クソ猫だって思う。このタイミングで、高揚した意志を纏め上げるのが本当に上手い。


 猫が鳴いて。スズメは歌うように。それから、羽ばたいて。高揚した想いを抱きしめたまま舞い上がっていく。


 唖然としている大國の右手を光坊が掴んで、真上へ掲げて。

 光坊の逆の手は彩音嬢が握っていた。


 拳を上に突き上げるように。溢れる想いをさらに突き上げて。上昇して、旋回して。


 神社から見える街並みを見やりながら。

 夕陽は間もなく落ちて。それでも、この昂る感情は沈まない。


 これだけ高くても、冬坊と雪姫嬢が見えてしまう。

 思わず笑みが溢れて。

 クソ猫が言う、甘い匂い。今なら俺も嗅ぎ取れる、そんな気がしたんだ。




 ――アップダウンサポーターズ!

 俺たちの勝利だった。

【とあるサポーターズ】


「お前ら、懲りねぇな」

「あ、いえ、その……総長、その……俺たち、あの人達って、本当に気付かなくて……」

「バカか、てめぇら! 人で態度変えるな! それこそ集団で少数にヤキを入れるとか、マジでダセェだろ!」

「「「「ひっ!」」」」

「性根いれろ。お前ら、サポーターズダンス合宿だ! そこで鍛えなす!」

「「「「そ!それどけは……勘弁してください!」」」」

「「「「バズるまで帰れると思うなよ?! みろ、猫に続いて、カラスとスズメもナイスダンスだ! お前ら、ちゃんと見習え!」

「「「「はぁいいいいいぃ!!!」」」」

「声が小さいっ!」

「「「「はいっっっ!!!!」」」」



サポターズダンス、様々な場所で様々な人がレッツダンシング!

前回、空手道場の皆さんのダンス、10万PV越え。

特に幼馴染の二人が照れながら踊るのが可愛いと好評でした! 見てるこっちが飯うま! ニヤニヤ! 必至なんですー! とっとと爆発しちゃえー!(byサポーターズ生徒会副会長)




【スズメちゃんのワンポイントレッスン】

烏有に帰すとは、何もかもなくなってしまうことです。特に火事でまる焼けになることなんですよー。火の用心。ちゅん、ちゅん。あ、それから雪姫ちゃんの初めてを生徒会長、狙っているみたいだけど、残念でしたー。雪姫ちゃんの初めても、2回目も3回目も全部、冬君が掻っ攫ってますからねー。チュッチュッ。

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