表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/112

家族ごっこ

柴原さんのマンションは、一人暮らしというには広すぎるほど豪華で、私とすずが居候しても全然窮屈ではなかった。


キッチンやトイレ、お風呂場といった水回りは共同だが、私のために一部屋あてがってくれたのでプライベートは守られる。それに、二十四時間換気やビルトインの食洗機、ディスポーザーなど、おおよそ私が一人暮らしをしていた環境とは雲泥の差のマンションだ。

ここに今まで一人で住んでいたなんて贅沢すぎてため息が出てしまう。


すずの荷物はリビングに置いて、どちらでも世話ができるようにした。

すずはさっそくリビングにおもちゃや絵本を散らかし、よくわからない遊びをしながら楽しそうに笑っていた。


柴原さんは社長というだけあって毎日忙しそうにしている。

私は家がすずの保育園と自分の職場に近くなったこともあり、前より少し余裕が出来た。

これはとてもありがたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ