表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/112

*108

今日は珍しくすずがお風呂の前にリビングで寝てしまった。

保育園でいっぱい遊んで疲れたのだろうか。

それともお腹がいっぱいになって寝てしまったのだろうか。


「すずー、お風呂入ろうよー。」


ほっぺをツンツンしても全然起きる気配がない。

無防備な寝顔に思わず笑みがこぼれる。

細くて柔らかな髪の毛。

ぷっくりとしたほっぺ。

子供って可愛いものだったんだな。

すずを育てていなかったら知らなかったことだ。


思えばなしくずし的に育てることになったすず。

こんなに大切な存在になるなんて思ってもみなかった。

愛おしくてたまらない。

それに、柴原さんのことも。

こんな風に分かり合えるなんて、誰が想像しただろう。

あの冷徹非道な柴原さんが、だよ。


私は出会った時の頃を思い出してひとりクスクスと笑った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ