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蒐集癖な彼・女  作者: 知り合い
第1章・小学生
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第六十一話

12

4月18日木曜日、私は無事退院できた。退院するときにお花を貰ったのだけどこれは普通なのだろうか。VIPルームにいたから貰えるのかもしれない。

ただ退院すると言っても通院は必要なので、二日後の土曜日に来て欲しいと言われた。


「1週間ぶりのお家だ~」

「そうね。ただ、楓に伝えなきゃいけないことがあるのよ。」

「え?何かあったの?」

「えっとね、楓が貰ったあの剣あるじゃない?」

「うん。」

「盗まれちゃったの。何故かリビングの窓が開いててね、そこから持っていかれたみたいなの。刑事さんたちが探してくれてるんだけど、まだ見つかってなくて・・・」


あーそうか。まだママには伝わっていないのか。・・・・私は何も言わずに後から伝わった方がいいのかな。


「うん・・・、大丈夫。エドワードお爺ちゃんには悪いけど、私もママたちのお部屋にあるの忘れてたし。でも、見つかるといいね。」

「そうね。しかし楓がパパより落ち込まないとは思わなかった。」

「パパ?」

「パパったら、楓よりあの剣気に入っちゃったみたいでね?自分で少し調べて埃拭いたりしてたのよ。一回姿見の前でプルプル震えながら構えてた時は、もうママ笑っちゃって。」

「私も見たかったなぁ!」


パパも男の子だから武器への憧れは捨てられないんだね!それはそうだよね!あんな立派な模造剣みたいなものあったら構えたくなるよね!私が男の子だったら絶対王様目指してるよ。


「そういえば桜どうしたの?ずっと静かだけど」

「・・・お姉ちゃんにさわっていいの?」


そういえば起きたばかりの時に、私に飛び込もうとして止められていたな。そこからずっと許可が出るまで我慢してたのか・・・

かわいいなぁぁぁぁ!!!


「もう大丈夫だよー!おいでー!」

「・・・ワーイ!!お姉ちゃんがかえってきたー!」

「こらー!!車のなかで暴れない!」


姉妹でじゃれあったらママの雷が落ちてきたので二人ですん、として静かに座った。でも、お互い手を握って手遊びしたので楽しいのかくすぐったいのか笑いながら帰宅することになった。


お家に着くとお隣の家(姫ちゃんの家じゃない方)の解体作業をしていた。引っ越しするのか。私はあんまり関わってないけど確か40代くらいの夫婦ともう一人くらいだったかな?確か男だった気がする。


「お隣さん引っ越すの?」

「ええ、そうみたい。なんでもあの土地と家を買い取りたいって人がいるみたいでね?それで、これくらいなら売りますよーって言ったら売れちゃったらしいの。それで、大急ぎで引っ越したみたい。」

「へー。」

「危ないから近づいちゃダメよ?」

「はーい」

「お姉ちゃんはやくー!」

「はいはいー」


久しぶりの我が家、ただいま。病院は自堕落出来て最高だったけど、やっぱり家が最高だね!このままベッドにダイブして桜と一緒に寝たい気分だぁ。


(-_-)

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