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第一話 全ての始まり




そこは暗く広い場所だった。ドーナッツ状の机の真上に灯りがあるだけでそれ以外は何も無い場所。それなのに何故かそこからは声が聞こえてくる


「さあ,必要な道具は全て揃った」「三つの世界が混ざり合う時が来た」「全ては無になり一に還る」「破壊とは創造」「創造とは破壊」「止めることの出来ない輪に終止符を」「「「「「「終わりの来ない世界に終わりもたらす存在を」」」」」」「我らが神、ライリアスよ…」




その日から世界は変わり始めることになる。

精密機械の部品にヒビが入ったように徐々に壊れていくがそれに気付く者は誰一人としていないように,日常は少しずつ崩れ去っていく……














「ああ…来ちゃったよ…俺…というかここ何処だよ…あっそうだ…アイジス常識一覧表に乗ってるかな…」

と俺ゼペルはアイテムポーチに手を突っ込んでアイジス常識一覧表を取り出す。馬鹿みたいに分厚い本だが俺は音速で手を動かし一瞬で読み終える。


最後のページに「分からないことがあったらステータスオープンと言え」と書いてあったの以外には本当に世界の常識しか載ってなかった。


とりあえずステータスオープンと呟いてみると空中に青い画面が現れる



名前 *=::/“%’s9 存在しない言語です 年齢7003000221 職業:闘神


Lv:測定不能


体力:測定不能

魔力:測定不能

腕力:測定不能

敏力:測定不能

知力:測定不能


運:20000305




スキル:全知全能

ユニークスキル:全知全能


称号:神々の祝福を受けし者 闘神 神級魔法を極めた者 神剣を極めた者 全知全能




(……は?何だこれ。今常識一覧表を見たから分かるけど流石にブッ壊れてるな…しかもどうすればいいかなんてわかんねぇぞ?それに何だよ、存在しない言語とか測定不能って…ステータス見せろって言われた時どうすりゃいいんだよ…)


と考えていると『管理権限のスキルを使ってステータスを書き換えてください。』と脳内に直接女性のような声が聞こえてくる。


少し驚いたがすぐに冷静になり「誰だ?お前」と聞いてみる。すると

『私はゼペル様の所持しているスキルの大賢者とナビゲーターの複合スキル世界の全て(ザ・ワールド)です』と答えてくれたがやはり脳に直接声が聞こえる


(なんだ?俺はスキルと会話してるのか?人と会話するスキルなんてあるのか?)と思うと『私は本来存在しないスキルです。しかしゼペル様の所持している多種多様なスキルを複合した結果、私が生まれたのかと思います』という答えが返ってくる。


(ふーん…まぁいいかとりあえずこいつの言ったことに従ってみるか)そう思うと『その必要はありません。もう既に書き換えました』いきなり必要無いと言われて、え?と思いつつステータスオープンと呟くと





名前 ゼペル 年齢1121 職業---


Lv30


体力:999999999

魔力:100000000000

腕力:800009991000

敏力:999999999

知力:580


運:2305



スキル:超金剛力Lv10 超爆加速Lv10 無詠唱Lv10 剣神術Lv10 世界地図Lv10 全属性魔法Lv10 全属性魔術Lv10

古代魔法Lv10

物理耐性Lv10 魔法耐性Lv10 魔術耐性Lv10 ダメージ無効Lv10超硬化 Lv10

魔法武具創造Lv10 解体Lv10 神眼Lv10

ユニークスキル:制限解除Lv--- 神の声Lv---


称号:---




(仕事はっや!しかも大幅にステータスが変わってるんだが…どういうことだよ)と聞いてみる『ゼペル様はあくまでも布教活動をしに来たのですよね?ならば本来の力は必要ないはずですよ。ご安心ください。制限解除のユニークスキルを使えば元の力は戻りますから。まあ、あまり使って欲しくないですけどね』と答えた世界の全て(ザ・ワールド)にゼペルはこいつすげーなと思いながら色々と質問をする。


(よし。今どこみいるかも分かったしやるべきことも決まったな…)

俺が今南東大陸の精霊の森の奥地に居ること

十二創神を広めさせるために俺の知名度を上げること

そのためにヤマトという国のギルドという場所に行くこと


今からすることを確認したゼペルは「やることが多すぎるけど頑張るか。」と呟く『お手伝いさせていただきますゼペル様。いえ,マスター』と返事が来る。俺はこれからどうなるのかを考えエイジス常識一覧表を見ながら森にいる全てのモンスターを即死魔法で殺しギルドで売れる部位を空間魔法でアイテムポーチの中に全て詰めこみ「行くか」と言いヤマト王国に時速140kmで進む 『マスター…あなたエイジス常識一覧表を見ているのではないのですか?』と呆れたような声が聞こえるが(誰かが見てるわけじゃないからいいだろ)と思い無視する





『ゼペル様、一度止まってください』森を抜けた瞬間、脳に声が聞こえてくる。『私ゼウス様から伝言を預かっているんです。』世界の全て(ザ・ワールド)の話した内容に少し驚きながらも(どんな内容なんだ?)と聞く


『では言いますね。

そういえばだがお前の言った『破壊神』ハデスなら別人のように生まれ変わったぞ。敬語を完璧に使いこなし て誰に対しても優しく接していてな本当は誰かに操られていたから暴れてただけでこれがハデスの本当の性格なんじゃないかという噂が広まるくらいにな。人生、何が起きるかわからないもんだな。ちなみにお前はハデスにとっての尊敬すべき神であり人生の師でもあるらしいぞ

だそうです。』


数秒の沈黙のあとゼペルは空を見上げて「なぜここに来てからその話をする」と言う。無言で目の前にあるヤマト王国に視線を切り替えて空間魔法で入口近くまで転移すると無言でゼペルは歩き出す『マスターこの国で怒って暴れないでくださいね』という心配をしてくれるスキルと共に





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