幼女に踏まれました。
その夜の夢のこと。
俺が圧迫感を感じて目をあけると、なんと菊理姫に踏まれてました。
この日の菊理姫は20メートルはありそうな巨人と化して、巨大な足で俺を踏みつけていたんだ。
巨人化するとは俺の嫁怖すぎ。
なにやら怒り心頭なご様子。
俺をふみふみする菊理姫の足はシングルベットぐらいありそうなサイズで、すべらかな肌に細くてきれいな指とガラスのように透き通る爪が付いている。
そうです、俺は自他ともに認めるヘンタイです!
15センチほどのガラスの爪と指の間をペロペロなめてみる。
踏みつけられてもヘンタイは止まらない。むしろご褒美だぜ!!
俺の狙いはズバリ!幼女の足の爪垢だ!
足の爪垢というのは古くなった表皮やら角質やらが埃や雑菌と一緒に混然一体となったものだろう?
姫の美しい足先と、汚らしい垢とを同時に味わえるとは僥倖ではないか!
ヘンタイな俺が、舌の先を爪の下に深く差し入れても、なかなか思うような腐臭にはたどり着けない。
どこまでも甘やかな香りとは幼女め、お手入れ完璧なのか!?ぐぬうぅ。
俺はピクンと反応する菊理姫が面白いのもあって一通り指をなめつくしてやった。
小指を強く吸いつけてると菊理姫は巨人化を解いてシュルシュル小さくなり、俺の前にペタンと座る。
「総、菊理は怒っておるのじゃ」
俺に足をとられ、いまだ小指を吸われる姫は怒りか、別のなにかのせいか息が荒い。
とはいえ俺も、片足を高く上げ、見えそうで見えない姫の衣の乱れに目が釘づけでハァハァしとるんだが。
「犯罪とは何事ぞや!夫婦が睦まじゅうして悪いという法はないのじゃ」
そうか、昨晩、いや昼間の夢の中のことを怒ってらっしゃるんだな。
菊理姫は言葉を続ける。
「菊理は幼子ならずじゃ!人の世の産まれし時より此の方にある」
「法が妨ぐのであれば、総が新しき国を興し、新しき法を手ずから作ればよいのじゃ」
国を作れなどと軽くおっしゃる。
「人の国など、雨後の竹の子のごとく生え出るものじゃ」
ふむ。俺が新しく国を作る。ヘンタイなこの俺が。
法律も作り放題ってことは、幼女婚にハーレム婚もありだな。
いや、いっそ結婚などなくして女性国民全員が俺のオンナ!
__なんてちょっと養える気はしないが、いやいや養っていただくのもいいな。
そう、税金で暮らし、そのときおりに気に入った女といちゃいちゃする。最高だな!
俺は菊理姫の足から手を放し、おおいかぶさるように床ドンする。
「天狗の里の封鎖は解いてもらえないものかな?黄泉国が道を閉ざしたらしいんだが」
新しい国のハーレムより、まずは当面の問題の解決が先だよな。
「菊理のあずかり知らぬことじゃ」
まぁそれもそうだな。
天狗の里から外部への道が閉じたのは5年前か?
菊理姫は眠っていたから事情を知らないのは当然だ。
「道の…道の開くは…3…5年、じ、10年はかからぬのじゃ」
「ゆるゆると待ち過ぐすがよしじゃ」
えっなに?この菊理姫の反応は?
なんだか子供が夏休みの宿題の進行状況を聞かれたときみたいな反応だな。
まずいことを聞かれてごまかそうと挙動不審になるこの感じ。
「そのようなこと、今宵、肌を重ねるより大事におよばずじゃ」
そういって菊理姫は強引に唇を合わせてきた。
力技でごまかされてるようだと、ますます疑惑がふかまる。
激しく求める唇と乱れた衣、素足が俺の腰に絡む。
そして、言葉や思惑を超え、姫がその身を焦がす烈情にのまれ、理性を失っていくのがわかる。
俺も同じ発情の中にいるからね。
そんな菊理姫の求愛をまえに、しょせんは小心者の常識人である俺はこういった。
「__それ以上は、新しく作る俺の国でも犯罪だから」




