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第1話 Q.聞きたいことがあるのですが聞いていいですか? A.問答無用行ってこい!

あれ?まだ言ってないのにブクマ付いてる…しかも早くも見られてる…まだ昨日投稿したばかりなのに…(⌒-⌒; )

なんともありがとうございます。

早くもPVが50に達成したのだが( ゜д゜)

今別に書いている物語よりも高いぞこれw


そして、先に言っておきます。面白くないですよ?


彼は夢を見ていた。


周りに何も無く、真っ暗で、彼は自分の立っている所の真下を見ると、深く何も無い暗闇がそこにあった。だが、彼はなんの恐怖も抱かなかった。

ふと彼は周りを見ると、そこには何にも無くただ、目を細めると見える光くらいしかなかった。そして、彼はその光に釣られるように前へ、前へ、とゆっくりと歩き出した。

時間は、10分、1時間、1日、1ヶ月、1年と歩き続けていると、突然闇の中に透き通った声が鳴り響いた。そこで彼は、我に返った…


≪ようこそいらっしゃいました。早速時間が無いので、要件を話します。

あなたに勇者の暴走と王様の世界征服を止めてもらいたいのです≫


真っ暗闇の中で声が鳴り響いた。

そんな声を聞いて我に返ってきた彼は、困惑した顔で、左右を見渡しながら


「え?何?は!?ここどこ!?何か声が聞こえる!?え、え、え?何が起きているだ!?」


とパニックになっているが、そんな落ち着かせる時間が無いのか、声は、


≪時間が無いので、詳細はあちらの世界にあるお方が待っているのでその方に聞いてください!では、頑張ってください!!≫


暗闇の中の声はそう告げると、突然彼が「グァ''ァ''ァ''!!??」と苦しみ始めた。そんな苦しんでいる彼に、暗闇の中の声が彼に対して、


≪あ、言うの忘れてた。こちらの世界に慣れさせるために、身体的に、強制成長させています。いわゆるアップデートというものです。これを行うと、一時的に地獄以上のものを感じますが、後々素晴らしいモノがあなたの体に与えてくれるでしょう…≫


と暗闇の中の声は鳴り響いているが、凄まじい苦痛と感じたことの無い激痛の所為で聞いていなかった。

彼が今感じている痛みは、言葉で言い表すと以下のようになる

(グロ注意、あまり想像しないようにするか飛ばすようにしてください)


・全身に刃物を体の隅々まで突き刺して抜いての繰り返しを行い、全身がボロボロになった状態でさらに熱した刃物で傷を繰り返し刺していく、そして、ボロボロになった後に大浴場に醤油が満タンに入った所に全身に浸からせる


・座った状態で頭から数トンの重りをおとし、グシャグシャになったところで海の底で圧力と窒息を感じさせる


・皮の一枚一枚剥がして、剥がし終わったら筋肉の繊維を一本一本切ったり、内臓をそのまま引っこ抜かれて最後に、脳みそグチャグチャにされる


etc…

そんな苦痛と激痛が約1ヶ月に及んだのだが、彼は心が折れずに生きていた。


Q.じゃあ彼はなぜ折れなかったのか?


A.過去に精神と肉体的な虐めと親の虐待に耐えていたから、これくらいの事はまだ軽いものだから、と思い込み耐えられた。


そんな理由で、彼はあらゆる苦痛と激痛を耐えていたのだ。

そして、その日突然彼の体から痛みが消えていったと同時に、彼は自分の体に異変を気づいたところで、暗闇の中からまた透き通った声が鳴り響いた。


≪さて、今度こそ行ってきてください!≫


と少し焦った声が鳴り響き終わったあと、彼の体が徐々に薄く消えていった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…なぁ、ここどこだよ」


俺は、今空を飛んでいる。

さっきまで真っ暗闇の空間で苦痛と激痛を味わった後に、急に治ったと思ったら、暗闇の中にいる?声が「行ってらっしゃい!!」と言われて、飛ばされたところが満月の見える高い空かよ…まぁ、嬉しいけど


「やっぱり満月って綺麗だなー

って!!このままだと落ちて死んでしまうぅぅ!!」


彼は、速い速度で下へ、下へと落ちている。彼はそれを回避するために、頭を働かせた。


((やばい!なんとかしないと…そうだ!全身の服を脱いでパラソルにすれば…いや、待てよ?下に例の待っている人が女性だったら、生きていても、自分の“あれ”を見られたら、多分、この世界でも生きていけないと思うぞ…))


彼は、顔を空に向けて大の字寝そべった状態で考えていた。ちなみに、今彼が落下している速度はほぼ新幹線並みの速さなのだが、彼は頭を回し続けているので、気付いていなのである。

そして、彼はやっと全裸になって負荷を減らすと決意するのだが、時は既に遅く、あと数秒で、地面に突撃することになる。

そんな状態に今更気付いた彼は、全てを諦めた顔をしたあと、目を閉じ、軽く呟いた。


「ああ、やっと死ねるのか…」


あと、100mで全身強打するところで、声が鳴り響いた…

篠宮 瀬科はここは夢じゃないと気づくのはまだ先になります。

そこに何があるのでしょうか?

そして、彼は一体どうなる?

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