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Lastspirit  作者: カツヤ
2/6

第二話 [学校]

遅くなってすいません。

「…朝か…」

今日の彼の第一声がそれだった。

最悪の夢を見た彼は、ベッドから降りようと、体を起こした。

すると、ベッドの中がおかしい事に気付いた。

静かにしていると、寝息が聞こえた。

彼は立った。

「おいコラ。起きろ」

しかし、返事は来なかった。

「仕方ない。オラァ!!」

彼は、ベッドに向かってキックをした。

「痛っ!?」

ベッドの中にいた者は起きた。

「何するのお兄ちゃん!!」

ベッドの中にいたのは、彼の妹だった。

「うるせぇ。着替えるから部屋から出ろ」

彼は、冷たく言った。

すると、妹は「残念」と言いながら部屋を出た。

この後、服を着替えた彼は、一階のリビングに向かった。

リビングに着くと、テーブルの上に料理が置いてあった。

「ん?今日は俺がやるんじゃなかったのか?」

彼は、椅子に座っていた妹に聞いた。

「ちがうよ?明日がお兄ちゃんだよ?」

妹はそう言った。

「そうか。ところで、キナ」

「なぁに?」

彼は妹、キナに話しかけた。

「…いや、なんでもない」

彼は何かを言おうとしたが、止めた。

「そう?」

「ああ」

彼がそう言うと、会話は切れた。

朝食を済ませると、二人は学校に向かった。

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