元異世界最強陰キャの記憶喪失
ガンッ
「よっわ」
そんな声が響く、
「おまえはだれだ...」
お父さんが消え入りそうな声でつぶやく今私の家は...突然やってきた人に占拠されていた
突然やってきたというより、入れてしまった。こいつが、助けてほしいといったから母が優しさで
「うるせえよ、弱いくせに、じぶんのこどもも守れないくせにまあ元々この家に盗みに入っただけなのに抵抗するお前らが悪いんだけどな」
そんなことを言われる、利用されたはずなのに、誰も、何も言えないなぜならこの家でお父さんは怪我してるし母はほぼ死んだも同然だ、だから、まともに生きているのは子供だけだったから
「さっさと逃げたかったのによー母親と父親が変な抵抗するから子供の命が危ない目にあってるんだぜ、ホントは子供は助けたかったのに顔覚えられちゃなー」
そういってそいつは私の近くまで寄ってきて私の顔を覗き込んだ
「お前もしんじゃうんだよおやといっしょにな」
ヤバい、死んでしまう、そう思ったときに父が死にかけなのに消え入りそうな声でつぶやく
「おい...結局お前は誰なんだ...」
「まだ生きてたんだ」
そう男は少し驚いたように言った。だけどすぐ冷静になり言った
「まあ、答えてやるかもう全員いなくなるんだし、俺はなあ、零基 龍来っていうんだ、この世界じゃない世界の人間だよ」
ソイツはリュークと名乗ったしかも別世界だとべつせかいがそん在するとおもっていなかった
「バラしちゃったしいっかホントは使いたくなかったんだけどなこちらの世界の技をつかうな」
向こうの世界の技?それはよくわからなかったがヤバい、そう感覚で思った。
「いくぜ...」
そういって、呪文のようなものをつぶやく
「雷 雷撃」
その瞬間、目の前がフラッシュをたかれたようになった
「うわあああああ」
私はベッドから飛び起きた。
「ああ、またこの夢か...」
そう、私はこの夢を1週間連続みている
「何回見ればいいんだよ...」
そして私は気づいた、今何時かを、いまは8時15分学校開始時刻は8時30分...
「あああああああああ」
「まずいまずい、遅刻する!」
なんていったって私は、1週間連続遅刻だ今日遅刻したら今度こそヤバい。しかも、家から学校まで20分弱かかる
「急がなくちゃああ!」
このとき私は、学校に行くことに無中で、忘れていた、朝の夢なぜ1週間連続で見ていたとか、なぜ、なにか唱えられたあとの夢が見たことがないのかも
キーンコーンカーンコーン
「チャイムギリギリセーフ、危なかったあ」
「おっ、お前間に合ったんだ」
隣の男子から言われる
「ああ、なんとかね」
「今日1時間目から数学だぜ、あの鬼畜教師がまた来るなー」
「ああ、そうだね」
あまり人と会話したくないので、そっけない返事を返す
鬼畜教師というのは、山田先生という先生でとけるはずのない問題を出してくるしかも上位層ばっかりに。
私は学年1位だからメッチャ当てられる
「頑張れよ」
男子がニヤニヤしながら言う
「まったく...ニヤニヤしながら言うことじゃないだろ」
文句気味に聞こえないようにつぶやく
キーンコーンカーンコーン
授業開始の合図がなる
「はい、今から授業を開始するー」
来ちゃったーめんどくさいなー
「というわけでここがこうなって...よしここの問題を海命解いてみろ。」
まるでこの問題は解けないだろうという自信満々な顔で、私に当てる。
「えっと...64523の二乗です」
間髪入れずにほぼ即答、どうだ?あってるだろ?
「あってるな、流石だな...」
メッチャ悔しそうに言う。ザマーミロw
その時クラスの上位層のみんなからなにかヒソヒソ言っているのが聞こえた
(麗って頭いーよなー)
(運動神経は悪いが、テストは満点だし、まあ、陰キャだけど)
(テストに関してはカンニングしてるだろ、あれ)
(そうだよな、カンニングするとかずっる、カンニングなんてするんだったらこの学校来るなよ)
(不正行為の極みめこの世から消えちゃえ!)
クラスの上位層から尊敬とも嫉妬も混じっている声が聞こえた
まったく...そんなに言わなくたって良いだろうに...もはや最後のやついじめ発言だろ
はあ...こんなに言われるんだったらなー親もいないし、友達は...まあ自分で作ってないだけかそれでもいたくないなあ
「...]
その時私は、後ろに気配を感じて振り向いたが、そこには誰もいなかった...