ロリハイエルフは聖女さま?
ロリコンって彼女120歳なんですけど!!~ロリハイエルフと性神官(チョトマテ~外伝
アレン・ブラックフォード
18歳。教会の中級神官。
リリィ
リスティース・オールライト・エデンスハート(リリィ)120歳ハイエルフの精霊魔法使い。
シルフィ
18歳、冒険者の戦士。アレンの幼馴染。
デーツ
18歳、冒険者で中級の魔法使い。
一応、「なろうラジオ大賞2」参加作品
「こんの、ロリコンが〜〜〜!!」
毎度の幼馴染シルフィの朝の挨拶に辟易しながら左腕に巻き付くロリっ娘ハイエルフ、リリィがゴロゴロ喉を鳴らしているのをはがす。
顔の形が変わるほど殴られ、回復魔法を一回分浪費するのも定番となった昨今、敢えて言おう、年上好きだと!!
いや、前から解ってたとか言わないで、流石にお袋くらいの年上好きとかいう上級者じゃないから、うん。
年の頃は20代半ば、そうそう冒険者ギルドで見掛けるアレシアさんなんかがイイね!こう、ボンと(ナニが?ナンだろうねぇ)きてキュっとしてバインとな(笑)
健全男子たる俺は、たとえ120歳と言えどもロリっ娘ハイエルフのリリィに欲情とか有り得ない!あり、え、えええ〜〜!
何故ギンギンに!!アレシアさんの事を考えたからか?
左右両側からの熱い視線を股間に感じる!ヤバい!乙女が居る前でソロキャンプしてテント建てるとか!
毛布を巻き込み股間をガード、適当に誤魔化す話題を振るが敵も然る者二人でアイコンタクトでニヤついている。
鎮まれ我が荒ぶる神よ!し・ず・ま・れ〜〜〜!
ところで、いつの間にそんなに仲良くなったんだね?キミたち・・
◇
冒険者ギルドと教会からの依頼で俺たち4人(俺、デーツ、リリィ、シルフィ)は領主の騎士の演習訓練に同行する。
騎士三名、従騎士五名で街から大分離れた森に猛獣や魔物などの探索と討伐に来たわけだ。
昼休憩に、ガサツとロリとはいえ女性二人もいる俺たちに気を使って離れた場所で休憩する騎士たちに感謝だ。
「アレンさまは、歳上の女性がお好みですか?」
「ハイエルフは長命だから大人になったリリィの姿は見れないだろうね」
「見たいですか?ちょっとの時間なら大丈夫ですよ。五分から十分くらいですね」
「ホント?それは見たいな!」
リリィは目を閉じ小さく呪文を唱える。そして
「殖装!巨乳装甲!!バインバイン!!」
カッと2メートルほどの光球が出現して魔力障壁がリリィを包み込む。
輝きが納まるとそこにはリリィの面影がある大人のハイエルフが居た。
で、デカい!!マヂでこれがリリィなのか・・
俺は彼女の足元に跪き手を掬い上げ
「リリィ、俺とけ「「「聖女様~~~~~」」」」
「おお、聖女様」
「本物の聖女さまだ」
騎士たちが駆け付け、アダルティリリィを聖女と勘違いする。
その瞬間に魔法の効果が終了して、俺の背中に張り付いたロリハイエルフ。
「聖女怖い、聖女いや・・アレンさま助けて」