表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

2 子供は助かるべきでしょ

目を開くと、幹の太さが直径1メートルもあるような樹木が林立していた、が、適度に光は地面まで届いているようだ



「はじめまして異世界、これからよろしく」



鳥の囀りも気持ちいいし、いつのまにか、服装も村人っぽくなってるし、異世界に来た事を感じていると、あることに気がついた。



「俺、オススメなんて言ったけど、もうちょっと具体的にいえばよかったかもな、何貰えたんだろ?」


こういう時は自分に向かって




「スーパ〜ミラクル〜ウルトラ〜鑑定!!!」




ハルジは興奮して変なテンションになっていた。




_____________________________


ハルジ・コンノlv1

種族:ヒューマン

状態:良好


HP18/18

MP247/249


ユニークスキル

鑑定

回復魔法[改]lv1(ヒール、キュア、体調変化)

魔眼(アナライズ)

アイテムボックス

異世界言語


スキル

生活魔法lv1(着火(ファイヤー)放水(ウォーター)洗浄(クリーン))



加護

主神の加護

天使エリスの寵愛


_____________________________



なるほど、基準がわからねぇ。でもおそらくHPは少なくて、MPは多いんだろうな。


「……いや、HP少な!!!死ぬじゃん!」



やっぱり、魔物倒して経験値を得ないといけないのかな。とりあえず、他の項目も見てみるか。




_____________________________


体調変化


ありとあらゆる体調、成分を変化させることができる。

_____________________________




「いや、雑かよ」

いや、でも、俺がお願いしたようにできてるな、心を読むってのはさすがだな



_____________________________


魔眼(アナライズ)


回復魔法[改]と鑑定が融合してできた。

怪我、病気、呪いの位置を知ることができる。


_____________________________




_____________________________


主神の加護


幸運を呼び、あらゆるものに耐性を持つ


_____________________________




_____________________________


天使エリスの寵愛


あらゆるものに好かれやすくなる


_____________________________





エリスってあの天使様の名前かな、実は結構すごい人、いや天使なんじゃないか?あらゆるものって。




「ま、これだけ使えれば生活には困らなくなるでしょ、ヒールなんて需要たかそうだし」




まずは、街道を探そう、近くに都市があるはずだし





1時間後




「いや、ここどこ!!」



ハルジは迷っていた



とりあえず、木刀になりそうな木の枝と、大きめの石を持って歩いてたけど、全然魔物にも会わないし、街道もないし、どうしようかな。



途方に暮れながらも歩いていると、



「ヴヴゥ…」


全身に怪我をし、今にも倒れそうな子犬に遭遇しハルジに威嚇をしだした。



うわ、初めての動物がけがしてる。襲われなくて良かったと考えるべきか、かわいそうと考えるべきか…



「鑑定」



_____________________________


名無しlv2

種族:フォレストウルフ

状態:重体


HP1/16

MP7/20


スキル

風魔法lv1(エアーボール)


_____________________________


「治してやるよ」

自然とそう呟いていた。



近づいてしゃがみこみ、手をかざした瞬間


「ガウッ」


ハルジの手は思いっきり噛まれた。


「イッ………」

だがハルジはそのまま、犬を抱きかかえ

「ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ひー……」




バタンっ



そのままハルジは意識を手放し倒れた。













ペロペロペロペロペロペロペロペロ



ハルジは顔に湿ったものが当たる感覚を覚え、目を覚ました。




「イタタタ、外で寝るってのは体に悪いな、全身が痛いや、ヒー…あそうだ、俺噛まれて、あ!手!…は治ってるな。あ!犬!」



「キャン!キャン!」



足にすり寄って、甘えてくる、めっちゃカワイイなコイツ、さっきので心を開いてくれたのだろうか。



「魔眼!」



何も起きない、多分怪我が治ったってことなのかな?良かったな。


「洗浄」


体にこびりついてた血と汚れを落としてやった


「じゃあな、今度は怪我するなよ?」



そう言い、俺はまた歩き始めた。




テクっテクっテクっテクっ



ポテポテポテポテポテ



テクっテクっテクっテクっ



ポテポテポテポテポテ




めっちゃついてくる………



「俺とくるか?」


「キャン!」



「じゃあ、名前をつけないとな、んー、『ハヤテ』なんてどうだ?」


「キャン!」


「よし、ハヤテ、街道までの道のりを教えてくれ!!…なんて知ってるわけないよな」


「キャンキャン!」


ハヤテがこっちに来てとでも言いたそうな目をしている。


「付いて行くだけならタダだし」






10分後






「本当に出れた…すごいぞハヤテ!よーしよし!よーしよし!よーしよ(ry」


2分後


さてと、いっぱいモフッたところで街に向かいますか、遠くに見えてるのが多分、そうだよな。






あそこに並んでるのは入り口かな?並ぶか







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ