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第一が海域の支配権を放棄するまで
「えぇ・・・(戦慄)」
来訪して初日で始まる世界大戦・・・。一個大都市圏で構成される、【大国】である、その八角国家。ちょうど、中央半球とは反対側の、その極点上に在する、海半球唯一の陸塊=真円形のそこに、それは鎮座していた。
今まで中立にして、その他者の影響を排除しまくった、その八角国家は。
今こうして、一切、豊かな資源、その全てを自給自足できる、その大国が、ついに、世界大戦の火蓋を切る。
「えっと、、、どうなるのこれ??」
当の女神は完全に場違いであった。
「さすが、ご英断です、王。」
「えっと、帝。それは結構ですが、それから先の運びは。」
このまま行けば、第一国家の海軍が離脱するまで、第5、八角の海軍力が追撃をし続けるだろう。
そして、その第八国家は二分されており、やはり、第5国家側と第1国家側の陣営に分かれており、それぞれ、海に面してるか、そうでないかで、一気に分かれていた。