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冬の雨が上がる時  作者: 登夢
第1部 家出・同居編
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おじさんの新しい楽しみ

月曜日の朝、私はあわてておじさんを揺り起こした。おじさんは目を覚ますとシーツが血で汚れているのに気づいてくれた。おじさんが慌てている。


「出血しているけど大丈夫か? 昨日のことが原因か? 悪かったな」


「生理になったみたいです」


「ええ!」


「それじゃあ、どうすればいいんだ」


「ナプキンがいります」


「そんなものここにある訳ないから、すぐに下へ行って買っておいで」


おじさんはすぐに起上って財布からこれくらいでいいかと言って千円を渡してくれた。それから押入れからぼろきれを出して渡してくれた。私はすぐに身繕いをして下のコンビニへ買いに行った。


すぐに戻って来て、バスルームに入って手当をした。これで大丈夫。おじさんを驚かしてしまった。バスルームから出ていくと、もう朝食の準備ができていた。二人座って朝食を摂る。


「俺は会社へ出かけるから、シーツを洗っておいてくれるか? 新しいシーツは整理ダンスの中にあるから交換してくれ。それとパジャマや下着もよく洗っておいた方がいい」


「分かった」


「それから、今日は3千円あげるからナプキンを多めに買ってきておいた方が良い。ドラッグストアの方が安いと思う」

「ありがとう」


おじさんは出勤した。私が生理になるなんて思ってもいなかったと思う。でも私のことを気にしながら会社に行った。これでしばらくはおじさんも私をそっとしておくしかないだろう。あんなことに慣れてはきたが、これでしばらく夜はゆっくり眠れるかもしれない。


シーツやパジャマなどを洗濯した。分からないくらいにきれいになった。ナプキンも近くのドラッグストアで買い増した。これでしばらくは安心だ。私の生理は軽い方なので特段気を付けることはない。木金土日の4日間はおじさんのしたい放題にされていたので、身体を休めたい。


◆ ◆ ◆

玄関で鍵を開ける音がする。おじさんは今日は早く帰ってきた。まだ、8時前だ。玄関まで迎えに行く。


「おかえり。洗濯をしておきました」


「そうか、きれいになったか?」


「分からないくらいにきれいになったから」


「食事は?」


「食べました。昨日のお好み焼」


「そうか、よかったな。お金を使わずに済んで」


私はお金を返そうとすぐに財布を取りだした。


「取っとけ、好きなお菓子でも買ったらいい。未希の当然の取り分だから」


貰っておいていいと言われてお金を財布に戻した。


「それより、今日は下の口はできないが、上の口を使ってもらうぞ、覚悟しておいて」


いままでもさせられたことがあるから、おじさんの言っている意味が分かった。それで頷いた。おじさんはそれを確かめるとお風呂の準備に行った。


おじさんが先に入って、すぐに上がってきた。私はあとから入った。今日は一緒に入らなくてもよかったみたい。パジャマに着替えてベッドのところで行くと。おじさんがベッドに座って待っていた。


私はベッドの脇に座っておじさんに言われたとおりに始めた。おじさんがうまくないといって私の指をなめて教えてくれた。そのとおりにする。


何かが口の中に広がった。はじめての味で驚いて吐き出した。おじさんは私のようすをじっと見ていたが、すぐに横になった。


私は歯磨きをもう一度してからベッドに戻って、おじさんの背中側に横になった。あっという間のできごとで何が起きたか分からなかったが、だんだん理解できて来た。いつもより簡単で身体が楽だった。しばらくはこれが続くのかと思っていたら眠ってしまった。


やはり、おじさんは次の晩も同じことをさせた。でも違った。今度は吐き出さないように口に手を当てられた。抵抗したが、おじさんの意図が分かって、飲み込んだ。


一度させられると次は抵抗がなくなる。自分でも不思議だった。それからはおじさんも次々にやり方を変えて来る。おじさんのしたいようにしてあげる方がいいみたいだと分かって来た。早く終わる。


4,5回も同じことをするとさすがにおじさんも飽きて来たみたい。私が慣れて、いやがらないようになると、面白味がなくなってきたみたいだった。慣れたころに生理が終わった。いろんなことがあったけど、私がここへきてもう1週間が過ぎようとしている。


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