第16章魔族侵攻6
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ヴィンハルト王国 国境1
その夜、ポンチ王の寝所を抜け出し、クリスは配下10人を呼び寄せる。「敵の砦の指揮官達を魅了し反乱や謀反を起こさせるのよ!」と命令する。
(寝てくれてると都合が良いわ。)とアーク達の寝所に潜入する。(ここね。)と近付く。あっという間にハンゾウや配下に全員捕えられてシヴァに頭を弄られる。
全員が1つの部屋に入れられた。1人の男が入って来た。「ヴィンハルト王国のヴィンハルトだ。よろしくな!」と軽い感じで挨拶して来た。
「ところであなたがリーダーかな?」と言ってきた。「そうよ!私が第10将軍のチャームよ!」と言ってしまう。(なぜ言ってしまうの?)とパニックだ。
10人も次々と喋って行く。「ポンチ王を洗脳したのは誰だ?」と聞かれ「私よ!」とチャームが答える。「誰の命令だ?」「ベリアルに決まってるでしょ!」と答える。
(何で呼び捨てになるの?)と泣きそうだ。「ポンチ王はどうやって洗脳したんだ?」と言われ「私はサキュバス。夢に入れるのよ!」と次々答える。
「じゃ本当に妊娠した訳じゃ無いのか?」と聞かれ「当たり前じゃない人間なんかの子供なんて!」と答える。
「どうすれば洗脳が解けるんだ?」と聞かれ「私か配下が解くか私達が死んでしまうかよ。」とチャームが言う。
「面白い能力だな。ベリアルより僕に遣えないか?」と僕が聞くと「誰がアンタなんかに遣えるもんですか!!」と強気だ。
「じゃあこれから勝負して負けた方が従うっていうのはどうだ?」と言うと「剣じゃ勝てないわ・・」と言うのでベッドに行く。
「えっ、えっ、待って、まだ私処女なの・・ヤン、そんな・・アーーーーーーーーーーーーーー」と声が響く。気絶したがまた攻める。
「も、もう、許して!」「ヤダ、ヤダまたクルーー」「もう堕ちちゃう・・堕ちるの・・」「もうごしゅりんたまのころも・・うみまちゅ」
10にんも同じように味方になってくれた。良い事をした後は気分が良い。「私・・初めてだったのよ・・あんなにして・・戻れないよ・・」と泣く。
「おう!ずっと居ろよ!」と言うと10人も「よろしくお願いしますご主人様!!」と嬉しそうだった。
ポンチ王の陣営はパニックだった。愛妾のクリスが居なくなり王が戦いどころでは無くなった。そんな指揮官の元で誰も死にたくない。
次々と兵が逃げ出して行く。貴族もこんなバカな王と戦えないから自領に帰ろうと王の許可も得ず帰って行く。
そしてアークとカールが遂に討手になる。散々討ち取られポンチ王も討たれた。先に抜け出した貴族も追いつかれ討ち取られていった。
悲惨なのは何も知らず第2砦前に居た200万だ。前後で挟み撃ちになり降伏した。こうしてソロン連邦は滅亡した。
何も知らない他国は王がマヌケだと大国でもあっという間に滅びて行くんだと戦慄した。自国は大丈夫か?と民衆も貴族も思っていた。
そしてチャームはメロメロになり「ご主人様~!今度、第6将軍のハザード将軍って脳筋が旧インデア帝国か旧ソウジ王国からきますよ~!」
「ね、全部喋ったんだから子供欲しいれす~!!あーーーー!」とすっかり味方になっていた。
名前 ヴィンハルト(20歳) 180㎝ 70㎏
身分 ヴィンハルト王国国王(人)
階級 聖剣士
LV 240
HP 240000
MP 24000
体力 2400
知力 2400
敏捷 2400
魔力 1100
運 100
スキル 剣聖 召喚 飛翔術 ゲート 神の裁き
固有スキル 万里眼 限界突破 SHOP 神威
装備 天叢雲剣(S)帝国軍服(S)帝国軍靴(S)
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