第16章魔族侵攻4
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ヴィンハルト王国 王城
獣人族の人には中々分からなかったようだがヴィンハルト王国国王=ルシファーとミカエルに呼ばれている人=王様、使徒様、ハルト様と街で呼ばれている人と認識出来るようになったようだ。
「それで私達は王様の事をどう呼んで良いのかな?」と初対面の時襲い掛かって来た猫の獣人族が聞いてきた。マリ風を着こなしセクシーな2人だ。
「好きに呼んでくれ。」と伝える。「私はカスタード、でこっちは双子の妹のカカオって言うのよ!覚えてね!」とよく似た姉妹が言う。
「それでね・・私達18になるんだけど・・その発情期がきて・・やっぱ強い人が良いなと・・それで・・」皆まで言わなくて良い。
2人ベッドに連れて行く。「えっまだ、避妊してないよ・あっ王様ダメ・・」とカスタードが気絶する。
カカオも「は、初めてなのに・・良い!」と叫んで気絶した。明け方まですると「ごひゅりんたま・・かしゅたーろはもうごひゅりたまのオンナれす!」「か・か・お・も・・」
2人は恋人として王宮に出入りするようになった。
一方で北の大陸では
「なに!ではベルゼは何もせず敗れたと言うのか?」「名乗りを上げる途中に切られました。」と監視していた魔族が答える。「ふーむ・・」と考え込むベリアル。
「所詮第9将軍のベルゼです。弱すぎたのでしょう?」と第6将軍のハザード将軍が言う。「では次回、卿に任せるか?」とベリアルが言う。
「おお!有難き幸せ!私が必ずやヴィンハルト王国を崩壊にそしてヴィンハルト王の息の根を止めてご覧にいれましょう!!!」と喜色満面の顔で言う。
ハザードが去り、「あの脳筋将軍だけで本当に大丈夫なのでしょうか?」と第10将軍のチャームが聞いてくる。
「何か良い案でもあるのか?」とベリアルが尋ねる。
「そうですわね!ひとまず私が人間共の大国と呼ばれている国の王を籠絡してしまい、双方から攻めると言うのは如何でしょうか?」と魅力的な笑顔でチャームが答える。
「何か国かあるが、何処の国が良いと思うか?」とベリアルが聞くと少し考え「旧オローシア帝国と隣接していた、ソロン連邦辺りがよろしいかと存じますわ!」とチャームが答えた。
「ならばハザードは少し遠回りになるが旧インデア帝国か旧ソウジ王国から攻め入らすかな?」と悪巧みを働かせる。
「さあ!この状況をどうするのかな?ヴィンハルト王よ!」アーハッハッハと高笑いするベリアルだった。
ヴィンハルト王国 王城
僕は今、執務室にミカエルと居る。「私ね・・最初に魔族が侵攻してきた時、何の役にも立たずハ、ハルトに気絶させられて終わったでしょ?」とミカエルが言う。
ミカエルは今、誰より短いスカートで座っている。そしてパンツが見えてる。(今日は黒ヒモだな。)と眺めていると「聞いてるの!!?」と怒って来る。
ヤレヤレ、相変わらず怒りっぽいなと思いながらもまだ見てるとジンワリと湿っていくようではないか?「聞いてるよ。大した事じゃ無いさ。」と言ってじっと見る。
「ど、ど、どこ見て答えてんのよ!」とまた怒るがイスに沁みが出来てくる。(そろそろかな?)と思い呼び寄せアイスキャンデーよろしくさせる。
「ご主人様にご奉仕するミカエルはお好きですか?」と上目使いで聞いてくる。「おお!もちろんだとも!」と言うと上機嫌だ。
ミカエルをこんな風にしたんです。責任取って下さい。と可愛く言った。
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