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海外から異世界に?  作者: 駿
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第15章王国再編7

ありがとうございます。

ヴィンハルト王国 王城


「お見合いもよろしいですが私達の事も忘れないように!」と妻達が言って来る。今は1人も産んでいないか産み終わっているのだ。


「せっかく暫くは王城に居るのですからね!」とみんなから言われる。周辺国から側室をと、引っ切り無しで来るのも彼女達は知っているのだ。


(もう増やす気は無いんだけどなあ・・)と思ってはいるがこればかりは仕方ない。でも妊婦が居ない今ならショー出来るよねえと考えていたら・・


「若!準備が整いましたぞ!」と爺が声を掛けてくる。それぞれが男女ともに番号の付いた名札を付けているが読めない、分からない人も多い。


後ろに書記官を配置しており、字が読めない人は書記官に聞くようにしている。最初は第一印象チェックだ。


男がズラッと並び、女性が品定めをしていく。気に入った番号の人と会話をしてもらう事にしている。


人数が多いので1週間は掛かった。上手くいく人も居れば中々アピール出来ない人も居て悲喜交々である。


将軍になった5人もそれぞれの部下や配下にハッパを掛けている。そんな中、アークが声を掛けてきた。


「3人とも懐妊したよ!俺も来年パパになるんだ!頑張るよ!」と嬉しそうだ。「みんなも俺を見習い幸せを掴めよ!」と上から目線で兵達に言う。


「陛下のお蔭だろ?」「私達の事顔ブス性格ブスって言ってたらしいわよ!」「美人ばかりで羨ましい・・陛下俺にも・・」「リア充死ね!」と小声で言っている。


凹むアークが居るが「な、なあに、その内みんな分かるよ・・なあみんな。」と兵に言うアークだった。


しらーっとした空気の中お見合いが続く。500万人のお見合いは1カ月近く続くのであった。


「お見合い最後の日にまたショーをやろうと思うんだけどどう?」と聞くと妻達は大賛成する。アンジュは2人目を産んだばかりだがやりたいと言う。


「今回は水着ショーを行おうかと思うんだ。」と言うとイチゴが怯んだ。「私・・胸が小さい・・」と言うが「後で揉んでやる。」と僕が言うと「やる!」と返事した。


他の女性陣からゴミを見るような目で見られても怯まないぞ!そして張り切ってアンジュが水着の種類を作って行く。


そして爺と500万は入れる球場のような観客席を用意する。球場と違いランウエイ以外は観客席に出来る。そして少し遠くの立ち見席も1000万用意した。


ハンゾウ、シズカ、フランクがまた忙しくなる。『1か月後にヴィンハルト王の美しき妻達のファッションショー第2弾が今度は王城だ!しかも水着だぜ!セクシー美女の競演を見逃すな!』


といったビラや話があっという間に広まっていく。前回行けなかった人は切望していた。幅100mの道路に人が溢れる。


王城郊外にホテル(大)を1000買って収容出来た。管理はセバスとメビウスに任せた。


そして遠見用のオペラグラスを工房に作らせていたが、どこの工房もパンク状態で作っている。1つ10万ギルで売るがこれも1000万個完売した。


今回ランウエイは水の上に作った。細長いプールの上にランウエイが有る感じだ。水が乱反射しより夏らしい演出になった。


やはり人が多いので昼と夜で3日間行う。1週間の期間でみんなに慣れてもらう。今回初めてのアマンダとルフランは緊張していたが徐々に慣れて行く。


そしてお見合い最終日、100万のカップルが誕生した。花火が打ち上がり明日からショーになる。皆、緊張しているようだ。


多くの人が喜び、そして敗れた人が慰め合い閉幕した。

評価頂いた方々感謝申し上げます。

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