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海外から異世界に?  作者: 駿
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第15章王国再編3

ありがとうございます。


(な、なんで空飛んでる?この王様は何なの!?)ルフランは落ちないようにしがみつくしか無い。


テーゼにあっという間に到着した。(でも護衛の人達置いてきたままだわ。)とルフランが思っていると「ゲート」と言って王城に戻る。


「な、なんなのーーー!!!」とルフランが叫ぶ。また護衛達を連れて一瞬でテーゼに戻る。皆ポカーンとする。


テーゼに会い各部族の長や各国の元首達に会いたいと告げ、家(小)を出し唐揚げとポテトフライを作る。子供たちにはクッキーやチョコを食べさせる。


「お兄ちゃん!美味しい!」と小さな子は喜ぶ。大人にはアテに唐揚げやポテトを出し、バーボン、スコッチ、ワインや日本酒を出し盛り上がる。


「だから僕は側室も人質も必要無いんです!」と言うと「それでも!」と言う人がいる。「皆さんの奥方は側室大丈夫なんです?」と聞くと「い、いや・・」と何人か動揺する。


「でしょう?僕も大変なんですよ・・分かって下さいよ。」と泣きを入れる。「お、おう!オメーも大変なんだな。」と爺さんっぽい人が同情してくれた。


「俺っちの家も大変だったさ!かかあに殺されるかと思ったぜ!」うんうん、良い感じだと僕が思っていたらルフランが来た。


「でも私はこの人の側室に成りたいんです!!」と今まで築き上げた流れをぶち壊した。どうやらルフランは泣き上戸だ。


他の国の大使や元首達もルフランに同情し始めた。でも他の国々とも仲良くなれ「ヴィンハルト王は話せるヤツ。」「意外に人間くさい。」と好評を得た。


かくしてルフラン以外は皆、人質も側室も出さないがまた一緒に飲んでくれ!となった。まあ10人以上連れて帰るよりマシかな?と思う。


テーゼに「ルフランを出したく無いでしょ?」と僕が聞くとルフランの殺気を感じた父は危険回避した。「娘の意志にまかせたい。」と棒読みのセリフで。


結局連れて帰る事になり、もう同盟関係ないじゃん。と皆にツッコまれた。


ハンゾウからアリバの情報が持ち帰られアルファの部隊に知らされる。作戦名は『サイレント・キラー』になった。


攫われたり捕えられている人を救出を目的とし、敵の背後から忍び寄り殺していくのだ。


敵は騒ぐ事も出来ず静かに死んでいく。「おい!今日はヤケに静かじゃねえか?」とギャングが言う。


「そうですか?」と手下1が言う。「オメーちょっと様子見て来い!」とギャングが命令する。手下1が「うぐっ!」と言う。「どうした?何があった?」と聞くが返事が無い。


様子をみようと立ち上がり「おい!誰か返事しろ!」と言いながら歩いていると突然、首に痛みが走る!


「んぐ!」がギャングの最後の言葉だった。こうしてアリバの一味は誰も居なくなった。まるで消えたように。


たまたま訪れた人が誰も居なくなってると騒ぎ、色々な国が調査に入るが元々誰も居なかったかのように静かだった。


病気や怪我、ドラッグで苦しんでいる人はシズカとシヴァに治療を頼み、捕えられていた人は解放された。


何処の国もヴィンハルト王国の仕業だろうと思っているが証拠は無い。そしてアリバの地域はヴィンハルト王国に接収された。


それにもっとも反応したのはインデア帝国、そしてオローシア帝国だった。どちらも境界が増えたからだ。


そしてこの後、インデア帝国とオローシア帝国そしてなんと、ソウジ王国が三国同盟を結んだ。

今後ともよろしくお願いいたします。

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