第11章ヴィンハルト王国8
いつもありがとうございます。1日2話投入します。
ヴィンハルト王国 王城
今夜はフェナが来ている。「いつかの約束するよ~!」「そうそう、私サキュバスのハーフだから少々じゃ満足しないからね!」と言っていつかの約束をする。さすがに得意と言うだけある。
ごくごくと飲み干した後すぐ反撃に移る。「えっ?ちょ、待って・・」3時間後「えっ、もう許して!」5時間後「人間に・・あたしが・・堕とされ・・」7時間後「ゆ、ゆるちて・ごひゅりんしゃま」
朝、すっかり堕ちたフェナがいた。「あたしのご主人様!おはよう!」と幸せそうだ。
昼、砦に行ってみる。アーク達が訓練している。「どうだいアーク、この砦は?」「いやあ、文句のつけようがねえよ。」と満足そうだ。「100万来ても勝つぜ!」と嬉しそうだ。
夜、エリザを呼んだ。「そう言えば顔もルシファーと言う人に似てるの?」と聞くと「もうあまり覚えてないの。」と寂しそうに言う。覚えているのは魂の響きだと言う。
「じゃこれから恋人になろう!」と言ってエリザを抱いた。5000歳だが初めてだったようだ。「僕が最初で良かったの?」と聞くと頷く。
「私はあなたの子供が欲しいの・・・」と可愛い。朝までいっぱい愛した。
オローシア帝国 帝都
「オシリスキー陛下!!!大変です!!」「朝から騒がしい。何事じゃ。」「ヴィンハルト王国が・・峠に砦を築いております!」「ではすぐ壊せ!バカか?」
「陛下。それが・・」と宰相が来る。「どうした宰相?」「もう完成して兵が入っております。」「はあああ!??国境警備隊は何をしていたのだ!??」
「その・・1日で出来たと・・」「ならハリボテではないのか?」「騎士団も確認しましたが重厚でとても1日で出来たとは思えぬと・・」「いったいどうなっている?とにかく兵を用意せよ!」
軍容が決まった。間道6つに1万5千で9万、予備に1万で計10万。主幹道路は100万を駐留。エラク王国には70万で全部で180万の大軍勢だ。
「これでアリ共をふみつぶしてやるわ!!」ワッハッハッハ!!!
ハルトはエラク王国の国王と会談していた。「な、70万だと・・もうダメじゃ・・」とキウイ王が涙を流しそうなくらい嘆いている。「お父様・・」パトリシアが心配そうに支える。
「私達どうすれば・・」とパトリシアが悲しそうに言う。「それでですね。キウイ王、今回同盟しましょうという話です。」と明るく言う。「な、なぜじゃ?」と驚く。
「そうでないと僕がこの国を守れないからです!」とニコニコしながら言う。「70万、70万だぞ・・」と声を落とす。「はい!1日、いや半日あれば片付きますよ!」と笑顔で言う。
「そ、そなた何を申しておる?」と頭でもおかしいのかと言いたそうだ。「大丈夫です。王の名で内外に同盟したとそしてヴィンハルト王国が救援に来ると言って下さい。」と言って席を立つ。
パトリシアにしても半信半疑だった。(でもあの時、神を信じるか?と聞かれ信じてるとお答えしたわ。だったら最後まで信じよう。)その時だった。ハルトが「国境まで一緒に行く?」と聞いた。
「ぜひ!お供させていただきます!」
新しい章になります!




