第11章ヴィンハルト王国4
少し進みそうです。お越し下さりありがとうございます。
ヴィンハルト王国 王城
3人幸せそうな顔して眠ってる。少し動くとトパーズが起きた。「お、おはようございますハルト様。」と照れてる。「私達はオンナにして頂き幸せですが・・ハルト様はまだまだ・・」
そう言って元気な部分を凝視してる。若い身体だから仕方ないんだよと言いたい。「見てると・・こうなります。」と僕の手を導く。ぬるぬるだ。
「こんなはしたないトパーズはお嫌いですか?」と聞く。「もっとはしたなくなれ!トパーズ!」はい!ハルト様専用のはしたなくてエッチなオンナです!」と叫ぶと2人も起きてくる。
パールとガーネットも参戦し、昼まで嬌声が響いていた。
マリアは教会で毎日祈りを捧げている。(ご主人様の御子を授けて下さい)祈ってるだけではダメだと思いシャムに負けないよう神官服もミニにした。
ハルトが近くを通る。不思議と風が吹き「イヤ~ン!」とマリアが色っぽい声でハルトにスカートの中身を見せる。履いていないのですぐ食いついてくる。こうしてマリアも懐妊した。
昼から爺が来た。フェナとエリザを紹介する。ジョーカーの件を話すると爺以外で過去に大賢者と言われる人は多くないらしい。確か最初の大賢者がそんな名だったと言う。
「ヴァンパイアに魔族ですか?」と言うと「もうヴァンパイアじゃ無くなったわ。でも魔力は衰えてないわね。」と言う。どうやら爺にも匹敵しそうだ。
「私は大した事ない魔族よ。」と言うが知力は爺に匹敵する。結界以外に幻惑、ドレイン、呪い、魅了等も使えるそうだ。良く勝てたな僕。
爺が今の王国の現状を教えてくれた。この大陸で言えばまだ1/100程度の広さを押さえただけだそうだ。この国は最南西端に位置し東にも北にもこの国を狙っている国があるという。
特に北だと言う。ラフランスが弱っている時に小国が連合を組んだりして攻め寄せて来た。僕が撃退したが、その時に背後から襲いあっという間に攻め滅ぼしたそうだ。
その名は、オローシア帝国、3代目皇帝オシリスキーだ。オシリスキーは悪魔の王と恐れられている。別名狂犬らしい。ちなみに僕は使徒の王、別名種馬だそうだ。全くもって不本意だが。
「さて、恐らくですが狂犬VS種馬になるでしょうな。」と言ってきた。もちろん負ける気ゼロだ。まず情報統制してやる。「ハンゾウ居るか?」と言うと「はっ!」と言う。
「今、国内で諜報活動している帝国のヤツは全て捕えろ!入国するヤツも全てだ!それと帝国にいるレジスタンスと渡りを付けといてくれ!出来るか?」「もちろん!ただちに行います。」
これで帝国はどう動くか楽しみだ。「そういえば、帝国とうちに接しているエラク王国の視察団が今日来ますぞ。お会いになられますか?」と爺が言った。「そうだな。会おう。」
エラク王国視察団 団長第三王女パトリシア目線
遥か遠くからでも見えてたけど何なのこの城・・城門までの道も綺麗。幅は100mは有りそう。併呑された国も不幸そうじゃ無かった。好景気に沸いているみたい。
城門に近づいてくる「な、なんだ、あの門・・」と誰かが言う。門と城壁の高さが200m位ある。山のようだわ。これって・・人が作れる物なのかしら・・
門から城までもかなり長い。近づくにつれイヤになる。種馬って呼ばれる王、ゲスで品性も知性も無さそう。そんな人に嫁ぐの私?国の為に誰かが犠牲にならなきゃいけない・・なぜ私なの?
そしていよいよ到着。私は馬に結婚してと言わないと・・いけないよね?この扉を開けると馬が待っているんだわ。あーまた泣きそう・・・
「余がヴィンハルト王国 国王のヴィンハルトである!!!」
登場人物が多くなってきました。僕の脳が・・・




