表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
海外から異世界に?  作者: 駿
59/258

第10章統一編6

評価して頂いた方々感謝です。


アルメニア皇国 王城にて


ハルトと王家家族が揃って会談をすることにした。「今回、全貴族が謀反を起こした事について卿はどう思っているのだ。」とハルトがベンザに問う。


「陛下、わ、私は何も悪くありませぬ。彼らが勝手に謀反を起こしたのです。」とベンザが言う。「王の知らない所で全貴族が謀反を起こすと王は悪くないと卿は言うのかな?」「そ、そうです。」


「今回10万近くの兵や民が亡くなっても卿は知らぬと?」「そ、それは陛下が殺し・・」「ほう!余が手を出さねばそなたやそなたの家族はどうなったか卿に問おう。」「それは・・」


「民や兵はおろか、自分の家族すら守れず、貴族の1人も味方しない王を卿はどう思う?」「・・・。」


「家族が死を覚悟している時、その方は何をしていた!答えよベンザ!!」「す、すみません・・・なにも・・・」


「王とは国を富み民を育む者だ、卿は何もしていない、自分の家族すら守れない、貴族は好き勝手するでは卿は王の名だけの飾りだ。」と言うとベンザは泣き始めた。


先王から譲位され王になったが、自分には何も決められなかった。失敗するのが怖かったから。だからやはり自分は王の器ではないと認めるのも怖かったのだと家族の前で泣いていた。


王家でこの国の未来をどうしたいか良く話し合って欲しい。もし立て直しに助けが欲しいと言うのであれば悪いようにはしない。約束すると言って出ようとするとパールとトパーズが来た。


「私は第一皇女のパールです。私達も父も救って頂きありがとうございます。大したお礼やおもてなしは出来ないのですがこの城でお休みになって頂けませんか?」と言う。


「父か国か?とイジワル言ったんですからね。私達いっぱい泣いたんですよ。だから今日はお返ししないと!」と舌をペロッと出し笑う。


部屋を宛がわれたがする事が無い。ボーっとしていると会議が終わったのかアランが来た。緊張して「へ、陛下。」と呼ぶので2人の時はハルトで良いよと言った。


色々他愛も無い話をしているとアランは甘いものが好きだというのでインスタントコーヒーでカフェオレを作りSHOPでイチゴショートを買って食べさす。アランは感動して姉達に自慢しに行った。


3人が、なんでアランだけ・・・と疑惑の目を向ける。仕方ないので3人にも同じ物を出した。「イヤ~ン!幸せ!」「こんな美味しい物があるなんて・・」「生きてて良かった!!」と騒いでる。


僕とアランがヒマになったのでプリンを出した。「ハルト様サイコー!!!ウマ~~~~!!!」と騒ぐからすぐバレる。「テメー姉に内緒で別のを食ったな!出せ!!!」と揉める。


「じゃ自分達でハルト様にお願いしなよ!でもハルト様は色っぽい人が好きって言ってたよ。姉さん達歳食ってる割に色気無いから無理かな?」と言って大笑いしてる。


待てアラン!それではまるで僕がアランの色気に負けプリンを出したように聞こえるぞ・・・


「あら、アラン。誰が歳だけ食ってるのかしら?」と冷たい声でパールが聞く。「ハルト様って女より・・」とガーネットが落ち込む。「弟より色気無い・・」トパーズがショックを受ける。


「ヒッ!!」と叫びアランは逃げた。しかしパールに回り込まれた。アランはパールから会心の一撃を受け倒される。仕方ないので3人にもプリンを出しこの部屋に平和が訪れた。


ご飯食べていけ!と確かに言われたが料理人は皆逃げ出して誰も居なかった。どうやら僕しか居ないようなので全部で7人のご飯を作る。


コーンポタージュスープにハンバーグとサラダ、あとは米とパン。和風おろし、照り焼き、デミグラスソースの3種で作った。


この世界、スパーリングワインとカクテルが人気なので用意して出す。皆喜んでくれる。アランがハンバーグのおかわりを所望すると他の人も言ってきた。


アラン・・男の色気でもそれは路線が違う、シナをつくるな!!でも2丁目に行けばイイセン行けそうだ。


そして酒のアテとしてフライドポテトを作っていたが大半をガーネットとアランが駆逐していった・・凄い勢いで・・・


パール・トパーズ連合(少ししか食べてない(怒)VSガーネット・アラン連合(もっとよこせ!(食)の戦いが始まったが結局作るのは僕しか居ないので作った。


そして夜も更けたので部屋に戻り寝た。えっ?3姉妹来ないの?伏兵アランとか?と思ったそこのアナタ。いつもいつも毎回のごとくと思ったでしょ?残念!!今日は1人寝です!

ご意見やご要望があればお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ