閑話休題2
飛ばしてもらっても大丈夫です。
ローズ村にて
おそらくこの村で1番ヒマしていると思われる人物が1人いた。ハルトはその人物にこの村の案内を頼む事にした。その名は・・・・ローズと言う。
「あ、あんたね!久しぶりに来たと思ったら私に面倒を押し付ける気?」と相変わらずペッタンコが怒っている。
「この村の事はお前が1番分かるだろ?それに俺が頼りに出来るのお前だけだし。」と言われ悪い気のしないローズであった。
「し、仕方ないわね。こ、今回だけなんだから。」俗に言うチョロインである。
皇帝と宰相は1泊すると翌朝から小娘に案内される。衣装も麦わら帽子、アロハ、短パン、ビーチサンダルである。朝から屋台に行きご飯だ。
王宮で食べたことはないが美味い。朝から泳ぎ、昼に釣り、夜は温泉と楽しむ。そのうち屋台でコウテイ爺さん、サイショウ爺さんと呼ばれるようになる。
いつの間にかコウテイ爺さんとサイショウ爺さんは釣り名人としてこの界隈で有名になる。釣った魚も捌くようになり浜辺で焼いてると知り合いが寄って来る。
魚を3枚におろし、刺身も出来るようになっていた。
100mは当たり前に泳ぐようになり筋肉も付いてきた。2人とも皇帝や宰相の面影が無くなった頃。
ラミアとライラに皇帝と宰相がローズ村にいるから会いに一緒に行かないか?と誘うと行くと言う。
ローズ村に着いて。ローズに皇帝と宰相はどこ?と聞くとこの時間だと浜辺ねと答えた。行ってみると・・
水着美女を両手に抱え、アロハを着た、筋肉隆々のファンキーなジジイが2人いる。「あれってまさか・・・」「たぶんあれですわね・・・」とラミアとライラが言う。
「オー!はるとじゃねえか?」と言葉づかいまで変わってる。「女たち待ってな!」とウィンクしてこちらに来る。もうラミアとライラが茫然自失状態だ。
「オンナが待ってるから夕方屋台で飲もうぜ!!」と親指立ててさった。
「わりぃな!待たせちまってよぅ。」本当にこの人があの12代帝国皇帝だったのであろうか・・・
「あのオンナたちコレもんになってな!」とお腹に〇を描く。「まいっちまうよ、来年パパだぜ!」ガハハハと豪快に笑う。それを聞いたラミアとライラの魂は行方不明だ。
「おめぇもこんな良いとこ知ってたんなら早く連れて来てくれりゃ良かったんだよ!」とビールを豪快に煽る。
「オイ!ラミアにライラ!わりぃな!先に出来ちまってよ!」またガハハハと笑う。呼ばれたラミアとライラの魂が戻ってきたがイラっとしてる。
「まあそんな訳で俺りゃゆっくりデキネェがオメーらはゆっくりしてってくれ!」と嵐のように去った。
「アナタ!」「ご主人様!」ラミアとライラから冷たく厳しい声がする。『今から寝ずに抱いてもらいます!!』と2人から言われる。
2人とも何度も気絶した甲斐があり2か月後懐妊した。
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