第8章聖光国陰謀1
やっと8章突入です。
空を飛べば早いが6人抱えては無理がある。帰ったらサスペンションを作れる人を探そう。あと車輪もだな。色々考えていると「ハルト様、何を考えているの?」と上目使いのライラが聞く。
いつも右隣にいるのがライラだ。左側は交代で来る。僕の右手は常にライラに導かれていた。「帰ったら奥さんたちに独占されるから・・・」と言う。
馬車の御者は皇帝が付けてくれたから、馬車の中ではみんなソコソコ大人しい。夜は家(大)で過ごしてる。御者の部屋もあるので快適のようだ。
1週間後 王都到着
そういえばラミアは第3夫人に拘っていたが他は側室で良いと言っていた。ちゃんと相手してくれたらそれで良いらしい。
6人をみんなに紹介する。意外に揉める事なくスムーズに行った。
久々に全員が集まる。ある程度はハンゾウから報告を聞いてたようだが、第一皇子から最後帰る前に言われた事が気になる。
「帝国に戻り、情報を集めてみます。」とハンゾウ。
「商人達にもそれと無く探りを入れましょう。」とシズカ。
「聖光国に少し怪しい動きがあるとか?」とアンジュ。
「フランク殿にも探りを入れさせましょう。」と爺。
「では我々は、かの国から来るヤツを見張ります。」とムネノリとムサシ。
「こちらに被害が無いからと安心は出来ない。悪い芽が育つ前に摘むのがベストだからね。」と僕が言って会議は終わる。
アーナとラミアはソードマスターだ。2人剣を交えている。「なかなかやる。」「そちらもな。」といっている。「男でも私に勝つヤツは居なかった。」とラミアが言う。
「だろうな!」とアーナが同意する。「また訓練に付き合ってくれ!」「ああ!私で良ければ付き合うぞ!」と、ここに女の友情が芽生えていた。
4人の元近衛騎士団と最初の4人の側室たちがお茶していた。「40人の盗賊が現れた時はもうダメだって思ったよね?」「そうそう!犯されて殺されるんだって思って・・」
「私達3人は奴隷紋入れられて売られる途中に助けられたの。」「あの時、神様に見えたわ。」「家(小)を出して一緒に寝て。」「私はスラムで病気と飢えに苦しんでる時助けてもらったわ。」
「私達のは家(大)よね?」「そうそう!トイレがウォシュレットで凄かった!」「あれで女に目覚めて。」「うん!それ分かる。」
セラとライラは買い物に出てた。「私、ハルト様に会うまで暗くて喋れない子だったんです。」「私は愛とか恋が分からなくて。ハルト様に出会って女が開花した感じ。」
「それ分かります!今の私凄いエッチですよ!」「ハルト様から誰よりセラはエッチだと言われてるのよ!」「負けたくないです!」「じゃハルト様が好きな下着買いに行こう!」「はい!」
リリイは王女としての仕事をしてた。「今、大丈夫かな?」とハルトが来る。仕事を放り出し抱きついた。「寂しかったです。」
「早く埋めて!アナタ。」とうるんだリリイがいた。いっぱい気絶させた。
イシュタル聖光国 聖都
「ラフランス帝国とヴァレンタイン王国に亀裂は入ったか?」とアップル教皇が言う。「今すぐとはいかないかと。」「第一皇子の息子はドラ息子じゃったな?」「仰せのとおりでございます。」
「じわじわと滅んでもらおうかの?例のヤツはどうじゃ?」「うまくいっております。」
「ヴィンハルトなんぞは後回しじゃ。先ずは帝国からじゃ。」アーハッハッハッ!
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