第5章立志編2
出来るだけ更新頑張ります。見捨てない程度にお読み下さい。
ブックマークを下さった方々に感謝です。
ここは・・どこだ? さっき戦って死んだのか?
シズカが作った病院のベッドの上だった。「気が付いたようね?みんなを呼んでくるわ。」とシズカが優しく微笑みそう言った。
爺がざっとの説明してくれた。
ペインは恐らく独自の魔術を構築したのであろう。
奴隷紋や物理攻撃無効のシールド等ハイエルフの秘術にも無いとの事。今の時点ではどうしようも無いと言われた。
しかし、初めましてのヤツに逆恨みされて2度目の死を迎える訳にはいかない。
6人の子供のパパに、この世界でなったのだ。3人だって待っている。あんなモブ野郎に殺されてたまるか!
分からない魔術の事を思い悩むのは性に合わない。とりあえずレベルを上げれるだけ上げてやるぜ。社畜根性見せてやる!
王都の西に灰奥の森という瘴気に満ちた場所に危険な魔物が潜んでると聞いた。
ゲームにも登場した場所だ。まずはそこだ。爺に僕が居ない間の事を頼む事にした。
「爺、俺は鍛えてくる。この国の事をしばらく頼む。」と頭を下げる。
「若、最近なにやら王の威厳のようなのが出てきましたな。亡き大殿もさぞ喜ばれているでしょう。」と嬉し泣きする。
王城に行き執務室で座っているとリリイが来た。
「危険な所に行かれるんですねアナタ。」僕が頷くとギュっとされる。
顔にマシュマロが当たる。「アナタと居る時は下着つけないようにしてる。」と照れてる。(僕がそう言ったからだな。)
「しばらく戻れないんでしょう?」と聞かれ頷くと手を取り寝室に向かう。
「アナタが私をこういう風にしたんですからね!」と言って全部脱ぐ。準備万端。美味しく頂きました。
飛翔術で灰奥の森に向かうと瘴気漂う場所が見えた。降りて麓から歩いているとマップに白い点が1つ。
「ここから先は危険だよお兄サン。」と中性的な魔族がニコニコしながら話しかけてきた。
「魔物が出る場所を知っているなら案内してくれないか?」と言うと「このまま真っ直ぐ行くとダンジョンあるよ。頑張って。」と言うと霧がある方に消えた。(今のヤツも強そうだな。)
少し歩くとダンジョンに着いた。早速潜ってみる。
意外と中は広かった。1階~9階まではゴブリン、コボルト、オークとゲームと同じだ。10階にボスの部屋だ。オークキングがいたが瞬殺だ。
11階~19階もシルバーウルフ、オーガ、リザードマン等そして20階にジャイアントオーガだがサクっと片付ける。
21階~29階はアンデッド達、スケルトン、グール、ゴースト。そして30階はレイス王だったがこれもあっけなく終わる。
31階~39階はキラービー、キングアント、ドクサソリ。40階はスコーピオンキングもあっさりだ。
41階~49階はハーピー、キメラ、ジャイアントバット。50階はガーゴイルだ。飛翔術が無ければ苦戦したかも。
51階~99階はランダムで出て来たが問題なくきた。
100階はデュラハンだった。(ゲームと違うが文句は言えないな。)明鏡止水を使いなんとか倒した。
僕が弱いのかNPCやモンスターが強くなっているのか?(両方だと思っておけば問題ないな。)
101階~139階はそれぞれのキングクラスが出て140階はグリフォン。だが一騎当千で倒せた。
141階~149階はサラマンダー、ワイバーン。150階はドラゴンだった。レベルが上がっているお蔭もあり一騎当千と明鏡止水で撃破した。
ペインと対峙した時は焦って失敗したが一騎当千や明鏡止水をうまく使っていなかった。
確かに物理攻撃無効は脅威だが永久ではあるまい。(よしもっとレベル上げしてシールドを壊してやる!!)
100階からレベルが上がっている実感はあるが150階クリアするとまた1階からだ。(この仕様は同じなんだな。)と苦笑する。
それから1週間。不眠不休で挑み続け遂にレベル99に到達した。
名前 ヴィンハルト(19歳) 180㎝ 70㎏
身分 ヴァレンタイン国王(人)
階級 聖剣士
LV 99
HP 100000
MP 10000
体力 1000
知力 1000
敏捷 1000
魔力 1000
運 100
スキル 剣聖 召喚 飛翔術
固有スキル 万里眼 限界突破 SHOP 神威
装備 天叢雲剣(S)帝国軍服(S)帝国軍靴(S)




