第4章騒乱編1
北方にあるラフランス帝国にて
12代マケイーヌ皇帝宛に書簡が届いた。
「南のブタからか?」「はい、陛下。」「読んでみよ。」内容はこうだ。
北側半分差し出すのとリリイ王女を差し上げますという内容だ。
「それで何をして欲しいと?」「ローズ村に住んでいるヴィンハルトの殺害です。」「それだけか?」「それだけです。」「ウワサの使徒君かな?」「その通りです陛下。」
「ふーむ。面白そうじゃないか?うちで最高の手練れを何人か送り込ませよう。」「御意。」
その頃、ハルトは飛翔術の練習と称して王都に来ていた。
約30分で王都に来れるようになったのでちょくちょく来ている。もちろんリリイ、アーナ、セラとデートがメインだ。しかし今日は珍しくアークと会っている。
「最近ブタが頻繁にマケイーヌに手紙を書いているようだ。」と僕が言うと「ほう!」とアークの目が光る。
「目的はなんだ?」とアークが聞いてくる。「10中8,9は僕の暗殺だろう。」と言うと「だろうな。」と冷静にアークが答える。
アークが突然吹っ飛ぶ。「なにがだろうなですか兄様。」修羅の顔したアーナが吼える。
「い、痛いよアーナ。ハルトも良くこんなのと付き合ってるな。」と言われたので「可愛いんですよ。」と答えると横でスライムのようにグニャグニャになった。
「スゲーなハルト。魔物の調教師になれるぞ!」一言多い兄はまた吹っ飛んだ。
「アーク、安らかに眠れ。」と言うと「生きてるから!」と返事した。
「チッ!」「妹よ、兄に舌打ちしたな、したよね?」「可愛い妹をこんなの呼ばわり禁止です。あと魔物扱いも禁止」「分かった、分かりました。」
「あと、セデス辺境伯にも警戒するよう呼びかけておいて。」と言うと「来そうか?」と言うので「まだ分からないけど可能性はある。」と答えておいた。
一方ラフランス帝国では。
「我が国最高の暗殺者がまだ見つかりません陛下。」「まあ良い2番手以降で試すも一考じゃ。」「御意」
ハンゾウが珍しく「次の暗殺者が来たときは私に任せて頂けませんか?」と言ってきた。「良いよ。」と答えると嬉しそうに「腕が鳴ります。」と答えた。
その日のうちに来たがやはりと言うかハンゾウの敵にはならなかった。ご丁寧に手紙まで付けて帝国に送り返したとハンゾウは笑顔で言った。
手紙を受け取った皇帝は怒り狂ったようだ。「必ず始末しろ!!!!!」と




