第3章ローズ村編6
女性調査員目線
ビキニという水着なる物を着せられ海に来た。
5人とも両腕で胸を隠し、背中を丸めて歩いていると「両腕を下して背筋を伸ばして。」とローズ様に叱られる。
他の4人もBくらい?あるはず。きっとあるんだ。そこで見ている人、疑惑の目を向けない!
私達は男の調査員達からいやらしい視線をあびるのね?きっとそうよ!と5人が思っていたら
「さっきの給仕の子可愛かったよな?」「俺、ダークエルフちゃんのオッパイにメロメロ。」
「いやいや!お前ら分かってないな!あの姉妹っぽい子が最高だよ!。」
「俺もそう!」「ばかか?あの1番若い子なんてオッパイ上向きだぞ。」
誰も私たちを見ていなかった・・・横の調査員の子が「アイツラ死ね!」
「そうよ!海に沈めば良いのよ。」「帰り道で亡き者にしてやる!」「食事に毒盛る?」と物騒な事を言っていた。
「アンタたち少し海水かけて身体を慣らすのよ!」とローズ様に言われ海水に浸かりながら慣らしていく。
青い海、青い空とても気持ち良い。「私、海初めて!」「私も!」ローズ様が浮輪という物を貸して下さりみんな大はしゃぎした。
その夜、温泉なるものに入る。
湯船に浸かって夜空の星を見ていると疲れも取れて癒される。「帰りたくないなあ。」と誰かが呟く。みんなウンウンと頷いていた。
見た事ない料理が並べられている。
「海鮮ずくしです。」と言われた。鍋に魚の切り身をシャブシャブするらしい。
ポン酢とやらに付けて食べる。たまらん。焼き魚と刺身なるものに醤油というのを付ける。
味わいの奥深さが沁みる。みんな無言で食べ進む。食べ終わると放心状態だった。
5人の女性が同じ部屋で畳の間というところで寝る。みんな興奮してなかなか寝れなかった。
「ねえねえ!今日のイケメン店主、料理上手だったわね。」「王都でもなかなか居ないわよ。」
「優しそうだった。」「彼氏にしたい。」私もそう思った。考えている事はみんな同じだったんだな。
翌朝、「朝ごはんは屋台で食べるわよ。」とローズ様が言う。
王女が屋台?と思ったが敢えて言わずついて行く。
活気が凄かった。「うちのラーメン絶品だぞ!」「うどん食ってくれ!」
「忘れられない味のお好み焼き、焼きそばはうちだけ!」「ホッペが落ちるピザ食ってけ!」まだいっぱいあるがピザなるものを食べた。幸せな食べ物だ。
学校へと案内された。子供たちが勉強している。
ここに貴族はいないはず?聞くと「平民ばかりよ。当たり前でしょ?」とローズ様はいう。
綺麗な先生だなあと思っていたら「彼女はハイエルフよ。」と教えられた。男どもはまた魅了された。
次は病院よ!と言う。なぜ病院と思うが行くと綺麗な先生があらゆる病気や怪我を治すと評判だった。
王都にも欲しい。やはりカスどもは魅了されている。
最後に田畑に行く。村長が待っていた。「この田畑を見て下され。」青々と茂った綺麗な田畑だ。
「つい最近までここは砂漠でした。神の使徒様が降臨され魔物を退治され、使徒様の配下の方々がこの村を御作りになられたのです。」
ボケたジジイが変な夢物語を語っているかと思ったが、昨日からの事を考えたらあながちボケてる訳では無さそうだ。ローズ様までボケるはずもない。
そろそろ帰る頃になった。
門の近くに誰かいると思ったら、私のイケメン王子ではないか!
「帰りお腹空くと思って唐揚げ弁当を用意したから馬車の中で食べてよ。」愛してます私の王子。
「けっ!」「イケメン滅びろ!」「給仕が良かった・・・」「死ね!」「あ~あつまんね」こいつらクズどもに王都の土を踏ませません王子。
私のビキニも見せたかった。王子が望むなら岩陰で・・ううんやっぱりベッドよね。
「以上が私からの報告になります。セデス閣下。」
「う、うん。ありがとう。だいぶ私情が入っているが分かったよ。近々内政官をあの村に派遣したいと思うが、だれ」「私です閣下!」「いや、ほか」「私以外適任が居ません!」
「わ、分かった。考えておくよ。」
待ってて、私の愛する王子様。
「へっくション。」「ご主人様、風邪?」「うーん。ちょっと寒気がしただけだ。大丈夫!」




