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♭2

 バリバリ……!バリバリ!

  

「閣下、こちらへ」

  

 リザードマンが手招きする。トニーはフランコらファミリーの連中に向けて軽く頷くと、空間転移の亀裂へと歩を進めた。

  

「野郎共、行くぞ!」

  

「おう!」

  

「親父に続けぇ!」

  

 自動小銃で武装した彼らが続々と空間転移の中に突っ込んでくる。

  

「では、いざ!」

  

 バリバリバリ……!

  

……

  

 亀裂が消え、ロサンゼルス城の玉座の間が見えなくなった。

 そして視界が真っ暗になり、一切の音も聞こえなくなった。

  

……

  

 数秒後。

  

 ズゥゥン……バリバリバリ……!

  

 空間に亀裂が走る音がまず聞こえ、視界が開けた。

  

「閣下、到着いたしました!魔法国家フランス王国領内です」

  

 気づくと、すでに地面を踏みしめている感触があった。摩訶不思議な体験だが、トニーはいちいち気にしない。そういうものなのだと思うだけだ。

 

 小麦畑だろうか。のどかな田園風景が広がっている。

  

 バリバリバリ!

  

 背後で空間転移の亀裂が消えていった。

  

「全員いるな?」

  

 トニーが確認する。

  

 リザードマンが四体とバレンティノ・ファミリー全員。確かに空間を越えて、こうして別の場所に移動してきていた。

  

「おぉ……マジでワープしたぞ」

  

「これが魔術か……」

  

 ファミリーの連中は感嘆の声を上げている。

  

「一つの空間転移で移動できる人数はもっと増やせねーのか?」

  

「無理です、閣下。お仲間の数が多いので、増援が欲しければ別の空間転移が必要となります。そしてその場合、もう一つの空間転移と、侵入先が多少の位置ずれを発生させてしまいます」

  

「チッ。魔法も便利なだけじゃねーってか」

  

 空間転移には移動人数制限があり、目標地点設定はやや精度が悪いとの事である。

 

「しかし極めて魔力の高い者、例えば六魔将のヘル様などであればかなり正確に転移が可能です」

  

 確かにヘルはピンポイントでロサンゼルス城内へ侵入してきた。

  

「ふん、悪かったな。俺達ファミリーはそんな能力を持ち合わせていなくてよ」

  

「……見たところ居住区ではなさそうですね。運が良かったとも悪かったとも取れます」

  

「なぜだ?」

  

「居住区の中心に直接侵入出来た場合、不意打ちで人間共を強襲できますが、兵団から包囲を受ける危険性も高い。逆に今回のような場所からの進軍であれば襲撃に手間はかかりますが、こちらが追い込まれる危険性も低い。それから閣下、これを」

  

 リザードマンが何かの骨のような白くて小さなものを渡す。

  

「あぁ?」

  

「それは撤退の警笛と呼ばれるもので、侵入先では最上位の人物が持つ慣わしです」

  

「とんずらの時のホイッスルか。帰る時はこれを吹いてお前らに知らせるんだな」

 

 スーツの内ポケットにそれを忍ばせる。

  

「では、いかがいたしましょう」

  

「街を見つけねーとな」

  

「空間転移の際、指定したのはフランス王国のストラスブールという街です。近くにあるのは間違いないはず」

  

 だが、ここからでは畑しか見えない。

  

「今回の目的はその街で食料を調達する事にある。街を滅ぼすわけじゃねーぞ、そこを勘違いするなよ」

  

「御意。魔族と人間は常に戦争状態にありますが、侵入と戦争は目的が大きく異なります。侵入はあくまでも何かしら目的があって行い、決してその街を壊滅させて占拠する事には非ず。飛び地を得ても後手で必ず詰まります。そして戦争は侵略して領土を広げる事に意を置き、主にアメリカから直接渡れるアジア諸国をニューヨークの大魔王様が管轄する正規軍が行っているものです」

 

「ま、人間の街に攻撃してりゃ少なからず間接的にその助けにはなっているんだろうがな。だがそんな事に興味はねー。とりあえず今はメシだ」

  

 ずんずんとトニーが歩き出す。

 リザードマン達がガチャガチャと鎧や具足の音を慣らしながら追従し、会話に置いてけぼりだったファミリーの人間達も慌ててそれに続いた。

  

「トカゲ」

  

「はっ」

  

「お前、色々教えてくれてるが、最初に俺達と出会ったトカゲか?」

  

「グルル……そうですが、お分かりにならないので?」

  

 覚えられていないのが不服そうだ。

  

「てめーらは顔が一緒にしか見えねーんだよ。名前は?」

  

「名前?我々の種族はリザードマン、亜竜兵などと呼ばれておりますが」

  

「そうじゃねー。お前個人の名前だ。ほら、クルーズやヘルには名前があるじゃねーか。てめーは?ジョンか?ジャックか?」

 

「グルル……そんなものはありません」

  

 どこか寂しげな、つぶやくような返答だ。

  

「はぁ?てめーだって喋れるんだ。そんな畜生みたいな扱いじゃお袋が泣くぞ」

  

「は、はぁ」

  

「チッ……トカゲ、てめーは今日からミッキーだ。そう名乗れ」

  

 はっ、とそのリザードマンがトニーを見る。

  

「なんだよ?知らねーのか?ミッキー・コーエン。ロサンゼルスのマフィアの大ボスだ。ボスのくせにボクサー上がりでケンカっ早くて、自ら敵陣でマグナム乱射したり、ぶっ飛んだ奴だったらしい。とっくに死んでるが、裏社会じゃ伝説みたいな男だぜ」

  

「か、閣下……名前をご下賜いただけるとは」

  

 表情からは分からないが、嫌な気はしていないだろう。

  

「命令だ。いいな?てめーはミッキーだぞ。そうだ。他のトカゲと見分けがつかねーから、コイツを腕にでも巻いとけ」

  

 トニーは胸ポケットのチーフを引き抜き、ミッキーの腕に縛りつけた。

 

「グ……グルルルル……」

  

 わなわなと震えるミッキー。

  

「くすぐったいのか?トカゲは腕が敏感だってか?」

  

 ファミリーの人間からは大笑いが起こっている。

  

「グ……グォォァォ!!」

  

「あぁ!?なんだ!?」

  

 大声で吠えて跪くミッキー。

  

 ガチャガチャ!

  

 一斉に銃口がミッキーに向けられた。よく見ると他のリザードマンらも全員トニーに向かって跪いている。

  

「閣下……!これ以上の喜びはございません!我々リザードマンは六魔将や大魔王様、他にも魔族の中で地位の高い人物を警護する為だけに存在している言わば雑兵に過ぎんのです!」

  

「お……?おぉ、喜んでくれたなら良かったが」

  

「我が命尽きようとも、名を与えられた栄誉と感謝は尽きることはございません!我ら一族、何があろうともその御身にすべてを捧げる事をお約束いたします!」

 

 トニーの肩に手が置かれる。ニヤニヤと笑っているフランコだ。

  

「親父、化け物にモテますなぁ。妙な愛着なんか面倒だ。気をつけて下さいよ」

  

「うるせー。部下に慕われるのは俺の天性なんだよ。てめーらもいつまでも座ってねーで立て!さっさとメシを奪って帰るぞ!」

  

「ははっ!」

  

 リザードマンが立ち上がる。

  

……

  

……

  

「そういえばここはフランスだったな?うまい酒とイイ女がいたらついでに持って帰ろうじゃねーか。酒と女、おフランス製は相当上等品だぜ」

  

 おおっ、と歓声が上がる。

  

「閣下。酒は分かりますが、女ですか?食すので?」

  

 ミッキーがたずねる。

  

「食す?あーまぁ、少し違うがそんなところだ。だからって死体を持ってくるなよ!というより、物品の選別はファミリーの人間にやらせる。てめーらババアやガキでも連れて来そうだからよ」

 

「ちげーねぇ!」

  

「そりゃ傑作だ!」

  

 再び笑いが起こった。

 人里を襲う前だというのに緊張感が足りないのは、ここが異世界で罪の意識が薄い事も関係している。もちろん、出がニューヨークのマフィアである。それならばなおさらだ。

  

「そうだ、ミッキー。この世界の人間は、銃を使うか?」

  

「銃?」

  

「これだ。俺達の得物。簡単に言えば少量の火薬で小爆発を起こし、鉛の弾頭を高速で射出して攻撃する」

  

「射出?弓のようなものですか」

  

 知らない。となれば、クルーズが驚いていたように銃は存在していない可能性が高い。

  

「そうだな」

  

「グルル……見たことはありません。クルーズ閣下を倒した武器であれば、よほど高度な魔術兵器であり、使いこなすにはかなりの修練を積まれたのでしょうな」

 

「魔術じゃないがな。言っただろ。射出するのは鉛だ」

  

 通じるはずもないが、トニーは何事も言わずにはいられない性格である。

  

「物理的な攻撃であると?クルーズ閣下がそれを避けれないとは思えませんが……あのお方にとって矢の回避行動など造作もなかったのですから」

  

「あぁ、避けるのは無理だったようだがな。ん?あれがストラスブールの街か!」

  

 前方にいくつか建物が見えてきた。白塗りの住宅、教会や商店街が見える。

  

「見張り台や木の柵はあるが、城塞都市ではないようだ。我らに有利です」

  

 まるで牧場の牛を囲うかのように街の四方に防御柵が立てられている。

  

「フランコ、サイレンサーは?」

  

「ありません」

  

「仕方ねーな。見張り台に兵がいたらいち早く撃ち落とせ。たかが弓矢だろうと食らうわけにはいかん」

 

……

  

……

  

「相手は人間だ。俺達だけで行けば素通りできるんじゃ?」

  

 フランコが進言する。

  

「金がねーんだ。買い物するわけにもいかんだろ。どうせひと悶着起きる。ミッキー。人間の通貨は分かるか?」

  

 リザードマンらを隠すわけでもなく、襲撃する算段だ。

  

「通貨とは?」

  

「ダメだ、てめーじゃ話にならん。今回は金品は捨て置け。第一に食料、次に酒、まだ余裕があれば女だ。いいな?」

  

……

  

 見張り台が近づく。

  

『ま、魔物だぁぁ!!』

  

 カンカン!カンカン!

  

 フランス語で見張りが叫んでいる。警鐘も早々と鳴らされてしまった。

  

 ヒュッ!パシッ!

  

「ぐっ……!?」

  

 ファミリーの一人が胸を射抜かれた。そのまま血を吐きながら仰向けに倒れる。

  

「あぁ!?やりやがったな!殺せ!」

  

「了解!」

  

 パン!パパパァン!

  

 銃口が火を散らす。大きな発砲音にリザードマン達がギョッとしている。

  

「見張りは潰しました!」

  

「よし!街に入るぞ!」

  

 門などは特にない。

 だが、車が一台通れる程度の幅を持つ柵の切れ目があった。間違いなくここが入り口だろう。

  

……

  

 軽い地鳴りのような音がごうごうと近づいてきた。

 見ると、騎乗した兵士が続々と集結している。

  

「ほー!騎士団か!こりゃ面白いものを見れたな!」

  

「閣下、武装の軽さからおそらく自警団のような組織です。正規の騎士団ではない様子」

  

 ミッキーが言った。

  

「どっちだっていいんだよ!ミッキー、てめーらはどの程度戦える?」

  

「あのくらいの数ならば我ら四人にお任せ下さい」

  

 騎兵隊はおよそ十五騎、それに槍を持った歩兵が三十近くのようだ。それを四体で相手に出来るとは、戦闘力は並の人間の比ではない。

  

「じゃあ任せるからな!野郎共、商店街で食料品売り場を探すぞ!」

 

……

  

 商店街と呼んで良いのか、こぢんまりとした店舗がポツポツと並ぶ一角を発見した。街の外からも見えていた場所に間違いない。

 住民や店主など、一般人は姿が見えない。見張りから発見されるのが早かったので、警鐘を聞いて家の中に避難してしまったのだろう。

  

「親父、パンやらチーズがあります!」

  

「シケてやがるな!まぁ何でもいいからもらっておけ!」

  

 肉や魚は見当たらなかったが、変わりに穀物や野菜を発見し、それを奪う。

  

「……お?」

  

 よく見ると、家々の窓から住民が恨めしそうにトニーらを覗いている。

  

「ふん、悪く思うなよ。……おい、野郎共!酒はねーか!?」

  

「ありますが、樽詰めで重すぎて運べません!」

  

「あぁ!?だったら馬でも引いて来い!」

  

「は、はい!」

  

 組員が二人、馬を探しに走っていく。

  

「馬か……車が無い分、乗馬を覚えるのも悪くないな」

 

……

  

「か、閣下……!」

  

 一体のリザードマンがトニーのもとへやってきた。

  

「なんだ?潰したのか?」

  

「いえ、仲間が一人倒れました!奴ら、強力なものではありませんが、魔法使いがおります!」

  

「あー?人間も魔術を?」

  

「もちろんおります。さらに、フランス人は特別です。魔法国家を名乗っているだけあって、魔術をつかえる者も少なくありません」

  

「クソ……分かった。後は酒を積む馬を確保したら撤退だ。警笛の合図を待て」

  

「はっ!必ずや時間を稼いでみせます!」

  

……

  

 そのリザードマンが持ち場に戻り、馬を連れた組員が帰ってくるまでには五分とかからなかった。

  

「よし……野郎共!退くぞ!」

  

 内ポケットから撤退の警笛を取り出し、吹き鳴らす。

  

 小さな見かけからは想像し得なかったブォォォという低い音が鳴る。

 

 馬には誰も騎乗せず、積めるだけの荷物を積んでバレンティノ・ファミリーは街から脱出する。

 落ち合う場所は特に指定していないが、リザードマン達も初めに空間転移で侵入してきた畑の辺りまでは勝手に戻ってくるだろう。

  

「おい、誰かアイツの死体も持ってこい!ファミリーの人間だ、城に戻って弔うぞ」

  

 柵の合間、街の入り口付近で倒れている組員を指差す。

 普段は横暴に見えるトニーも、死者となった組員には特に寛大に接した。これは以前から変わらぬ彼のやり方である。

  

『待てい!魔族の一団め!』

  

「親父!追っ手が!」

  

「見つかったか」

  

 騎兵が三人、トニー達の方へ駆けてくる。

 ミッキーらはまだ見えない。思うように離脱出来ずに交戦中なのだろう。

  

「三人しかいねーな。よし、ちゃっちゃと殺してアイツらの馬と装備もいただくぞ。いつか弾が無くなりゃ俺達だって剣振り回すしかねーんだからな」

  

 大部隊でなければ良いカモである。

 

 パァン!パァン!

  

 パパパン!

  

 たった数発。発砲音が聞こえた後には、落馬する三人の騎兵が見えた。わけもわからずにその一生を終えた事だろう。  

 素早くそこに接近し、馬や槍、剣を奪い取る。

  

『な……何をした……魔術なのか?』

  

 一人、息がある兵士がいた。

  

「ボンジュール、兵隊さん。てめーに恨みはねーが、俺達も余裕がなくてな」

  

『ぐっ……何を言っているのか理解できん……悪魔めぇ……』

  

 あいにく、バレンティノ・ファミリーの人間はイタリア語と英語しか分からない。

 フランス人と会話は出来なそうだ。

  

「行くぞ。おい、誰か馬の乗り方は分かるか?」

  

 再び退路を進む。もちろん質問には誰も返事しない。仕方がないので馬は荷物ばかりを積んで手綱を引っ張って歩いている状態だ。もちろん仲間の死体も馬上である。

 

「よーし。止まれ。このあたりでトカゲの帰りを待つぞ。周囲を警戒しろ」

  

 まったく同じかは分からないが、侵入地点に近い景色になったので留まる。

  

「化け物の帰りを待ちわびるなんて、妙な気分ですね、親父」

  

「違いねぇな。だが、奴らの空間転移と戦闘力は使える。必要以上に馴れ合う事はねーが、いつまでも化け物扱いしてやるな。アイツらの協力がなきゃ、もっと食い物や酒の調達にも困ってたわけだしな」

 

 正論である。

 まだロサンゼルス城の周囲を探索したわけではないが、人間の食料が手に入るとも限らない。

  

……

  

「バレンティノ閣下ぁ!やはりこちらに!」

  

「閣下、ご無事でしたか!」

  

 ミッキーら三体のリザードマンがのしのしと歩いてくる。報告以上の被害は食い止められたのだ。

  

「おう、待ってたぜ!てめーらはよくやってくれたな。感謝する」

 

「当然の事をしたまでです!」

  

 ミッキーが誇らしげに胸を張る。

  

「逝ったお前達の仲間の事は残念だが、ファミリーの仲間と一緒に城で弔うとしよう。死体が残らないからには遺品でも供えるしかねーがな」

  

 トニーも、魔族が死んだ後に死体が消えてしまう事はミッキーから知らされていた。

  

「弔う……?」

  

「死者への供養だ。なんだ、てめーらにはそういう習慣は無ぇのか?墓を作ったり、花を手向けたりよ」

  

「……死はこの世からの消失。それだけです。全く悲しまないと言えば嘘になりますが、人間の様に死体を埋葬する必要もないので、墓を立てるという概念はありません」

  

「はぁ……確かに、消えちまうんじゃそうなるのも仕方ねーのか。クルーズの墓も作らねーから、まさかとは思ってたがよ」

  

 それを理解できないとまでは言わないが、魔族と人間とでは様々な事で考え方にズレが生じる。

 

……

  

「では」

  

 ミッキーが目を瞑り、なにやらブツブツとつぶやき始めた。

  

「空間転移!」

  

 カッと目を見開き、最後にそう叫ぶと、空間転移の呪文詠唱が完了する。

  

 バリバリバリ……!

  

 彼らの目の前に亀裂が走り、広がっていく。

  

「閣下、どうぞ。ロサンゼルス城へ帰還いたします」

  

 まず三体のリザードマンが亀裂に入って安全を確認し、トニーに呼びかける。

  

「その魔術ってのは、俺も使えるようにならねーもんか?」

  

 訊きながらそこへ入った。組員達も続く。

  

「分かりません。基礎的な魔術は物心ついたときには誰でも使えるので、ゼロから覚えるというのは可能なのか……」

  

「大魔王とやらにでも訊いてみるさ」

  

 行きと同じように視界が暗くなり、転移が開始された。

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