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序章
ここは、神話の国「出雲」。出雲は古事記の約3分の1を占めている。出雲といってもわからない人がいるかもしれない。ここは、島根県出雲市。有名なものと言ったら、出雲大社くらいしかない。しかし今年、2013年出雲大社はある節目を迎えた。それは、「平成の大遷宮」である。これは、社を約60年に1度改修することが主である。そしてその大遷宮効果で出雲はすごくにぎわっていた。このように恵まれた街に、ある1人の少年がいた。高原 飛鳥だ。この少年は少し中二病ぽかった。しかしこの少年はある特殊な力を持っていたのだ。そしてこの物語が始まる。