釣りの釣れない時間って、マジで地獄よな
碇矢先生「そして、ここの文章だが…」
グギュルルルルルル…(志村の腹の音)
碇矢先生「…………………」
加藤「…………………」
高木「…………………」
碇矢先生「それを踏まえて、ここの問題は…」
グウウウウウスピピピピ…
碇矢先生「…………………」
加藤「…………………」
志村「…………………」
碇矢先生「そのため、ここの答えは…」
ブブブブブブグギュルドピュゲバダバダバ
加藤「うるせえええええええ!!」
高木「てかどんな腹の音だよ!!」
碇矢先生「授業中だ!!静かにしろバカタレ!!」
志村「すいません…お腹がすきすぎて…」
碇矢先生「どんだけ腹減ってんだよ!!」
志村「いや、実は昨日からほとんど何も食べてなくて…」
碇矢先生「なんでだ??」
志村「いやー実は、両親が旅に出てまして…(食料調達の)」
碇矢先生「それで??」
志村「いや、家に飯がないんです」
碇矢先生「何もないことないだろう。カップ麺とかあるだろう」
志村「ないです。我が家はその日の飯はその日にとってくるんで」
碇矢先生「いつの時代の家族!?」
志村「だから、ここ数日何も食べれてないんです…全部親のせいです…」
碇矢先生「それは…少し気の毒だな」
加藤「めっちゃ嘘ですよ。コイツの親、食費とか普通に渡してますよ(笑)」
高木「それを、全部ゲームとか漫画とかの娯楽に使ってるだけです(笑)」
志村「おいテメエ!!何をホントのこと言ってんだ!!」
碇矢先生「なんだと…??」
加藤「それだけじゃないっすよ。コイツ、親が毎日(雑草)弁当作ってくれてるのに、それを持っていかずに毎日金をせびってるらしいですぜ」
碇矢先生「とんでもねえクソ息子だな。母親が心を込めて作った弁当を食べもしないなんて…」
志村「いや、だって雑草飯だし…(笑)」
碇矢先生「母親が精を込めて作ってくれた雑草飯をちゃんと持って来い」
志村「漁師飯みたいに言うな!!雑草、マジで飽きるんだよ!!丸一年食べてみろ!!」
加藤「それは普通に地獄過ぎるな(笑)」
碇矢先生「その代わりとして食費をもらってるわけだろ?それで好きな食べ物を買えばいいだろう」
志村「食費なんて、全部で400円くらいっすよ!?それでどうやって生きてけと!?」
加藤「カップ麺もパンも食えるじゃん」
志村「まあ、それは、うん」
碇矢先生「…………………」
志村「…………………」
碇矢先生「解決だな。」
志村「いやいやいや!!体に悪いっすよ!!」
加藤「あとコイツ、夜ご飯も「毎晩雑草なんか食えるか!!」とか言って親から夜飯代をせびって、友達とカラオケとか行ってます(笑)」
碇矢先生「おい貴様…最低だな」
志村「それも違う!!そこでももらったのは200円だけだ!!あとは俺のバイト代でカラオケに行ったんだ!!ほぼ俺の金なんだ!!」
碇矢先生「で、なぜそのバイト代で飯を食わないんだ??」
志村「それはその…エヘヘ(笑)」
碇矢先生「なんにせよ、金の配分をしっかりと考えて使え。じゃないとお前、餓死するぞ??」
志村「はい。もう限界です。なので出前頼みました(笑)」
加藤・高木・碇矢先生「「「は??」」」
ガララララ
店員「ヘイお待ち!!ラーメンお届けに参りました!!」
志村「あ、どうもどうも。お勘定は、そこのコワモテのおじさんにお願いします!(笑)」
碇矢先生「…………………」
ゴゴゴゴゴゴゴ…
店員「まいど、1000円になります」
碇矢先生「…………………」
志村「先生。カワイイ生徒を飢餓から救うためだ。よろしくお願いしますよー!!」
碇矢先生「ぶっ殺す!!!!」
志村「ちょっと待って!!せめて食べてから!!ちょ、こっち来んな!!近寄るな!!やめt」
ドッシャーン!!
碇矢先生「ああああああああ!!俺のラーメンがああああああ!!まだ一口も食べてねえのに…」
加藤「学校に出前取るからだバカ!!」
志村「絶対許さねえ!!1000円弁償してください!!」
碇矢先生「俺が払ったんだよ!!」
志村「3秒ルールだ!!全部食べてやる!!」
ズルルルルルル!!
「キャアアアアア!!キモイイイイイ!!」
「気持ち悪!!」
「志村キモ!!◯ね!!マジで◯ね!!」
「化け物!!出てけ!!」
志村「うっめええええええ!!ラーメン、マジでうめえ!!しかも人の金で食ったから、さらにうめえ!!最高!!」
碇矢先生「後でお前に請求するからな」
志村「いえ、碇矢先生はこぼしたのでダメです」
碇矢先生「でも食べただろうが」
志村「俺はいわばゴミとなったものを食べたんです。あれはもはやラーメンじゃない」
加藤「さっき「ラーメン、マジでうめえ!!」って言ってなかった??(笑)」
碇矢先生「…………………」
志村「…………………」
志村「あ、お腹痛くなってきたんで、早退します」
碇矢先生「逃がすか!!」
〜放課後〜
志村「はあ…結局ちっとも食えなかった…腹減った…」
グギュルルルルル…
加藤「聞いてるこっちも腹が減ってくるわ…(笑)」
高木「マジでその腹の虫を黙らせてくれ(笑)」
志村「だったら、今すぐ俺に昼飯を恵んでくれ!!」
加藤「もう放課後だろーが」
高木「あげた上に、お前ラーメンも食べたやん」
志村「ちょっとしかもらってねえし、ラーメンも、あの碇矢のバカのせいで床にぶち撒けられちまっただろうが!!」
加藤「じゃ、そろそろ部活行くか(笑)」
高木「そうだな(笑)」
志村「おい!!お前ら、まさかこの俺を見捨てて部活に行くつもりか??」
加藤「そうだけど」
高木「それ以外選択肢ある??」
志村「助けろよ!!助ける手を考えろよ!!」
加藤「てか、お前も部活だろーが。さっさと行くぞ」
志村「嫌だ!!こんなお腹ペコペコの状態で部活行くなんて嫌だ!!死んでも断る!!」
加藤「ギャーギャーうるせえ。部活終わったら、お前の腹を満たす方法を考えてやるよ」
志村「マジで!?言ったな!?約束だぞ!?」
加藤「ハイハイ。高木も付き合えよな(笑)」
高木「ええ…ダル…」
志村「薄情者か!!家近いんだから付き合え!!」
〜部活後〜
志村「ゼエゼエ…なんとか乗り切った…」
加藤「結構キツかったな(笑)」
志村「当たり前だ!!俺は腹ペコなんだぞ!?さっさと俺の腹を無料で満たせる方法を考えやがれ!!」
加藤「まず自分で考えろよ(笑)」
志村「昨日1日かけたけど、思いつかなかった!!」
高木「普通に家帰って雑草飯食べろよ(笑)」
志村「腹の足しにならねえっつーの!!」
高木「だったら、親からの食費でなんか買え」
志村「もう今日の飯代は前借して、漫画買っちゃった♡」
高木「救いようのねえクズだ…」
志村「続きが気になる漫画がいっぱいあるんだから、しょーがねえだろうが!!」
高木「知るか!!それこそ我慢しろゴミ!!」
志村「だから、金がかからなくて、なおかつ腹を膨らませる方法を考えてくれ」
高木「注文が多いな!?めんどくさ!!」
加藤「まあ考えられるのは、ゴミを食べることだな」
志村「それはもうやった」
加藤「もうやった!?」
志村「そしたら警察に通報された。コンビニのゴミ箱を漁っているヤベえ奴がいるって」
加藤「まあそれはその通りだが…(笑)」
高木「なら、募金をもらうみたいな感じで、ご飯を町行く人に乞うっていうのは??」
志村「それもやった。だけどご飯じゃなくて、金をくれる人が多いんよな…」
加藤「いや、それでいいじゃねえか!!」
高木「それでさっさとご飯を買えよ!!」
志村「いやさ、お金があるとさ、ついつい他の欲しい物に使っちゃうんよね。食べ物は優先度低くなっちゃう(笑) ま、志村家の男の性って奴だな(笑)」
加藤「知らねーわ!!」
高木「もうバカバカし。帰ろ」
志村「ウソウソ!!マジで嘘だから!!帰らないで!!」
加藤「ちなみに、どっからどこまでが嘘??」
志村「…………………」
志村「…あ、思い出した!!」
加藤「おい!!話を逸らすな!!」
志村「なんか、この辺に釣りがOKなスポットがあるらしいんよね。そこならいくらでも釣って食べていいかもって話を、誰かに聞いた気がする!!」
加藤「雑か!!信用できんのか!?」
志村「あの辺の池だったかな?」
加藤「あんな池、汚いコイしか釣れねえだろ(笑)」
志村「まあそれでも俺はいいけど」
加藤「は??」
志村「今の腹なら、ヘドロに住むコイでも食えるわ」
加藤「正気かコイツ!?」
志村「大丈夫大丈夫。焼けば大抵の食べ物はなんとかなる」
加藤・高木「「ならねーわ!!」」
〜移動中〜
加藤「ここか…」
高木「意外とキレイだな」
志村「他にも釣り人がいるしな。絶対釣れる!!やるしかねえ!!」
加藤「釣り道具は??」
志村「ないけど」
加藤「どうやって釣るつもりだよ!?」
高木「道具ないと釣れるわけねえだろ!?」
志村「その辺の釣り人から借りる」
加藤「クソ迷惑!!」
志村「すいませーん…」
~5分後~
志村「なんか、釣り竿から針、餌まで全て貸してくれることになった(笑)」
加藤「めちゃくちゃ神じゃねーか!!」
高木「世の中、いい人がいるもんだな」
志村「迷惑になるし、あの人からは少し離れて釣りをしよう」
加藤「そうだな。感謝だな」
高木「釣り人っていい人が多いのかもな」
志村「よし。この辺でいいか」
釣り人「おいコラ!!ここには俺がいるだろうが!!釣り糸ご絡まったらどーすんだボケが!!」
加藤「口悪!?」
志村「はーい、離れます」
加藤「こっわ…やっぱいい人ばっかじゃねえな…」
志村「とりあえずテキトーに餌つけてと…ほれ」
ポチャン
加藤「早く釣って食って、さっさと帰ろうぜ」
高木「ホントだよ。俺達は飯が待ってんだ」
志村「お前ら、ものの30分で帰れるだろうが!!俺は2時間かかるんだぞ!?少しは待ってくれてもいいだろうが!!」
〜1時間後〜
加藤「…………………」
高木「…………………」
志村「…………………」
加藤「暇。帰っていい?」
高木「早く釣ってくれ。」
志村「おかしいな…こんな釣れないことある?」
加藤「ちなみに、釣りやったことはあんの?」
志村「いやない」
加藤「は??」
志村「一度もない」
加藤「なら、どーやって準備して…」
志村「勘だな」
加藤「ふざけんなテメエ!!」
高木「そんなんで釣れるわけねえだろうが!!」
志村「冗談だよ冗談。ちゃんと貸してくれた心優しい爺さんから、基本的なことは聞いたから」
加藤「なら良かったけど、釣れねーな…」
高木「まあもう少し待とう」
〜さらに1時間後〜
加藤「帰る。マジで帰る」
志村「待て待て待て待て!!見捨てないでくれ!!」
加藤「いや見捨てる。だってもう腹減ったもん」
志村「もうすぐ!!もうすぐ釣れるから!!」
加藤「とりあえず、一旦家帰って飯食ったらまた来るわ」
志村「お前それ、絶対戻ってこないやつ!!」
高木「行けたら行くから安心してくれ」
志村「できるか!!」
田中「まったく。見てられんなお前達は」
志村「え??」
田中「まったくなっとらん。釣りの基礎からダメダメだ。」
志村「いやそりゃまあ、初心者なんで」
田中「なんでこういう餌の付け方するかなー??もうマジで低レベル。見ててイライラするわ」
志村「なんだコイツ…」
加藤「マジでムカつくな…」
田中「マジで低レベルだわ。こんな上級者しか来ないところに、お前みたいな低レベル野郎が何で来てんだよ。いるだけで迷惑だ」
志村「どんだけボロカス言うんだよ!?」
田中「まあ仕方ねえな。この俺が色々教えてやるよ」
志村「いえ、結構です」
田中「なんでだよ!?釣りたいんだろ??」
志村「いや、アンタに教わるくらいなら、餓死した方がマシだ」
加藤「志村にしては珍しく、食欲よりプライドが勝ってるじゃん(笑)」
高木「それな。いつもなら「プライドで飯が食えるか!!」とか言うのに(笑)」
志村「だってコイツ、マジでムカつくもん」
田中「コイツだとゴルァ!!」
志村「うるせえぞゴルァ!!」
田中「目上を敬えゴルァ!!」
志村「まずお前誰だよゴルァ!!」
田中「田中太郎だゴルァ!!」
志村「覚えやすいなゴルァ!!」
加藤「もういいわ!!うるせえ!!」
高木「諦めて教われよ。どーせお前1人じゃ何も釣れないんだから(笑)」
志村「グヌヌヌヌヌ…」
田中「人の親切を無碍にするのか?ん?」
志村「お願いじまず…(血の涙)」
田中「よろしい。まず餌の入れ方が違う。こんな入れ方をしたらすぐになくなるだろーが。考えればすぐにわかる。どんだけバカなんだお前は」
志村「ウッぜええええええ!!」
田中「それから、釣ってる時にあんな揺らし方をしたら、魚が逃げるだろうが。常識的に考えればわかるだろ。どんだけバカなんだお前は」
志村「毎回それ言わねえと気が済まねえのか!?」
田中「よし。じゃあ今のアドバイスを実践してみろ」
志村「はい……これでどーですか??」
田中「全然ダメだな。人の話聞いてたか??やる気あんのか??どんだけバカなんだお前は」
志村「…………………」
田中「ちっとも上手くならんな。本当に人の話を理解してんのか??どんだけバカなんだお前は」
田中「何してんだお前は。俺のアドバイスを全然吸収できてないな。どんだけバカなんだおm」
志村「うるせえええええええ!!」
田中「うお、ビックリした…」
志村「テメエ、どんだけバカにしてくんだよ!!こんな時間に釣りしてる暇人の釣り人ごときが、プロぶって調子に乗ってんじゃねえぞ!!」
田中「ああん!?誰が暇人だゴルア!!」
志村「こんな時間に、こんなゴミみたいな池で釣りしてる奴なんて、暇人くらいしかいねえわ!!」(※夜10時過ぎ)
田中「俺様は元漁師なんだぞ!?その俺様の言う事が絶対に正しいに決まってるだろうが!!」
志村「正しいかそうじゃねえかの話はしてねえ!!元漁師だかなんだか知らねえが、教え方がムカつくわ!!俺は別に漁師になろうとしてるわけじゃねえんだし、弟子になった訳でもねえんだから、もっと優しく教えやがれこのボケカスクソジジイ!!」
田中「そんなこと言うなら、もう教えねえ!!自分で勝手にやりやがれ!!」
志村「あー上等だよこのハゲが!!そもそもそっちが勝手に教えにきたんだろうが!!」
田中「あーそう。だったらもう、全然釣れなくてお前が餓死しても知らねーからな」
志村「…………………」
田中「…………………」
志村「すいませんでした!!やっぱり教えてください!!」
田中「よろしい。」
加藤「あ、俺ら帰るわ(笑)」
高木「頑張って(笑)」
志村「絶対後で戻ってこいよ!?」
加藤「善処する」
高木「努力する」
志村「戻ってこなさそう!!」
田中「よし。早速取り掛かるぞ。俺の指示をよく聞け。わかったか??」
志村「はい…」
田中「違う。どんだけバカなんだお前は」
田中「どんだけバカなんだお前は」
田中「どんだけバカなんだ」
田中「どんだけバカ」
田中「どんだけ」
〜30分後〜
志村「あー俺はバカ俺はバカ俺はバカ俺はバカ…」
田中「よし!!じゃあ早速やってみろ!!お前はもう、釣りのプロフェッショナルだ!!」
志村「イエス・サー!!」
ヒョイ
田中「すぐに食いつくだろうな。今のお前の釣りテクニックなら」
志村「マジすか!?あざっす師匠!!」
田中「…………………」
志村「…………………」
田中「…………………」
志村「…………………」
田中「…………………」
〜1時間後〜
志村「…………………」
田中「…………………」
志村「ぜんっぜん釣れねえじゃねえか!!」
田中「おかしいな…俺直伝の天才的釣りテクニックを駆使すれば、入れ食い状態のはずなんだが…」
志村「なんなんだアンタ!?口先ばっかで全然使えねーな!!」
田中「はあ!?テメエの釣りセンスがねえからだろうが!!大体よぉ、ひと目見た時から、テメエには釣りセンスがねえと思ってたんだよ!!」
志村「じゃあなんで絡んできたんだ!?」
田中「あまりにもセンスがなさすぎて可哀想だったから、俺が助けてやろうと思ってな…まあ親切心って奴だ」
志村「恩着せがましいな!!結果として助けられてないんだから、お前の指導がゴミってことだよ!!」
田中「なんだとテメエ!!絶対許さねえ!!」
志村「うるせえ!!俺は一昨日から何も食べてねえんだぞ!?もう限界なんだ!!お前の釣った魚をよこせ!!」
田中「いや、ちょっと待て!!」
志村「待たねえ!!俺はもう餓死寸前なんだ!!」
田中「そういうことじゃなくて!!とりあえず待て!!」
志村「どりゃあ!!魚魚魚!!ってあれ…??」
田中「…………………」
志村「一匹もクーラーボックスにいねえじゃん…え?どゆこと??」
田中「…………………」
志村「まさかアンタ、あんだけ「おるえは元漁師やで!!」とか偉っそうなこと言っといて、まさか、収穫0匹なんですか!?!?プププ!!」
田中「…………………」
志村「え!?アナタ、確か俺達より先にいらっしゃいましたよね??え??どういう気持ちで、俺に指導してたんですか??ちょっと流石の俺も、アナタの感情はわからないっすわー!!普通話しかけて来ないでしょ。自分がまったく釣れてなかったら(笑)」
田中「…………………」
志村「え?どんな気持ち?今どんな気持ち??」
田中「うるせええええええんだよ!!俺はただ、今日は渋くて暇だったから、周りの奴らに熟練の技を伝授しようとしただけだわ!!」
志村「いやありがた迷惑!!そして熟練の技、マジで使えねーし!!ギャハハハ!!」
田中「コイツ、マジで殺す!!」
志村「バカとかアホとか、散々罵倒されたからな!!100倍返ししないと割に合わねえぜ!!」
田中「テメエ!!今すぐこの池に沈めてやる!!」
志村「上等だ!!テメエをコイの餌にしてやる!!」
田中「うおおおおお!!」
志村「どりゃあああ!!」
ボッチャーン!!
加藤「何やってんだ?アイツら…(笑)」
高木「さあ…?(笑)」
〜30分後〜
志村「ハア…ハア…ようやくあのキモオッサンを池に沈められたぜ…」
志村「もう釣りなんて2度とやらねえ…あの優しい釣り人に道具を返そう…」
志村「あの、道具を貸していただき、本当にありがとうございました」
釣り人「はいはい。針とかエサのレンタル料、2時間で5万円ね」
志村「え??」
釣り人「無料で貸すとは言ってないでしょ??使ったんだから、ちゃんと金は払ってね(笑)」
志村「コイツもクズだった!!!」
〜完〜




