席替えはなんだかんだテンション上がる
いきなり3日連続での投稿となりましたが、安心してください。
仕事をクビになったわけではありません。もう辞めたいけど(笑)
単純に前からあったストック話を投稿する準備ができただけです。
毎日は流石に難しいですが、できるだけ高頻度で投稿できるように頑張ります!
碇矢先生「お前達。もう高校生活には慣れてきたことだし、そろそろ席替えでもするか?(笑)」
加藤「マジで!?」
高木「イエーーイ!!」
志村「フォーーー!!」
加藤「やっと、このゴミ席からおさらばか…」
高木「周り、むさ苦しい奴らしかいねえと思ってたんだよ」
志村「それな。ホントに暑苦しいしうるせえし、席替えしたいと思ってたわ」
加藤・高木「「うるせえのはお前だよ!!」」
碇矢先生「そしたら、くじ引きで席を決めよう。」
加藤「いえ先生。それはやめましょう」
碇矢先生「え??」
高木「そうですね。決め方を変えましょう」
碇矢先生「たとえば??」
志村「殴り合いとか」
碇矢先生「却下」
加藤「それぞれの席をみんなが選んで、競合したらくじ引きにしませんか??」
碇矢先生「ドラフト会議か!!」
加藤「それか、その席が良い理由をみんなの前で説明するんです!!」
碇矢先生「聞いてられねえよ!!」
高木「だったらじゃんけんで!!」
碇矢先生「席なんて授業が見れればぶっちゃけどうでもいいんだよ。ゴチャゴチャ文句言うなら、もう二度とやらねえぞ??(笑)」
加藤・高木「「グヌヌヌヌヌ…」」
加藤「だったら、交渉するのはいいですよね??」
碇矢先生「交渉??」
加藤「おい相川!!お前の席と俺の席を交換してくれ」
相川「は??なんで??」
加藤「この席だと、お前の好きな田中さんの隣になれるぞ??」ヒソヒソ
相川「かわるかわる!!交換する!!」
加藤「よし!!」
高木「なんだと!?じゃあ俺も…」
高木「おい北野。お前の席と交換しろ!!」
北野「え??なんで??」
高木「ここなら、お前の唯一の友達、杉本の隣になれるぞ」
北野「最高じゃん!!かわるかわる!!」
加藤「唯一を認めるのか!?」
高木「よっしゃ。一番後ろの席ゲット!!」
志村「おい出木杉!!一番前に座りたいだろ??席かわってやるよ」
出木杉「いや僕は別に…」
志村「かわってくれたら、今度のテストでわざと悪い点を取って、お前の順位を1つあげさせてやる」
出木杉「君はいつも最下位だろうが!!」
志村「だったら、モテるコツを教えてやる!!」
出木杉「君もモテてないだろうが!!」
志村「あーもういいから席かわれ!!ぶん殴るぞ!?」
出木杉「まさかの暴力行使!?」
碇矢先生「バカかお前は。俺の真ん前の席にするぞ??」
志村「すいませんでした!!」
加藤(アイツ、なんで出木杉の席なんて狙ってんだ??あの席、前から2番目だし、結構目立つし、いいことなんて…)
加藤(は!?!?クラスの女神、新垣しゃんの隣の席だ!!盲点だった!!ヤバイ!!)
加藤「おい出木杉!!」
出木杉「なに??」
加藤「俺の席と交換してくれたら、100円やる」
出木杉「なんなの!?僕の席に何かあるの!?」
加藤「いいから俺とかわれ。200円でもいい」
志村「いーややめろ出木杉!!もし俺とかわってくれたら、今度の合コンに連れていく!!」
出木杉「マジで!?」
加藤「噓つくなテメエ!!合コンなんてお前が開ける訳がねえだろうが!!」
志村「チッチッチ。俺はバイト先でモテモテなのさ。ナメんじゃないよ(笑)」
加藤「嘘くせえ!!」
志村「だからもし俺に席を譲ったら、その合コンに招待してやる」
出木杉「合コン…行きたい!!」
加藤「騙されるな!!絶対にそんなものはない!!それよりも、今ここで確実に1000円をあげると言っている俺に席を譲れ!!」
出木杉「なんか値上がりした!?」
志村「おいせこいぞ!?金で釣るんじゃねえ!!」
加藤「やかましい!!これで俺の勝ちだ!!」
出木杉「うーーーーーん…」
志村「クックック…合コンにはまだ勝てんらしいぞ??(笑)」
加藤「ダニィ!?そんなバカな…1000円だぞ!?」
志村「出木杉よ。よく聞くがいい」
出木杉「え??」
志村「合コンとは、金には代えがたいものだ。いくら大金を積んでも、合コンをする機会なんて、もう二度と現れないかもしれないぞ??」
出木杉「…………………」
加藤「騙されるな!!コイツの口車に乗せられるな!!」
志村「このままだと、いくら金がたまっても、ずーーーっと1人身だ。人生を終えるまで、お前は1人寂しく死んでいくんだ…可哀想に(笑)」
加藤「騙されるな!!金の方が大j」
出木杉「いやだあアアアアアアア!!合コン合コン合コンんんんん!!」
加藤「な…」
出木杉「かわる!!志村君と絶対に交換する!!」
志村「よく言った出木杉!!」
加藤「バ、バカな…」
志村「クックック…残念だったな加藤(笑)」
加藤「畜生…ちくしょおおおおおお!!」
高木「大袈裟か(笑)」
志村(やったぜ!!これで俺は、念願の、新垣しゃんの隣だアアアアアアア!!)
碇矢先生「よし。これでもういいか?特に希望がなければもう終わらせるぞ?」
加藤「先生!!」
碇矢先生「ん??」
加藤「俺はめちゃくちゃ目が悪いです!!」
碇矢先生「そうだったか…??」
加藤「だから、志村君の今いる席じゃないと、文字がよく見えないです!!」
志村「そんなわけあるか!!アイツ噓ついてます!!」
碇矢先生「一番前の席じゃダメなのか??」
加藤「近すぎて見えないです!!」
碇矢先生「どういうこと!?」
加藤「ダメなんです!!志村君の席じゃないと、僕は黒板が見えません!!」
志村「そんなわけねえだろうが!!」
加藤「僕の視力は、その位置でだけ正確に働くんです。だからお願いします!!」
碇矢先生「日常生活が不便すぎるわ!!」
志村「アイツは噓つきです!!騙されてはいけません!!」
碇矢先生「騙されるか!!教師をナメんな!!」
花畑「先生!!」
碇矢先生「今度は何だ!?」
花畑「アタシ、この席嫌です。志村君の隣の席」
碇矢先生「なんでだ??」
花畑「隣の志村君が、いやらしい目でアタシを見てくるからです」
志村「そんなことするわけねえだろうが!!」
花畑「アタシにはわかるんです。この変態は、アタシの隣になるために席を移動してきたんです」
志村「お前じゃねえわ!!自意識過剰か!!」
花畑「だからお願いです。この変態を別の席に移してください」
志村「いい加減にしろテメエ!!」
花畑「いくらアタシが完璧美少女だからって、席を近づけてくるのはちょっと引くわ…」
志村「お前のどこが完璧美少女だ!!不完全アホ女だろうが!!」
花畑「なんですって!?」
加藤「ハイハイ!!なら俺が志村とかわります!!」
志村「テメエは黙ってろ!!」
加藤「いーや!!苦情が出てる限り席はかえるべきだ!!志村は俺とかわれ!!」
志村「負け組は大人しくそこにいろ!!しゃべるな!!」
加藤「ああん!?誰が負け組だゴルア!!出木杉を騙しただけのクズが!!」
志村「騙してねえし!!実際、いつか多分きっと合コンする時に誘うから!!」
加藤「誘わなさそう!!」
出木杉「おい!!騙したのか!?」
花畑「ちょっと!!さっきから無視してんじゃないわよ!!アタシの意見を聞きなさい!!」
志村「うるせえ!!だったらお前がどっかいけ!!」
花畑「嫌よ!!ガッキーの近くだもの!!絶対に譲らない!!アンタが代われ!!」
加藤「そうだそうだ!!さっさと俺とかわれ!!」
花畑「いや、アンタも嫌だけど(笑)」
加藤「ああん!?なんでだよ!?」
花畑「だって、アンタもエロい目でアタシを見てくるじゃん(笑)」
加藤「見たことねえわ!!なんだこの自意識過剰ブス!!」
花畑「なんだと!?このブサイクが!!」
加藤「あんだとゴルア!!」
碇矢先生「うるせええええええええ!!」
加藤「…………………」
花畑「…………………」
志村「…………………」
加藤「あーもういい!!俺達が話し合いなんて無理だったんだ」
花畑「そうね。殴り合い…いや殺し合いで席を決めましょう」
志村「そうだな。生き残った奴が席を決められることにしよう」
加藤・志村・花畑「「「うおおおおおおおお!!!」」」
ドカバキボカスカ
碇矢先生「いい加減にしろ!!お前達3人は、一番前の席だ!!以上!!」
加藤・志村・花畑「「「えええええええええ!?!?!?」」」
~完~




