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芸人とか、やれてるだけでスゴイ その2

お久しぶりです。ようやく復帰することができました。

修論発表もなんとか終わりました。(色んな意味で)


これから社会人となるまで可能な限りの高ペースで投稿していきますので、

今後も「これでも高校生ですが、何か?」をよろしくお願いします。

司会「ということで、「屋良瀬(やらせ) 万斉(ばんさい)」さんのスペシャルマジックショーです!!屋良瀬さんお願いします!!」


屋良瀬「はいどーも。屋良瀬です」


加藤「…………………」


志村「…………………」


加藤「なんで俺達が、こんなマジシャンの手伝いを…」


志村「落ち着け。これも一流芸人になるための試練だ」


加藤「芸人関係ねえじゃん!!」


プロデューサー「まあいいじゃないか。こんな有名人に会えるなんて、早々ない機会だぞ??」


加藤「そーですけど、コイツのせいで俺達のギャラは0なんでしょ??」


志村「マジでそれはたまんないっすよ。金くださいよ」


プロデューサー「まあそう言うな。これはいわば初期投資だ。今回でお前らの面白さを、世に広めることができる!!」


加藤「マジック番組で活躍できるか!!」


志村「アイツがマジックするだけだろうが!!」


屋良瀬「さて始まりました、超天才マジシャン屋良瀬のマジックショーwithよくわからん芸人!!」


加藤「よくわからんとか言うな!!」


屋良瀬「さて今週は、なんと人を瞬間移動させます!!私がこの棺桶の中に入って閉じ込められてる間に、あそこまで移動します!!」


加藤「マジで!?スゲエ!!」


志村「よくテレビでやってたよな。屋良瀬の十八番(おはこ)だよ!!」


屋良瀬「それでは、私が棺桶の中に入ります!!そして、鎖でグルグル巻きにしてください!!」


加藤・志村「「おおおおおおおお!!」」


屋良瀬「グルグル巻きにしましたか!?」


スタッフ「はい」


屋良瀬「そしたら、カメラを切ってください」


スタッフ「はい」


加藤・志村「「え??」」


屋良瀬「じゃ、鎖をほどいて私を棺桶から出してください」


加藤「は??」


志村「え??一瞬で移動するんじゃねえの??」


スタッフ「屋良瀬さん、この辺りがいいかと」


屋良瀬「よし、立つのはここでいいだろう。ゴホン。カメラをつけたまえ」


スタッフ「はい」


屋良瀬「はっはっはっはっは!!どうだ!!一瞬でグルグル巻きの棺桶の中からここに移動したぞ!!(ドヤ顔) はい拍手ー」


スタッフ達「「「「おおおおおおおお!!!!」」」」


加藤・志村「「はあああああああ!?」」


屋良瀬「ふう。じゃ、後は編集でうまく繋いでおいてくれ」


スタッフ「はい」


加藤「ふざけんなテメエ!!」


志村「ただ単に、棺桶を開けて移動しただけじゃねえか!!」


屋良瀬「さて次のマジックは、このなんの変哲もない帽子から、鳩を出して見せましょう!!」


屋良瀬「よく見てください。この帽子はただの帽子です。ここから鳩を出します。1、2、3…」


屋良瀬「はい。カメラを切ってください」


スタッフ「はい」


屋良瀬「じゃ、鳩を持ってきてください」


スタッフ「はい」


鳩「クルッポー」


スタッフ「はいどうぞ」


屋良瀬「おっと!!いきなり鳩が飛び出してきたー!!はい拍手ー!!」


スタッフ達「「「「おおおおおおおお!!!!」」」」


加藤・志村「「…………………」」


プロデューサー「何だお前ら。急にテンション下がってどうしたんだ?(笑)」


加藤「あの屋良瀬って奴、めっちゃヤラセしてるじゃねえか!!」


志村「ちっともガチでマジックしてねえじゃん!!」


プロデューサー「なんだお前ら、知らなかったのか(笑) アイツはヤラセで有名なゴミクズマジシャンだぞ??(笑)」


加藤「そんな奴に、俺達は1年分の給料取られたのか!?」


志村「ふざけんなクソプロデューサー!!金返せ!!」


プロデューサー「まあまあ落ち着け。確かにアイツはクズだが、コネはある。アイツを踏み台にして、次のステージに進もうじゃないか!!」


加藤「本当にいけるのか!?」


志村「あんな奴、頼りにならねえだろ…」


屋良瀬「はい注目!!次は、地面の中から瞬間移動して見せよう!!」


加藤「もういーわ!!どんだけ瞬間移動すんだよ!!」


志村「おいそこのヘッポコマジシャン!!それしか能がねえのか!?(笑)」


屋良瀬「はあ!?なんだね君達は!!」


プロデューサー「オイオイ。落ち着け志村」


志村「大体よお、アンタ全然マジックできねえじゃねえか!!全部ヤラセ!!スタッフがいなければなんにもできねえゴミクズじゃねえか!!」


スタッフ「ちょっと君!!屋良瀬さんに何てことを言うんだ!!」


屋良瀬「言うじゃないか君。この大物マジシャン屋良瀬に大きな口を叩くなんて…」


加藤「大物マジシャン!?マジックしてない奴が、マジシャンを名乗るなよ(笑)」


志村「俺達を脅そうったってそうはいかねえぞ??ヤラセの状況を撮影して流してやるよ!!流されたくなかったら、金をよこしな!!(笑)」


加藤「いや堂々と脅迫すんな!!普通に犯罪!!」


屋良瀬「志村君?だっけ。よく聞きたまえ!!」


志村「は??」


屋良瀬「もし今ここで私のお願いを聞いてくれたら、今後君を様々な人に紹介してあげよう」


志村「え!?誰々!?」


屋良瀬「そうだな、例えばタ〇リさんとか、ビー〇たけしさんとか、千〇の2人やサ〇ドウィッチマンとか、その辺の超有名芸人にもコネがあるんだよ私は」


志村「すげええええええ!!全員ガチの有名人じゃん!!」


屋良瀬「もしここでのことを黙って、私の指示に従ってくれれば、彼らとの飲み会や食事をセッティングしてあげようじゃないか」


加藤「いやそれ、ただの買収じゃn」

志村「マジで!?黙る黙る!!死んでも黙る!!」


加藤「おい!!意志弱すぎだろ!!」


屋良瀬「そうすれば、君達は彼らの番組にも呼ばれるし、果てはMC芸人になり、CMもいっぱい入り、ガッポガポに稼げる日がすぐにやってくる!!」


志村「おおおおおおおお!!」


屋良瀬「今ここで脅迫するよりも、よっぽど金を稼げるぞ!?一瞬で大金を稼げるぞ!?」


志村「おおおおおおおお!!やりますやります!!俺、不正でもなんでも目をつぶります!!」


加藤「ダメだコイツ!!金の前では無力!!」


志村「なんでも手伝います!!奴隷のように働き、全ていうことを聞きます!!」


屋良瀬「よろしい。後でまた連絡するよ」


志村「はい!!屋良瀬大明神様!!」


加藤「変わり身が早ええ!!さっきゴミクズとか言ってただろ!?」


屋良瀬「じゃあ次は、この箱に入ってから剣でめった刺しにして生き残って見せよう!!志村君、剣と箱をここに持ってきてくれたまえ」


志村「イエス!ボス!!」


加藤「もうすっかり奴隷じゃねえか!!」


屋良瀬「じゃ、箱に入るぞ!!うわ!!なんて狭さだ!!身動き取れない!!」


加藤「やかましいわ!!わざとらしいんだよ!!」


志村「こんな狭い箱から、果たして彼は無事に脱出できるのだろうか!?」


加藤「合いの手やかましい!!」


志村「じゃ、カメラ切ってくださーい」


加藤「お前が指示し始めた!?」


スタッフ「はい。切りました」


志村「それでは出てきてください。屋良瀬様」


加藤「ヤラセ様!?」


志村「足元にお気をつけください」


屋良瀬「ありがとう」


加藤「めちゃくちゃ従順じゃねーか!!」


志村「じゃあ箱を閉めて、カメラを再開してください」


スタッフ達「「「はい!!」」」


加藤「いつの間にかスタッフのリーダーみたいになってる!?」


志村「じゃあ刺しまーす!ドリャアアアア!!」ブスッ


加藤「いや勢いつけすぎだろ!!」


志村「◯ねえええええエエ!!」グサッ


志村「くたばれええええエエ!!」ドスッ


志村「おりゃあ!!どりゃあ!!おんどりゃあ!!」ザクッブスッドスッザクザクッ


加藤「いや、やりすぎだろ!!」


志村「いや、まだだ。本当にやってる感を出さなければ…」


加藤「いや逆に怪しいわ!!」


志村「ゼエゼエ…ハアハア…」


屋良瀬「あの、もういいよ志村君…流石にやりすぎ…」


加藤「屋良瀬もドン引きしてるじゃねえか!!」


志村「あ、そうですか?じゃ、次行きますか(笑)」


加藤「切り替え早!!」


志村「さあ、中を見てみましょう!!果たして、屋良瀬さんは無事なのか!?」


志村「あれ!?そ、そ、そそそそんなバカな!?中にいないだとおおおおおお!?」


加藤「大袈裟すぎて、逆に胡散臭いわ!!」


屋良瀬「ハッハッハ!!私はここだ!!」


加藤「ハイハイスゴイスゴイ」


志村「なんだって!?一瞬で箱から外に出るなんて!?なんて神業なんだ!!スゴすぎる!!」


加藤「お前、役者目指せんじゃね!?」


スタッフ達「「「「おおおおおおお!!!!」」」」


加藤「だから、さっきからアンタ達の歓声は何なの!?よくそんな反応ができるね!!」


屋良瀬「志村君。君は素晴らしいよ。私の一番弟子としてこれからもよろしく頼む」


志村「師匠!!ありがたいお言葉!!」


加藤「一番弟子になった!?いいのかこんな奴の弟子で!?」


志村「バカ野郎!!これで俺達は、有名芸人とのコネができたんだ!!ここから俺達は、人気バラエティー番組にも出れるぜ!!」


加藤「なるほど!!確かに!!屋良瀬バンザーイ!!」


志村「屋良瀬さん、マジでよろしくお願いします!!」


屋良瀬「ああ任せとけ。明日には、君達はもう明石家さ〇まのマブダチだぜ(笑)」


加藤・志村「「いえええええええい!!」」


プロデューサー「だから言ったろ??屋良瀬さんに任せとけって(笑)」


加藤「確かに!!アンタは神プロデューサーだ!!」


志村「一生ついていきます!!」


~次の日~


「昨晩、テレビでのヤラセ動画が拡散されてしまい、自称有名マジシャンの「屋良瀬(やらせ) 万斉(ばんさい)」さんが突如引退を発表しました」


志村「は…??」


加藤「え??さ〇まさんとのマブダチの話は…??」


プロデューサー「どうやら、失踪して誰も行方がわからないらしい(笑)」


加藤「(笑)じゃねーよ!!どうすんだ!?コネが消失したぞ!?」


志村「ホントだよ!!なんのために、あのゴミクズに媚を売ったと思ってんだ!!」


プロデューサー「まあまあ。次も豪華特別ゲストを呼んだから安心してくれ(笑)」


加藤「できるか!!」


志村「ってことはまさか、また俺達のギャラは…」


プロデューサー「ああ。もう1年タダ働きになるな(笑)」


加藤・志村「「ふざけんな!!」」


加藤「俺達、2年後までギャラなしなのか!?」


志村「なんなの!?俺ら2年間タダ働き!?」


プロデューサー「だから落ち着けって。これは初期投資なんだよ」


プロデューサー「前も言っただろ??今ここで有名人に顔を売っておけば、他の番組にいっぱい出れるわけだ!!そしたらお前らはウハウハだ!!」


加藤「ホントか!?今度は誰を呼んだんだ!?」


志村「今度こそ、ちゃんとした有名人か!?」


プロデューサー「任せとけって。今度はちゃんとした大物芸人だ」


加藤「本当かよ…」


志村「信用できんわ…」


~1週間後~


プロデューサー「さて着いたぞ。ここが次のロケ地だ」


加藤「どこだ??この町…」


スタッフ「小笠原諸島の有名歓楽街です」


加藤「いや、聞いたことねえんだけど!?」


志村「本当に有名なのか!?それ!!」


スタッフ「いえ、実はまだ無名なのでそれを広めてあげようかと…」


加藤「優しいテレビ!!慈善活動!!」


スタッフ「むしろ向こうからお金をもらえちゃいました(笑)」


加藤「マジかよ!!最高じゃん!!(笑)」


志村「それなら、流石に今回のギャラはくれるよな?(笑)」


プロデューサー「だから言ったろ。それを含めて豪華ゲストに全額使ったって(笑)」


加藤「どんだけ金の亡者だよソイツ!!」


志村「俺達のギャラ1年分じゃ足りないってか!?」


プロデューサー「まあまあ楽しみにしててくれ。今回は料理番組をやるんだが、どんな有名人が来るかわかるか??(笑)」


加藤「さあ…??」


志村「料理番組…??誰??」


プロデューサー「じゃ、出てきてくれ。その名も「クッキングマスター」目志(めし) 真瑞(まずい)だ!!」


加藤・志村「「おおおおおおおおお!!」」


加藤「あの超有名な料理人!!」


志村「最近よくテレビで見る!!」


加藤「でも、料理人じゃん…」


志村「え??てか、この人に俺達のギャラ1年分吸い取られたの…??」


加藤「そこまでするなら、サ〇ドウィッチマンくらい呼んでくれよ…」


プロデューサー「バカかお前ら。この男をなめるんじゃない」


プロデューサー「コイツはいくつも店を経営していて、有名芸人の知り合いもめちゃくちゃいる。だから飲み会とか飯とかセッティングしてもらえるぞ」


加藤「またそういうパターンかよ!!」


志村「また媚を売れってか!?」


プロデューサー「まあ落ち着け。とりあえず今回は、コイツに料理を習う。これでどうだ??」


加藤「うーーーん、まあ、はい…」


志村「有名人と、今度こそ知り合えるなら…」


プロデューサー「よし。じゃあ撮影始めるぞ!!カメラ回して!!」


スタッフ「はい」


加藤・志村「「よろしくお願いします!!」」


目志「じゃあ早速今日は、極上のカレーの簡単な作り方を教えてやる!!」


加藤・志村「「いえええええええい!!」」


目志「お前らの他に、手伝いとして弟子のダニエルも呼んでおいた。ほれこっち来い」


ダニエル「ヨロシクオネガイシマス」


加藤「誰だコイツ!?」


志村「弟子いたの!?スゲエな!!」


目志「まあ、俺くらい料理の鉄人になるとな。弟子の1人や2人、100人くらいはいる(ドヤ顔)」


加藤「100人!?多すぎだろ!!」


志村「そんな必要!?」


目志「まずは、アシスタントのダニエルが、野菜の切り方を教えるからよく見ておけよ!!」


加藤・志村「「はーーーい!!」」


目志「ダニエル、次は肉のゆで方を教えてくれ!!お前らもよく聞いとけよ!?」


加藤・志村「「はーーーい!!」」


目志「よしダニエル!!最後はカレールーを作るんだ!!お前ら、仕上げだぞ!?気合い入れてよく見とけよ!?」


加藤・志村「「はーーーい!!」」


加藤・志村「「…って、アンタは何してんの!?!?」」


目志「え??」


加藤「さっきから、ダニエルしか料理してねえじゃん!!」


志村「アンタ、何もしてないじゃん!!」


目志「いやまあそうだけど。それがどーした??」


加藤「いやどーしたって…」


志村「アンタ、有名料理人で売ってるんだろ??何もしてねーじゃん!!」


目志「まあ俺も普通にできるけど、今はダニエルを鍛えなきゃいけないからさ(ドヤ顔)」


加藤「あ、なるほど。そーだったんすね(笑)」


志村「今回だけ、ダニエルにやらせてるってことすよね??」


目志「そうそう。当たり前だろ??俺は通称「クッキングマスター」よ??(笑)」


加藤「そーすよね!!すいません疑って(笑)」


志村「ビックリしたー(笑)」


目志「当たり前よ!!そんな訳ねえじゃん!!いつもは俺がやってるよ!!(笑)」


加藤・志村「「ですよねーー!!(笑)」」


ダニエル「チガウヨ。コノヒト、毎回オレニ料理ヤラセルヨ」


目志「…………………」


加藤「…………………」


志村「…………………」


ダニエル「コイツ、1人ジャ野菜モ切レナイシ。何モデキナイ(笑)」


目志「…………………」


加藤「…………………」


志村「…………………」


目志「さて…と。次の料理は何するか、ダニエル?」


ダニエル「イイカゲンニシテクレ。モウアンタノ専属料理人はマッピラゴメンダ」


加藤「えーーと、これ、どういうことすか??(笑)」


志村「ダニエルさん、めっちゃ真顔ですけど…(笑)」


目志「いやー(笑) どうしたダニエル??頭でも打ったか??(笑)」


ダニエル「モウゲンカイダ。オマエニハ愛想ガツキタ。サヨナラ」


加藤「おい、ちょっと待てダニエル!!」


ダニエル「イツモイツモ、自分ハ何モシナイクセニ、偉ソウニ命令バッカシテキテ…超ウザイ」


加藤「あの…プロデューサー。なんすかこれ…」


プロデューサー「ようやく気付いたか。コイツもテレビ業界の闇だ(笑)」


加藤「は??」


プロデューサー「コイツは、実はゴーストシェフなんだ(笑)」


加藤・志村「「ゴーストシェフ!?!?」」


プロデューサー「自分は料理を一切やらない&できないくせに、演出でうまく自分が作ってる感じを出し、ドヤ顔で料理人を名乗ってる奴のことだ!!」


加藤「ただのガチクズじゃねえか!!」


志村「それがコイツ!?見損なったわ!!」


プロデューサー「コイツもヤラセの天才だからな(笑)」


加藤「だから、そんな奴を俺達に紹介すんな!!」


志村「マトモな有名人連れてこい!!」


プロデューサー「いやいや。世の中こんな奴ばっかだから(笑)」(※そんなことはありません)


目志「チッ仕方ない。次のダニエルを呼んでこよう」


加藤「次のダニエル!?」


ダニエル?「呼ビマシタカ??」


加藤「別の奴が出てきた!!」


志村「まさか、アンタもダニエル!?」


ダニエル?「イエス。アイムダニエル」


加藤「ダニエルをいっぱいストックしてるのこの人!?」


目志「そうだ。俺は100人の料理人ダニエルを雇っている」


加藤「ダニエルじゃなきゃいけない理由でもあんのか!?」


目志「ダニエルで揃えると、数えやすくていいんだよ。ダニエル2号、ダニエル3号みたいにな」


加藤「逆にわかりにくいわ!!」


志村「てか人を番号呼びしてんじゃねえ!!」


ダニエル2号「マア私モ、モウヤメマスケドネ(笑)」


目志「は??」


ダニエル2号「ダッテ目志サン、マジでウザイモン(笑) ソレニキモイ(笑)」


目志「なんだとテメエ!?」


ダニエル2号「文句言ウナラ、給料アゲロヤ(笑)」


目志「クビだクビ!!」


目志「はい。次のダニエル」


ダニエル3号「ア、俺モヤメマス。マジデ無理。目志サン、口臭(くちくさ)イシ」


目志「クビだクビ!!」


ダニエル4号「ア、オレモヤメマス」


ダニエル5号「オレモヤメル」


ダニエル6号「オレモ」


目志「もうダニエルはやめる!!次はマイケルだ!!」


加藤「名前が変わった!?」


志村「てかどんだけストックがいんの!?」


目志「いけ!!マイケル!!君に決めた!!」


加藤「ポ〇モンか!!」


マイケル1号「アンタノ秘密、世間ニバラズゾ??」


加藤「一番タチ悪い奴きた!!」


目志「お前もクビだ!!」


志村「てか雇いすぎだろ!!」


目志「次!!マイケル2号!!」


マイケル2号「バラサレタクナケレバ、金ヨコセ」


加藤「普通にゆすってきてる!!」


目志「お前もクビだ!!クビ!!次、マイケル3号!!」


加藤「まさか、マイケルも100人いるの!?」


目志「そうだ(ドヤ顔)」


志村「いや、ドヤってる場合ではないけども!!」


マイケル3号「ア、ヤラセ動画、拡散シチャッタワ(笑)」


目志「え???」


加藤「あ、終わったやん(笑)」


志村「干される奴だ(笑)」


目志「いやいや。こんな奴らのSNSなんて、どうせフォロワーも少ないし、大した拡散力はない。まったく問題ないね」


マイケル3号「確カニ。1人ジャ無理ダ。ダケド、俺ニハ100人ノダニエル、100人ノマイケルガイル。皆デチカラヲ合ワセレバ、キット大丈夫!!」


加藤「なんかカッコイイ!!熱いぞ!?」


志村「頑張れダニエル&マイケル!!」


目志「フン!!雑魚がいくら束になって集まったところで、俺には敵わん!!ガハハハハ!!」


加藤「もはやタダの悪役じゃねえか!!」


志村「あ、マイケルの動画、めっちゃバズってる(笑)」


目志「え…??」


~次の日~


プロデューサー「というわけで、目志(めし)は無期限で活動を休止することになった(笑)」


加藤・志村「「マジで、もっとマトモな奴を連れてこい!!」」


~続く~

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