安定のクリぼっちですが、何か??? その2
前回のあらすじ
「リア充撲滅同好会」などのグループによる、「リア充狩り」が横行している現代日本。
非リア充はチェーンソーを握りしめ、リア充に襲い掛かる日々(クリスマス)が続いていた。
そしてまた1人、新たな犠牲者(リア充)が出ようとしていた…
加藤「○ねええええええええええ!!」
志村「高木!!避けろ!!」
高木「え??」
ギュイイイイイイン!!(チェーンソーの音)
高木「あっぶねえええええええええ!!間一髪!!」
加藤「チッ。避けられたか…」
志村「マジでガチで○す気じゃねえか!!ヤバすぎ!!」
加藤「え?当たり前じゃん。リア充は全員○す。」
高木「急に何すんだよ!?てかそのチェーンソーどこから出したし!!」
加藤「俺のチェーンソーは、どこでも収納可能なんだよ!!」
高木「いやどんなチェーンソーだよ!?」
志村「まずアイツがチェーンソーを持ってることに突っ込めや!!」
高木「いやまあ、加藤がチェーンソーを持ってることはそんな驚かんけど…(笑)」
志村「は??」
高木「いやだって、非リア充がリア充をチェーンソーでぶっ〇してるところなんて、割としょっちゅう見かけるし…(笑)」
志村「え??日本って、いつの間にそんな治安悪くなってったっけ??」
加藤「そうそう。高木の言う通り。これは普通だ」
志村「お前は黙ってろ!!」
高木「でも、お前に襲われるとは思ってなかったわ!!マジで命の危機を感じた…」
加藤「当たり前だろ??俺はお前を○す気だったんだから」
高木「…………………」
加藤「何か言い残すことはあるか??」
高木「…なるほどな」
加藤「なんだ??どうした??」
高木「お前あれだろ。どうせ女子とクリスマス過ごせないからって、ブチ切れてんだろ??(笑)」
高木「別にいいじゃん。男同士で遊んで過ごしたって。別に女子と一緒に遊ぶことだけが、クリスマスっていう訳じゃないだろ??それぞれが楽しめれば、俺は全然いいと思うけどな」
加藤「高木…お前…」
志村「なんて良い奴なんだ…」
加藤「俺達「非リア充」をバカにしないなんて…高木、お前は心も顔もイケメンな、イケメンの中のイケメンだ!!」
志村「ああ。マジで見直したぜ!!お前はもっとクズなゴミイケメンだと思ってたぜ(笑)」
高木「そうか??別に普通だって。お前ら大袈裟すぎるって(笑)」
加藤「しかも謙虚な姿勢!!超イケメンだ!!」
志村「ヤベエ!!今日の高木、マジで輝いてるぜ!!」
高木「言いすぎだっつーの(笑) 俺はいつも通りよ(笑)」
加藤「そんなこと言われちゃあ、俺もチェーンソー使う気なくなっちまうよ…」
志村「最初からやめてくれ…(笑)」
加藤「よし。高木はリア充だけど、優しいリア充だ。○すのはやめよう…」
高木「まったくよー。リア充狩りなんてくだらねえことやめろよな(笑)」
加藤「うるせえな!(笑) 俺にとっては大事なことなんだよ!!いいか?ウザいリア充の抹殺が、俺達の生きがいなんだ!!」
高木「いやどんな生きがいだよ(笑)」
高木「…じゃ、俺そろそろ行くわ(笑)」
加藤「引き留めて悪かったな。クリスマス楽しく過ごせよ!」
高木「おう。そっちも負け犬同士で楽しめよ」
加藤・志村「「は???」」
高木「あ、やべ…(汗)」
加藤「おいコラテメエ…」
志村「今なんつった??コラ」
高木「いや??何でもないよ??(汗)」
加藤「テメエ、今、俺らのこと、「負け犬」って言ったよな??」
高木「いや~??気のせいじゃないかなあ??」
志村「いや絶対言ってた。確実に言ってた」
加藤「あれだよあれ。ちょっと口がすべっただけ!!」
志村「口がすべったってことはよ、つまり普段から俺達のこと、そう思ってったってことだよなあ!?」
加藤「心の中では、俺達のこと、いつも負け犬って思ってったってことだよなあ!?」
高木「い、いや、そそそそそそんな訳ないじゃん。そんなこと、思う訳ないじゃん!!」
志村「おい、加藤。俺もリア充撲滅同好会の会員になるぜ」
加藤「おう。それなら会員特典として、チェーンソーを1つやるよ」
志村「サンキュー。これで心おきなく、このクズリア充をやれるぜ…」
加藤「それな。ミンチにしようぜ」
高木「…………………」
加藤「何か言い残すことはあるか??クソ野郎」
高木「クックックック…」
加藤「は??なんだ??」
高木「ま、バレちゃあ仕方ないな。その通りだ。俺は貴様ら「非リア充」を心の底からバカにしている。クリスマスに男同士で遊ぶだと??笑わせてくれるぜ!!」
加藤「コイツ…ついに本性を表しやがったな!?」
志村「マジで〇す〇す〇す〇す」
高木「この世に、非リアをバカにしていないリア充などいない。貴様らはクリスマスの負け組だからな、よく覚えとけ(笑)」(※普通にいると思います)
加藤「なるほどなるほど」
志村「高木、死ぬ覚悟はできてるよな??」
高木「フン。「リア充狩り」への対策は、常日頃からやってきた。お前達に負ける気はせん」
加藤「バカが。お前は1つ勘違いをしているぞ??」
高木「なに??」
加藤「いつから敵が、俺達2人だけだと錯覚していた??」
高木「なん…だと…??」
加藤「来い出木杉」
出木杉「イエス、ボス」
加藤「学校中の非リアを集めたか??」
出木杉「はい。仰せの通りに」
高木「バ、バカな…非リアがさらに1匹、2匹、3匹…」
加藤「お前に勝ち目はない」
志村「覚悟しろゴミ」
高木「とはいえ、非リア充ごときに〇されようとは思わん。存分に抵抗させt」
加藤・志村・出木杉「「「○ね」」」
ギュイイイイイイン!!(チェーンソーの音)
ギュイイイイイイン!!
ギュイイイイイイン!!
高木「ギャアアアアアアアアア!!」
加藤「コイツの顔変形させようぜ(笑)」
志村「そうだな。鬼ブサイクにしよう(笑)」
ギュイイイイイイン!!
ギュイイイイイイン!!
高木「ギャアアアアアアアアア!!死ぬ!!マジで死ぬ!!」
ギュイイイイイイン!!
加藤「よし。これで深海魚みたいな顔になったぜ」
志村「一件落着だな」
加藤「これで世界は、また平和になったな」
志村「おう。リア充撲滅バンザーイ!!」
加藤「バンザーイ!!」
出木杉「バンザーイ!!」
浜田「あれ??加藤と志村じゃん。何してんのこんなとこで」
志村「うげ…リア充の浜田じゃねえか…」
出木杉「ターゲット、確認」
加藤「待て。もう〇すことはほぼ確定しているが、一応話を聞いてみよう」
志村・出木杉「「イエス、サー!!」」
浜田「何してんだ?お前ら…(笑)」
加藤「おい浜田。一応聞くが、クリスマスは暇か??もちろん暇だよなあ??」
浜田「あ、そうそう。明日のクリスマスのことで、お前らに話があるんよ」
加藤・志村「「ヴェ!?!?!?!?!?」」
浜田「いや実はさ、クリスマスにテニス部の女子3人とクリパすることになったんだけど、もしよければお前ら2人も来ない?って話」
加藤「え?え?これ夢??」
志村「ヤバい。嬉しすぎて涙が出そう…」
浜田「で、お前ら来る??てか空いてる??クリスマス」
出木杉「おい。組長は、クリスマスはリア充撲滅同好会の集まりで忙しいんんだぞ!?空いているわけがないだろう!!」
浜田「え?そうなの??てか同好会って何の話!?お前らってなんか兼部してたっけ??」
出木杉「ね!!そうですよね!!組長」
加藤「え…??うーーんと、ごめん。同好…会?とかちょっと何の話かよくわからないんだけど…人違いじゃないかい??」
出木杉「ちょっと!!組長!!アンタ急に、何リア充側に寝返ってんですか!?僕達と一緒に、コイツらリア充を狩りましょうよ!!」
加藤「というか君、誰??ちょっと知らない人が馴れ馴れしく話しかけないでもらえるかな??」
出木杉「は??おいコラ加藤!!ふざけんな!!ちょっと、志村君もなんとか言ってよ!!」
志村「え??お前誰??俺、知らない人から会話するなって、お母さんに言われてるから」
出木杉「小学生か!!てかお前達2人は、数分前の自分の言動を思い出せ!!」
浜田「え?ごめん。もしかして先約あった感じ??」
出木杉「そうそう実h」
ドカバキボカスカ!!
ドカバキボカスカ!!
出木杉「ギャアアアアアアアアア!!」
加藤「いやいやいやいや全然暇!!マジで暇!!なあ、志村!!」
志村「いやホント、マジでクソ暇!!超絶暇オブ暇!!絶対行く!!死んでも行く!!」
加藤「俺も俺も!!包丁で刺されても、車にはねられても、電車にひかれても絶対行く!!」
浜田「来るな!病院行け!(笑) 全然、他に予定あるなら無理するなよ??」
出木杉「いやーそうそう。実は加藤と志村は、クリスマスに僕達と遊ぶ約束があっt」
ギュイイイイイイン!!
ギュイイイイイイン!!
出木杉「ギャアアアアアアアアア!!」
加藤「ようやくうるさいのが死んだか…」
志村「あとで東京湾に沈めとこうぜ」
浜田「えっと…結局来るってことでいいの…??(ドン引き)」
加藤「うんうん!!OK!!超OK!!オールOK!!」
志村「やったぜ!!ついに、ついに、念願の、女子と過ごすクリスマスだあアアアアアアア!!」
加藤「ああ!!生まれて初めての、女子と過ごすクリスマスだぜ!!いえええええエエエエ!!」
志村「来たあああああああああ!!イエエエエエエイ!!フウウウウウ!!ヒーーハーー!!」
加藤「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!うひょひょひょひょひょひょ!!おけけけけけけ!!」
志村「げへへへへへへへへ!!ぐへへへへへへへへ!!おけけけけけけけ!!」
浜田(あれ…??ヤッベ…俺、誘う相手間違えたかもしんない…)
~クリスマス当日~
加藤「フンフンフンフーーーン!!♪(^^♪」
加藤「あー!!マジで最高の1日になるぞ今日は!!」
出木杉「組長。お元気そうで何よりですね」
加藤「げ!?お前、何で生きて…あの時息の根を止めたはず…」
出木杉「組長。甘いんですよ。僕はあの後、アンドロイドになって復活したんです」
加藤「いや、どこのSF映画!?」
出木杉「それはそうと、よくも僕を東京湾に沈めてくれましたね!?今度はあなたの番ですよ」
加藤「フン。お前1人で何ができる??言っとくが俺は、今日はノリノリのウキウキだからな。お前ごとき秒殺できるぞ?(笑)」
加藤「まったく…今日というメモリアルな素晴らしい日に邪魔しに来やがって。またお前を東京湾に帰してやるよ(笑)」
出木杉「クックック…いつから僕が1人だと錯覚していた??」
加藤「なん…だと…??」
出木杉「当然、組長に裏切られた同好会のメンバーを、みんな連れてきましたよ(笑)」
加藤「ダニィ!?!?」
出木杉「しかも当然、全員チェーンソーを持っています。覚悟してください、組長。いや、もう元組長か(笑)」
加藤「…………………」
出木杉「最後に何か言い残すことはありますか??」
加藤「…………………」
加藤「い、いや~!!ぜ、全部冗談っすよ!?そう、ジョーダン!!みんな引っ掛かりすぎ!!もちろん、今日はお前らとリア充を狩るつもりだったよ??マジマジ!!」
加藤「これはあれだよ、お前ら同好会メンバーの、絆を試してただけ!!そう、実験!!俺がマジで、リア充どもと遊ぶわけないじゃ~ん!!(笑)」
出木杉「あ、そうですか(笑)」
加藤「そうそう!!わかってくれた??」
出木杉「なんて言うと思っとるんかゴルア!!あんまナメとるとシバくぞワレエ!!」
加藤「あの、出木杉さん…なんか急に声変わってません??とゆーか、キャラ変わってません??」
出木杉「黙れや。もうアンタは組長でもなんでもありまへん。今から、会員全員で処刑させていただきやす。覚悟してくだせえや。うちを抜けるからには、それなりの制裁は受けていただきやすぜ」
加藤「あれ…??ここってヤ〇ザの事務所だっけ??え、ちょ、誰か助けt」
出木杉「バラバラになった死体は、東京湾に沈めたるからな。安心して死にさらせや。ボケが(笑)」
加藤「嫌だ!!チェーンソーだけはやめて!!嫌だあああああああ!!」
ギュイイイイイイン!!ギュイイイイイイン!!
加藤「ギャアアアアアアアアア!!!!」
~完~