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隠蔽(いんぺい)には、信頼のおける仲間が必須。 その1

前回までのあらすじ

ゲームを持ち込んだのがバレて、廊下に正座させられていた加藤達。

碇矢先生「では、これより自由時間とする!!各々誰とでも自由に回ってくれ!!」


加藤「眠い…」


高木「マジで死ぬ…」


志村「全てのやる気が起きない…」


加藤「宿帰ろうぜ…」


高木「確かに。一眠りしよ」


新垣「高木君達は回らないのー?」


高木「いやーマジで眠くt」

加藤「一緒に回りましょう新垣さん」


志村「京都を全力で楽しみましょう新垣さん」


高木「急に元気になった!?」


新垣「いいよー!!一緒に回ろ!!」


加藤「あ、高木はダルければあそこの2人と回ってていいよ」


志村「それな。眠いなら古手川と花畑とのんびり回ってな」


高木「あの2人を押し付けようとすんな!!」


古手川「誰を押し付けるって??」


花畑「アンタらも眠いの…?実はアタシもよ…」


新垣「え?よしこ眠いの?なんで?」


花畑「実は昨日、夜通し唯(古手川)とケンカしてて…」


古手川「うん。ガッキーを守るのが大変だった…」


新垣「道理で寝ている間、なんかすごいギャーギャーうるさいと思ったわ…(笑) 2人の声だったんだ(笑)」


加藤「じゃ、お前ら無理しなくていいぞ」


志村「そうそう。寝不足の奴は宿に帰っておねんねしてろ」


高木「いや、それはお前らもだろ(笑)」


加藤「いやー?何のことかな?」


志村「そうそう。俺達はピンピンしてるぜ!!」


高木「よく言うぜ。昨日3時までみんなで正座させられてただろうが(笑)」


加藤「まあなんにせよ、新垣さんは俺達に任せろ!!」


志村「そうそう。お前らはあっちで休んでろ!!」


高木「そんなこと言って、どーせ会話途切れて気まずくなるくせに(笑)」


加藤「そんな訳あるか!!俺は昨日、陽キャに揉まれて強くなったんだ!!」


高木「へーそう。まあ頑張って(興味なし)」


志村「ほう…見せてみろ。お前の真の実力を」


加藤「任せろ!!」 


加藤「あ、新垣しゃん!!」


高木「あ、もうダメそう…(笑)」


志村「なんも変わってないやん…(笑)」 


加藤「俺と今日、部屋で脱衣ババ抜きしまs」

バキィ!! 


新垣「え?何ババ抜きだって??」


志村「騙し!!騙しババ抜きってやつ!!」


新垣「へえー。そんなのあるんだ?」


志村(テメエ何を勧誘してんだ!!女子を誘っていいゲームじゃねえだろうが!!)


加藤(クックック。甘いな高木。今の女子は、超絶進んでるのさ!!だから部屋で男と一緒に脱衣ババ抜きするくらい、もはや普通なんだよ!!)


志村(そんな訳あるか!!仲良くない相手にしたら、ただのセクハラだわ!!)


加藤(え??仲良いじゃん。俺と新垣さん)


志村(なら、これまでの総会話時間は??)


加藤(うーん、10分くらいかな??)


志村(それを友達とは呼ばんわ!!)


加藤「そんな文句言うなら志村!!テメエこそなんか話題だせや!!」


志村「しょーがねーな。俺に任せとけ」


志村「あ、新垣しゃん!!」


高木「お前もかい!!」


志村「実は、最近見たアダルt」

バキィ!!


志村「ひでぶ!!」


新垣「え?なんて言った??」


加藤「あるある!!最近見たあるある!!」 


新垣「へえー。どんなあるある??」


加藤「えーと…金閣寺を見たら、ムカついて火を放ちたくなる!!」


新垣「うーんと…別にならないかなあ…??」


加藤「あ、あはは!!冗談冗談!!」


新垣「??」


加藤(テメエ、何を女子の前で堂々とA◯の話してんだ!!それこそセクハラだろうが!!)


志村(クックック。甘いな加藤。今のA◯業界は、女性向けA◯もたくさん出しているのさ!!だから男とA◯の話を語り合うくらい、もはや普通なんだよ!!)


加藤(そんな訳あるか!!仲良くない相手にしたら、ただのセクハラだわ!!)


志村(え??仲良いじゃん。俺と新垣さん)


加藤(おい!!同じ会話を繰り返させるな!!)


加藤「…………………」


志村「…………………」


新垣「…………………」


加藤「えっと…今日はいい天気ですね…」


志村「そうだな…快晴だ…」


新垣「うん…そうだね…??」


加藤「…………………」


志村「…………………」


新垣「見て見て!!金閣寺、すごいキレイ!!」


加藤「確かに!!」


志村「確かに!!」


加藤「…………………」


志村「…………………」


加藤「…………………」


志村「…………………」


高木「結局いつものアイツらか…しょーがねえな…」


高木「マジで派手だよなー、この建物(笑)」


新垣「うん。眩しすぎるよ(笑)」


高木「いくら超大金持ちになって、ここに住めることになっても俺ちょっと嫌かも(笑)」


新垣「わかる!!いくらなんでもここまでの生活は、気が引けそう…(笑) 庶民感が抜けないわ(笑)」


高木「いや別にいーんじゃない?金持ちだからって幸せってわけでもないだろうし(笑)」


新垣「そーだよね!?別に私の感覚、そんなおかしくないよね!?貧乏くさくないよね!?」


高木「いや俺は普通だと思うよ??でもこの感覚持ってる限り、俺達いつまでも大金持ちにはなれなさそう(笑)」


新垣「そうかも!!アハハハハハ!!」


加藤「…………………」


志村「…………………」


加藤・志村「「くたばれ!!」」


バキィ!!


高木「なんでだよ!?」


~夜、宿の部屋にて~


加藤「はあ…昨日よりは何もなくて良かった…」


高木「昨日がありすぎたんだよ(笑)」


志村「それな。ある意味濃密な1日だった(笑)」


加藤「あー楽しかったわー」


高木「それな。なんだかんだ最高の修学旅行だったわ」


志村「マジでそれ。思い出に残るわ」


北野「呑気なこと言ってんじゃねーよ!!」


加藤・高木・志村「「「は???」」」


北野「俺のスマブラ!!どうしてくれんだよ!!まだ返ってきてねーんだぞ!?」


加藤「いや知らんわ。碇矢次第だろ(笑)」


高木「土下座でもしに行けば??(笑)」


北野「あれがなかったら、今日の夜何して遊ぶんだよ!!」


加藤・高木「いやそっちの心配かい!!」


志村「でもまあ、確かに暇ではあるな(笑)」


加藤「それな。トランプでもやる??」


高木「まあいいけど…あれ?今日はお前、浜田に会いに行かなくていいの?(笑)」


志村「確かに。男同士の熱い友情(意味深)を深めて来なくていーのか?(笑)」


加藤「いや。もう昨日でアイツへの用は終わった。もう会わなくて大丈夫だ!!」


高木「…………………」


志村「…………………」


高木(どういうことだ…??用が終わった??)


志村(まさか…告白したのか…!?)


高木(マジで!?確かに、顔がいつもより清々しいけど…)


志村(なるほど…玉砕したのか…)


高木(まあ浜田は、無類の女好きだからな…そりゃ加藤、お前じゃまず無理だ…(笑))


志村(なんか可哀想になってきた…絶対に叶わぬ恋…)


高木(そうだな…せめて俺達が友達として、慰めてやるか…)


加藤「おい。どーしたんだ??お前ら…」


高木「加藤。元気出せ。」


加藤「は??」


志村「そーだよ。俺達がついてるぜ。たまに」


加藤「たまに!?いつでもじゃないんだ!!」


加藤「てかなんなんだよ!!その哀れみのこもった目は!!」


高木「まあまあ。それじゃあ加藤の気持ちを切り替えるため、いっちょ遊びますか!!」


加藤「おい話をそらすな!」


~続く~

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