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覗きは犯罪です。絶対やめましょうね。

~前回のあらすじ~

加藤が女子風呂を覗くとかほざき始めた。

高木「えーと、どうした??(頭)大丈夫か??」


加藤「俺はもう覚悟を決めた。女子風呂を覗く」


志村「いやそんなカッコイイ感じで言われても…」


加藤「大丈夫。ちょっとだけだ」


高木「大丈夫じゃねーよ!!クソ犯罪だわ!!」


加藤「高校生ならまだ最悪少年院で済む。俺は必ずやる!!」(※済みません)


高木「おい。お前今、完全に性犯罪者の顔してるぞ??(笑)」


志村「落ち着け。落ち着いて自分の言動を振り返れ(笑)」


加藤「お前らこそよく考えろ。新垣さんの裸なんて、今後の俺達の人生で見れる機会ねえぞ!?人生を賭ける価値はある!!」


高木「いや、ない。それにそんなことで人生終わらせてたくない(笑)」


加藤「そんなこと、だと!?」


高木「それに見られた側の気持ちになって考えてみろ。絶対嫌だろ??」


加藤「そんなこと当たり前だろ!!」


高木「ならやるんじゃねえ!!」


加藤「志村もよく考えろ!!お前の今後の人生を!!」


志村「は??」


加藤「お前のこれからの人生は、お先真っ暗だ!!誰にもモテないし、付き合う相手も全くいない。そんなお前が、今後女性の裸を拝める機会なんて一切ない!!断言できる!!」


志村「俺の未来を勝手に断言すんじゃねえ!!お前と一緒にすんな!!」


高木「てか、完全によくテレビで見る性犯罪者と同じ発想!!」


加藤「あーあー。お前はバカだなー。そうやってチャンスを逃していくのか。お前らみたいな清純ぶってる奴らこそが、将来取り返しのつかないような性犯罪を犯すんだよ。今の高校生という、まだやり直しがきくうちにエロいことしておくべきなんだよ!!」


高木「高校生も十分アウトだと思うけど!?」


志村「あと、今のところお前が一番ヤバいからな!?」


加藤「だから、俺はやる!!」


高木「あ、そう。もういいや。元気でな加藤(笑)」


志村「俺も付き合い切れんわ…ヤレヤレ(笑)」


加藤「この薄情者どもめ!!」


高木「どこがだよ!?」


志村「警察呼ばないだけ感謝しろ!!」


バタン!!


加藤「まったく。冗談の通じない奴らだ…」


加藤「でもまあ実際、覗きなんてできるわけねえしなあ…」


加藤「畜生!!あーいいなあ女子は!!いつでも新垣さんの裸見れて!!」


加藤「…………………」


加藤・花畑「「あー!!俺も(私も)覗きてえ!!でもできるわけねえ!!」」


加藤・花畑「「え…??」」


加藤「…………………」


花畑「…………………」


加藤「えっと…もしかして…花畑?」


花畑「その声まさか、加藤…?」


加藤「…………………」


花畑「…………………」


加藤「えっと…一応聞くけど、何しようとしてたの?お前(笑)」


花畑「いや、そういうアンタこそ。私は、べべべべ別に何もしようとしてないけど??」


加藤「いや??お、おおおお俺だって何もしようとしてないよ!?」


花畑「なんか、覗く??とかなんとか言ってなかった??(笑)」


加藤「それはお前だろ!?さ、最低だなー!!覗きなんて最低ダナー!!」


花畑「はああ!?こ、この完璧美少女であるアタシが、そ、そそそそんな下品でハレンチなことするわけないでしょうが!!」


加藤「まだそれ言ってんのか!?いい加減現実を見ろお前は!!」


花畑「アンタにだけは言われたくねえわ!!」


加藤「…………………」


花畑「…………………」


加藤「お互い、正直に話そうぜ…??」


花畑「そうね…ここで争ってもしょうがない…」


加藤「で、お前は誰の裸を覗きたかったんだ??」


花畑「ド直球!?」


加藤「今更、隠してもしょうがないだろ(笑)」


花畑「まあ、それはそうだけど…(笑)」


加藤「で、狙いは誰??」


花畑「実は…浜田君がこの時間お風呂に来るって言う情報を聞いて…」


加藤「いや誰から!?」


花畑「浜田ファンクラブの人達から…」


加藤「え?何!?アイツ、ストーキングでもされてんの!?」


花畑「あの人達は、浜田君の行動を逐一チェックしてるのよ…」


加藤「怖!!ただの犯罪集団じゃん!!」


花畑「いやホントに。流石のアタシもドン引きした…」


加藤「その情報を元に、覗きを考えてたやつがなに言ってんだ…」


花畑「やかましい!!覗きはお前もだろーが!!」


加藤「俺は実行しようとなんてしてねえし!!」


花畑「それはアタシもだわ!!」


花畑「で、アンタは誰?」


花畑「って、聞くまでもないわね…(笑)」


加藤「お、俺はお前と違って、狙ってきたわけじゃねえぞ!?たまたま風呂に入ってたら、新垣さんのカワイイ声が聞こえてきて…」


花畑「え!?じゃあもしかしてアンタ…アタシ達の話聞いてたの!?」


加藤「あ……(笑) うん、そうね…全部筒抜けだった…(笑)」


花畑「うわ、はっず…誰もいないかと思った…」


加藤「…………………」


花畑「…………………」


加藤「ま、まあ…今日の話は、お互いなかったことにして…」


花畑「そ、そうね!!お互い見なかったことにしよ!!」


加藤「…………………」


花畑「…………………」


加藤・花畑「「あ、あのさ!!」」


加藤「え!?何…??」


花畑「いや、そ、そっちこそ…」


加藤「…………………」


花畑「…………………」


加藤・花畑「「あ、あのさ!!」」


加藤「え!?だから何!?」


花畑「そっちこそ何よ!!」


加藤「まさか、エロい依頼じゃないだろうな…??(笑)」


花畑「そのセリフ、そのままそっちにお返しするわ!!」


加藤「…………………」


花畑「…………………」


加藤・花畑「「新垣さん(浜田君)の、エロ写真ください!!」」


加藤「…………………」


花畑「…………………」


加藤「はあああああ!?なに言ってんののお前!?」


花畑「そっちこそ!!そんなもん持ってるわけないでしょうが!!」


加藤「なんでだよ!?花畑は親友(?)だろ!?水着写真とかあるだろうが!!」


花畑「アンタこそ、同じ部活でしょ!?上裸写真くらいあるでしょ!!」


加藤「上裸とか言うな!!せめて水着写真と言え!!」


花畑「で、あるでしょそんぐらい!!」


加藤「ねーよ!!男同士でそんな写真撮るか!!」


花畑「はあああああ!?ホンットに使えないわね!!」


加藤「じゃあそっちはあんのかよ!!」


花畑「ないわよ!!ガッキーとプールなんて行ったことないもん!!」


加藤「おいおい…本当に親友なのか…??お前ら(笑)」


花畑「そっちこそ、本当に仲良いの??あの陽キャイケメンと(笑)」


加藤「オイオイ。そこまで言うなら撮ってきてやるよ。写真の1枚や2枚」


花畑「それならアタシだって、撮ってきてアンタにあげるわよ。ガッキーのエチエチ写真」


加藤「エチエチ写真!?!?マジで!?!?」


花畑「その代わり、アンタは浜田君の上裸写真を撮ってきてね!!」


加藤「どんだけ上裸が見たいんだよ!!この変態女!!」


花畑「アンタにだけは言われたくないわ!!」


加藤「じゃあ、各々撮影したらLINEに送信するってことで」


花畑「りょーかい!!首を洗って待ってなさい!!」


加藤「期待して待たせろや!!」


~続く~

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