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白波茜

 入学式を終え、俺たちは教室に戻ってきた。


「よしっ、今日はもう帰っていいぞ」


 と先生が言い、教室から出て行った。

 

 今日は、学校の説明と入学式だけで、もう寮に帰られるのか。

 魔法の授業は、いつから始まるんだろう? 

 早くやりたいなぁ~。


「ねぇ! あなた、一ノ瀬浩一くんですよね?」


 といきなり女の子に話しかけられた。 


 美人だな、この子!! 髪の毛は綺麗な黒髪で腰の長さまで伸ばしており、少し目は鋭いけど、鼻筋も通ってて、とても美人な子だ。

 でも、雰囲気はちょっとキツいな。


「ああ」

(あ、ああそうだが? 俺に何か用か?)


「私は、貴方に【魔高の戦い】を挑みます!!」


 いきなり【魔高の戦い】を挑まれたんだけど……。

 嫌、別にいいんだよ、挑むのは。俺だって【魔高の戦い】をやりたいし。 でも、なんで俺?

 てかなんで初対面の相手にいきなり戦いを挑まれてるの?

 まぁ、でも何か言葉を返さなきゃ!!


「なんで挑んで来た?」

(なんで、いきなり【魔高の戦い】を挑んで来たの?)

 

「貴方が、【悪の魔道士】を倒しているからです。【悪の魔道士】を倒した貴方を倒せば、私が優秀だということになります」


 わぁ~【悪の魔道士】を倒したことバレてる~。


「だから私と【魔高の戦い】をしてください」

   

 わぁ~すっごい睨みつけながら言ってきたんだけど。怖っ!! うん、睨みつけるのやめてもらおう!!


「美人だな」

(に、睨みつけないでくれ!! 美人に睨みつけられるとなんか怖い!! 後、そんなに戦いたいんだな!!)


「び、美人!! い、いきなりほ、褒めないでください……。は、恥ずかしいです……」


 な、なんか小声でブツブツ言ってるんだけど?


「大丈夫か?」

(お、おい、大丈夫か?)


「は、はい!! それより私と【魔高の戦い】をしてくれますか?」

 

「ああ」

(ああ。いいよ、やろうか!)


 初めての【魔高の戦い】だ!! 楽しみだな~。


「では、【魔高の戦い】のアプリを使いますね」


 携帯が鳴り、


『あなたは、白波茜に【魔高の戦い】を挑まれました。受けますか? 「はい」・「いいえ」』


 へぇ~この子、白波茜って言うんだ。知らなかった。

 後、【魔高の戦い】を挑まれたらこんな風に来るんだな。


 俺は「はい」を押した。


『では、第1闘技場に行ってください』


「行きましょうか、第1闘技場へ」


 俺まだこの学校のことよく分からないんだが、第一闘技場ってどこにあるんだ? 


 白波さんは、第1闘技場の場所を知ってるのかな?

 聞いてみるか!


「場所分かる?」

 (ねぇ、白波さんは、第1闘技場の場所、どこにあるか分かる?

 俺は、まだ全然分からないんだよね~。この学校大きすぎてどこになにがあるとか覚えるの大変だよ!!)


「えぇ、分かりますよ。だって私は、この学校のどこになにがあるのかをちゃんと覚えてきたので」


 わぁ~すげぇ。だってまだ今日、入学したばかりなのにもうこのでっかい学校の中を覚えてきたのか。



 俺は、白波さんに着いていき第一闘技場に向かった。



 この話を読んでいただきありがとうございます!!

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