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あの空の彼方へ

作者: 薄雪草



どこまでも どこまでも

秋の空は高く

鳥たちは飛んでいく


自由に空を翔けていく


もしも叶うのなら

鳥になりたい




白い雲と雲のあいだを抜けて

空の風に乗っていこう


涼やかに軽やかに

羽を広げて


あの向こうに広がる

地平線の先まで





その先に開ける世界は

どこまでも続く未来の色


海の青さ

いさぎよい風の強さ


紺碧の海と白い海鳥と

秋の気配のする海原の上に

白く飛沫が漂っている


やがてくる大陸の壁を越えれば

緑連なる風の草原が広がって


渡り鳥が隊列を組んで飛んでいく



渡り鳥、どこに行くの

あたたかい南に行くの


ヤシの木があるよ

気をつけてお行きよ



その先はどこだろう

高く高くあの空の彼方へ

気分だけでも行ってみたい



空と海と地平線

どこまでも続く世界に 花束を散らそう









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