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第四話 光に包まれて

おはようございます。


赤ん坊に好かれようと必死のキュアリとフーリ!

赤ん坊は果たして二人に懐くのか!

それとも人類は魔王に敗北してしまうのか!

剣とか魔法とかどこ行った!


それでは第四話「光に包まれて」お楽しみください。

「あーぅ! だーぅ!」


 赤ん坊はご機嫌で、魔王の腕から乗り出すように手を伸ばす。


「あぁ、私達にあんなちっちゃい手を伸ばして……!」

「いや待てキュアリ! この視線は……!」


 赤ん坊の視線は、二人の間を通り、


「……え、俺?」


 ミライトへと向けられていた。


「ぅあーぅ!」

「満面の笑み。ミライト」

「俺赤ん坊の世話とかした事ないんだけどな……」


 ナクルに促され、ミライトは魔王の腕に抱かれた赤ん坊へと歩み寄る。


「ぁぶぅ」

「……しょーがねーな。こっち来い」

「あーい!」


 伸ばされた小さな手に観念したミライトが赤ん坊を受け取る様を、一同が固唾を呑んで見守る。


「赤ちゃん、泣かない……? それどころか……!」

「あーぅ! やーぅ!」

「ご機嫌、だと……?」


 膝から崩れ落ちるキュアリとフーリ。


「ミライト様は良くて私はダメ……。私の母性って一体……」

「人間の子どもは本能的に母親を求めるものでその点に置いて女である私はある程度の優位性があるはずなのに男であるミライトに遅れを取ると言う事は私自身の母性に問題があると言う証明であると言っても過言ではなく」

「ふむ、女神の加護の力であろうな」

「え、そうなの?」

『!』


 魔王の言葉にミライト、そしてまた闇に落ちかけていたキュアリとフーリが顔を上げる。


「人に希望をもたらすのが女神の加護を受けた勇者だ。赤ん坊の不安を払拭する力があっても不思議ではない」

「女神の加護の知られざる活用法」

「ナクル、女神の加護をおばあちゃんの知恵袋みたいに言うなよ」


 突如キュアリが立ち上がり、天に腕を伸ばした。


「女神様ー! 私にも加護をー!」

「ちょ、キュアリ! 落ち着けって!」

「私は私財を投じて女神様を祀る祠を建てます!」

「フーリまで! 神様を賄賂で釣ろうとするなよ!」

「え、マジ?」

『!?』


 一同が驚きの視線を向ける先には、光り輝く女性が満面の笑みで立っていた。


「たぁーぅ!」


 言葉を失った空間に、赤ん坊の元気な声が響いた。

読了ありがとうございます。


赤ん坊と遊びたくてアピールすると引かれる事が多いですが、座って作業とかしてるといきなり膝を支えに立っちしたりするのでびっくりします。

赤ん坊もこっちが動いた事にびっくりします。で、泣かれます。

無になってると赤ん坊も警戒心が薄れるみたいですね。

仕事でなければハイハイ位の子の側で寝そべって、アスレチックになりたい……。


それでは次話もよろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[一言] 意外に知性はの殴るさん・・・・いや、ナクルさん。 わたしもジャンボ宝くじ一等かロト7一等当たったら祠を造ります!!
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