表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/49

第四十七話 スライムと因縁

後書き見てね〜

 ケンとエドガーは互角に戦っていて、お互い油断できない戦闘になっていた。


「〝乱撃斬〟」

「シンバ! 〝威嚇〟」


 近くによられた所でシンバの〝威嚇〟を発動することによって、相手のスキルを不発させる。


「やるな。ケン」

「そっちこそ。エドガー」


 互いに相手の次の行動を読み合っていると、唯一戦っていなかったレオンが動き出す。


「どけ」


 レオンが走りだした先にはエドガーが立っていて、進行の邪魔だと言わんばかりに横に吹っ飛ばす。

 聞こえはしないものの、レオンはエドガーにかなり高威力のスキルを当てているらしく、エドガーは立ち上がることが出来ない。


「ッ!」

「は……」


 ケンもその速さと威力に困惑する。しかし、レオンは二人を気にせず、猛ダッシュである場所へ進み続ける。


「アイツ、まさか!」


 レオンが走り出した先には風の壁で覆われているライムとマークがいる。

 ケンは瞬時にレオンがマークと共にライムを倒そうとしているのだと考える。


「エドガー。すまねぇ。この戦いは次回に持ち越しだ」

「あぁ」


 エドガーはそう言うと、闘技場の外へ転移した。ケンは急いでレオンの後を追う。



「おい、スライムのスキルは使わなくていいのか?」

「まだ……ね」

「そうか。それなら使わずに後悔することになるかもな」


 ライムはラスの力を借りずに自分の力でどこまでマークに対抗出来るか自分を試していた。

 「そろそろ使うか」とライムが思った時、〝風壁〟の一部が崩壊して、物凄い速さでレオンが現れる。レオンはそのままライムにスキルを与える。


「おまっ。ふざけんなよ!」


 ライムより先に言葉を発したのはマークだった。


「俺にやらせるって約束だっただろ? お前はいざという時だけでいいんだよ」

「知るかそんなもん」


 レオンはお構いなしに、次の攻撃をライムに与えようとするが、ライムは二度目の攻撃は躱すことに成功する。


「レオン。コイツより先にお前からやるぞ?」

「今のお前よりも俺の方が有利なんだがな」

 

 レオンは戦闘をしていなかった為に、マークよりもHPやMPが多くある。

 マークとレオンが喧嘩をしているところに、ライムが「あの……」と首を突っ込む。


「あ?」

「いざという時ならレオンさんも戦いに参加していいんですよね?」

「何を言ってんだ?」


 ライムはニヤッと不気味に笑う。


「だったら、レオンさんも参加した方がいいですよ。今がいざという時になりますから」


 ライムの言葉にレオンも「ほう」と感心を見せる。


「なら見せてもらおうか」

「はい。ですが、最後に言わせてください」


 マークとレオンはライムの言葉を面白そうに静かに見守る。


「簡単にはやられんなよ。〝自由変化〟《レッドドラゴン》‼︎」


 何を言っているんだと笑うレオンだが、その笑顔はすぐに凍る。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ライム大丈夫か!?」


 ケンは頑丈な〝風壁〟を突破するのに苦労していて、中の様子を知ることが出来ない。


「返事をしろ! ライム!」


 ケンの不安がピークに達すると、何故か〝風壁〟が壊れ、目の前に巨大生物が現れる。


「あっ、ケン!」


 その巨大生物、レッドドラゴンの横に立っているライムに声をかけられるケン。


「心配はいらなかったな」


 ケンは胸の中で少し笑った。

 

読んでいただきありがとうございます!!


皆さんお気づきかもしれませんが、自分はまた投稿に遅れました!!!(本当にビックリ)

ということで、これからは二日に一回投稿ができていなかったら、あぁ明日か。と思ってください。

                 すんません


面白い、続きが見たいと思ったらブックマークを是非お願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ