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ヴァーチャル歌評 『人は右、車は左』  作者: 住之江京
◆評者4

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手遊びに撥ねとばされるミニカーの裏の名前は掠れて薄く


 手遊びに撥ねとばされるミニカーの裏の名前は掠れて薄く



 かつて我が子が遊んだ玩具を押し入れから探し出し、書かれていたはずの名前を探す母親。

 しかし、そこに書かれていたはずの名前は、掠れて読めなくなっていました。

 彼女の記憶の中の名前と同じように。


 既に、彼女の記憶の中には、子どもの顔どころか名前まで残っていません。

 写真や記録は何も残っていなかったのでしょうか?

 子どもの友達に貰った指輪と共に、焼却してしまったのかもしれません。

 あるいは、目の前にあっても認識できなくなっていたのかもしれません。


 どこにも残っていない思い出。

 それでも、ただ「大切なものだったはず」という記憶に縋るしかない日々。

 それは最早、強迫観念に近いものでした。

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