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ヴァーチャル歌評 『人は右、車は左』  作者: 住之江京
◆評者4

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人は右/車は左/仏の座/雪解け水に踏まれて沈め


 人は右/車は左/仏の座/雪解け水に踏まれて沈め



 山を数える時の単位も「座」と言いますが、この「仏の座」はある山のことを表しています。

 それは仏=死者の集う霊峰、狂気に駆られた母親が、クマを麓まで追い立てた、あの山です。


 車に乗って山道を登り、その山の頂上に辿り着いた母親は、死んだ子どもの記憶を取り戻そうと必死に祈ります。

 雪解けの季節、融けた雪が鉄砲水となって氾濫する危険な時期。

 何度となく山頂に通っても、一向に何も思い出せない。焦り。恐怖。

 このまま鉄砲水に流されてしまえば楽なのだろうと思いつつも、子どもの顔を忘れたまま死んでしまう訳にはいかない。そうすると、死後の世界でも我が子と会うことができなくなる。

 だから、彼女はただ只管に祈り続けたのです。

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