前へ目次 次へ PR 102/111 駅を出て一月四日午前九時とまどう牛の綱手かなしも 駅を出て一月四日午前九時とまどう牛の綱手かなしも 普段より疎らな群から、無理やり引き出された一頭の牛。首の落ちる瞬間まで安寧に沈むはずだったそれが、不運の重なりにより苦悩に叩き込まれる、その困惑。 さながら、牛は男根だ。 ............................................................................................