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勇気の定義  作者: ハルカ
一章
2/14

一話②視点変更

今回も短めです。

そうだね、どこから話をしようかな?

あれは、僕が中学二年生の時だった。

女の子は分からないけども男の子には一人がカッコいいと思う時があってね?僕も例に漏れずその一人だったんだ。

だって中学一年生の時に入った陸上部が誰とも関わりたくないって理由で入ったんだから今となっては笑えるよね。

 皆が持久走で走っている時も皆は楽しく喋りながら笑顔で走ってたけど、僕はそれを見て、くだらないとか思いながら走ってたんだ。

 そんな僕だからたいして友達も出来なくてねいつも教室で本ばかり読んでいたよ。

 中学校では進級する度にクラスが変わってね、その度にクラス替えさ。

 そんなときにだったよ、彼女に出会ったのは。

 少しチャラそうな集団とつるんでいてね。髪に桜を模したピンをとめていたのが特徴的だった。

今思えば初恋だったんだろうね。

でも、つるむのが嫌いな僕はそんな感情はアルミ缶を、潰すときみたいに小さくして、子供らしくない、少し大人びた態度で毅然と振る舞っていたのさ。

 体育の時だった。つるむのが嫌いな僕にも仲の良い友達が出来たんだ。

 その子は僕でも知っているほどに勉強が出来ることで有名だった。

 でも、少し変わり者で皆に虐げられていることでも有名だった。

 変わり者どうし惹かれあったのか僕たちはすぐに仲良くなった。

 体育の時にリレーの練習ということでペアを組めと言われたんだけど僕と組んでくれる奴なんていないからね。

 そんなときに彼が自分から誘ってくれたのさ。

 気がつけば彼とつるむのが多くなった。何をするのも一緒でね。彼がいたから今の僕はあるんだと思うよ。

 

 

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