4話 『異世界初の街と冒険者ギルド』
いや〜プロットがなくなりました。
今現在、続きを書こうか迷ってます。
読者様の評価次第ですが、後5〜6話書いてみます。
それじゃあ
4話 『異世界初の街と冒険者ギルド』
俺とレイは、馬車が走った後を辿って街に向かっていた。
レイが言うには、街から街に移動するはずだったから、後を辿ればいずれ街に行き当たるはずだと言っていた。
「あーめんどくせえな。走ればすぐ着くと思うんだけどな」
「ご主人様お一人であればいいでしょうが、私がいるので。申し訳ありません」
「あ!お前の事を抱えながら行けばいいじゃん」
俺はレイをお姫様抱っこし、全力疾走をした。
10分ほど走って、視界に街の城壁を視認することができた。
「なんだ近いじゃないか」
俺はレイを下ろし、そう呟く。
「ご、ご主人様が早すぎるのであって、距離的には結構離れていたはずです」
レイは俺の足の早さ驚愕している。
そんなに早く走ったわけじゃ無いんだけどな。
「まあいい、街に行こう」
「はい、仰せのままに」
* * * * * * * * * *
俺は今、冒険者ギルドの前にいる。
あれから街に入るために、門兵と色々あったがまあなんとか街に入れて。
レイには自分の服を買ってくるように金を渡して、俺は冒険者になるためにギルドに来ていた。
「ここか、なんだか強そうな奴はいないな」
俺はギルドに入りながら、中にいた冒険者を見渡してそう思う。
ステータスも一応みてるけど、俺の三分の一程のステータスだ。
そんなんことを見たり感じたりしながら、俺はギルド受付に到着した。
「冒険者登録したいんだけど」
「はい少々お待ち下さい」
俺が言うと、受付嬢は後ろのタンスから何かを取り出した。
「それではこの紙を」
そう言われて出された紙には、色々書かれていて名前や種族他にも様々。
「それではここに必須になっている所には必ず記入してください。
俺はこの世界の言葉や文字を知らないが、なぜか喋り書くことができたので言われたとうりにする。
「できました、これで」
「はい・・・はい。狂井人織様、種族は人族、職業は剣士」
ブツブツ、紙に書かれてことを復唱し確認する。
「はい・・・大丈夫です。それでは最後に血を一滴」
そう言って出されたのは、ハリが付いている金属の板だった。
俺は言われたとうりにして、受付嬢はそれを持ってどこかに行き帰ってきた。
「それでは冒険者登録が完了したので、これがギルドプレートになります」
金属の板を出され、そこには俺の名前・種族・職業・ギルドランクが表示されていた。
「それではギルドの説明を行いますね」
受付嬢は色々と説明をしてくれて、それを纏めると。
1 ギルドランクにはF〜SSSまであって、最初はFランク出そうだ。
Aランクは一流でSSSランクの冒険者は3人しか居ないそうだ。
2 依頼は自分より一つ上か下の依頼しか受けられないそうだ。
3 魔物の依頼達成にはそれぞれ部位の回収が必須で、盗賊なども頭がなければ依頼達成にはならない。
4 魔物にはランクがあって、F〜SSSまであるそうだ。
5 盗賊や犯罪者にもランクがあって”初級””中級””上級””超級””傾国級””大陸級”
”世界級”に分かれているそうだ。
6 素材買取もやっていて、受付に素材を出せば価値、状態、ランクに応じて金額が払われる。
7 ギルド内での死闘は禁止ではありませんし、生死に関しても感知せず、最悪死んでも殺した側は責任を一切取らなくていい。
他にも色々あるそうだが、とりあえずはこれだけ知っていればいいそうだ。
教えて欲しい時も受付に聞けば、ある程度んことは教えてくれるらしい。
「それじゃあ、盗賊殺したんだけどどうしてくれる?」
「それでしたら、盗賊の頭か所持していた物を出してください」
俺はそう言われて、殺した20人の頭を亜空間からゴロゴロ取り出した。
ポンポン出てくるのに、ギルド内は騒然とし受付嬢のポーカーフェイスも崩れていたが、俺は気にせず20人分の首を出した。
「こ、それでは少々お待ち下さい」
受付嬢は吐き気を我慢し、盗賊の似顔絵が描かれている紙を取り出した。
紙と頭を交互に確認し、20人中5人は名のある盗賊だったらしい。
「それでは5人に対して賞金が出ていたため、報奨金を金貨60枚ほど」
俺は金貨の入った袋をもらい、中身は確認せず亜空間に入れた。
そのことに受付はびっくりしていた。
「あの、確認しなくていいのですか?」
「ああ、別にいい。もしも足りなかったら、このギルドを潰してもらってく」
軽く殺気を出しながらそういうと、ギルドホールに居た全員が緊張状態になる。
しょうがない、事実ギルド内の人間を皆殺しにするのに30秒もかからない。
「そ、そうですか」
ははは、と受付嬢は乾いた笑みを浮かべていた。
「それじゃあ、俺は」
俺はギルドを出て、レイとの待ち合わせ場所の宿に向かう。
先にレイが付いていたようで、変な格好をしているため少し騒ぎになっている。
レイはメイド服を着ていた。
「あいつなんであんな格好してるんだ?」
俺は素直に疑問に思った。
すると、レイは俺に気づいた様で俺に近づいてきた。
「ご主人様、おかえりなさいませ。宿は取ってあるのでいきましょう」
「ああ、行くか」
俺は、レイの服装に言いたい事はあったが言わず、宿に向かう。
野次馬が俺に恨めしそうな、羨ましそうな視線を向けてきたが無視無視。
どうでした?次話は明日のこの時間に投稿します。
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