設定
ひとまず新しい連載の設定をUPしました。
これから不定期に更新していきますのでよろしくお願いします。
人物設定などについては、話が進むにつれて追加していく予定です。
設定
時代背景--------------------------------------------
この世の全てを作った神の一族がまだ存在している頃の話。
暗黒の世界に、ある時、闇の神と光の女神が誕生した。
二人は愛し合うようになったが、光の女神は二人だけでいることを寂しく思い、
闇の神の力を借りて宇宙を創造。
地球に自分たちと同じ姿をした生物(人間)を創造して住まわせ、彼らを愛した。
闇の神は女神に見向きもされなくなり、女神の創造物に嫉妬した。
そして、闇の力だけで創った冥界を女神の創造物と対立させ、壊してしまおうとする。
闇の神は冥王、女神は天聖神と名乗り、冥王と天聖神との対立が始まった。
世界について--------------------------------------------
【天界】
創生の時代、光の女神が創ったとされる世界。
光の女神の血を引く天聖一族が住む世界であると同時に、人間が死したのち、
魂を浄化して次の転生に移るまでの期間、滞在する世界でもある。
そのため、人間には死後の世界と認識されている。
【人間界】
光の女神が寂しさを紛らわすために想像した世界。
闇の神の力を借りて想像したため、光と闇の力がバランスよく混じりあった世界となっている。
光の女神が己と闇の神の体に似せて作った人間が種の主流となり、大小様々な生物、植物が生息している。
【冥界】
闇の神(冥王)が闇の力だけで創った世界。
コボルト族、スライム族、アサシン族、セイレーン族、龍人族の五つの種族が住み、魔の一族が魔王として冥王の代理長を務めている。
【冥界の地図】
冥界の種族について--------------------------------------------
【冥王】
闇の神が名をかえたもの。子を残さず、神として永遠を生きる。
(ただし、同等の力を持つ者ならば、消滅させることが可能)
自ら生きる時と、寿命を決めて子を残した光の女神とは違い、ただ光の女神だけを求める。
光の女神が死したのちは、女神の魂に近い子孫を求めている。
しかし、第三代天聖神メリーディエに彼女の全生命力を持って冥王の祠に封印され、沈黙したまま。
【魔の一族】
冥界の中心にある、闇の神殿に住んでいる。
冥界で生きる種族の中で冥王の力をもっとも色濃く受け継いで生まれた種族。
ゆえに、冥王の右腕として存在することを義務付けられている一族。
冥王不在の時は代理で冥界を統治する権限を冥王より賜っている。
魔力、体力、知能すべてに置いてバランスよく優れている。
【龍人族】
魔の一族以外で、唯一すべてにおいて長けている一族。
魔の森にある岩山地帯に住んでいる。
知能の高い者が多く、人と龍の姿を持ち合わせる。
忠誠心が高く、魔王の妃を多く輩している。
龍人族には地龍、水龍、火龍、風龍、飛龍、雷龍、双龍、闇龍という8の種が存在するが、闇龍は現存せず伝説となっている。
【アサシン族】
サウル砂漠に住んでいる。大地に関する魔力に長けており、粗野で狡猾な知恵を持つ。
その特性から、盗賊を生業としていて、気に入ったものは全て手に入れないと気が済まない性質である。
だが、狡猾さは在れども、彼らなりの掟を持ち、それを守って生活する真面目な一面もある。
同種族の仲間意識は強い。
長の他に五大長老と呼ばれる五人の長老がおり、知恵者として長に助言する。
【セイレーン族】
おもに、真水の海、ザルツノット海の岸部や深海に住んでいる。
水の中で過ごす魚の遺伝子を持ち、水に関する魔力に長けている一族。
水の岸周辺過ごす者と水の中でしか生きられない者がおり、能力が高い者ほど水の外で過ごすことが可能。
女が生まれる確率が高く、男は少ない。よって、長は代々女性が勤めている。
一般的には下半身が魚の人魚、もしくは魚人が多いが、高位の者は完全な人型を取ることができる。
【コボルト族】
スエロ草原に住んでいる。
知能が殆どなく、魔力はあまり持たないかわりに腕力を持つ。
物理的な強さを誇る、力任せの一族。
冥界一の野蛮人。頭となる者は、一番力の強い者と決められている。
獣の姿をした人、獣人種が殆どで、人の姿を取れる種は一握りの者のみ。
【スライム族】
形を成さないゼリー質な体を持ち、毒に関する魔力に長けた一族。
比較的おとなしく、スラ草にある、シャンピニョンと呼ばれる巨大きのこを住処としている。
能力の高い者は言語能力を有しているが、ほとんどは言葉を解さず、独自の会話法で意思疎通を行う。
2015/05/16 冥界の地図を追加しました。