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君と僕の響奏曲  作者: 宝月 蓮
フィナーレ 響け、奏でろ、青春の組曲

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エピローグ 約束の二重奏、君と僕の響奏曲

 響と奏が付き合い始めて少し経過したある日。

 響は奏の家の楽器部屋にいた。

「響くん、お待たせ」

 楽器部屋に奏が入って来た。

「いよいよだね」

 響はワクワクしながらクラリネットを持つ。

 奏もゆっくりとフルートを構えた。


 この日、響が幼い頃に音楽教室で聞いた曲でクラリネットとフルートの二重奏をするのだ。

 ずっと響が夢見ていたことである。


「じゃあ行くよ」

 奏の合図により、二人は演奏を始めた。

 柔らかで明るい響のクラリネットの音と、優雅で繊細な奏のフルートの音が重なり合う。

 響と奏らしい音である。


 幼い頃、響のピアノと奏のフルートの二重奏、そして現在、響のクラリネットと奏のフルートの二重奏。

 もちろん今の方が技術面を踏まえると上達している。しかし、楽しそうな様子は幼い頃と全く変わらない響と奏である。


 幼い頃に約束した、クラリネットとフルートの二重奏。

 その約束が果たされたことに、響はとても満足していた。


 響と奏、二人の音は鮮やかに絡まり合っていた。

 きっとこの先も、響と奏の音は続いていく。

読んでくださりありがとうございます!

少しでも「面白い!」「続きが読みたい!」と思った方は、是非ブックマークと高評価をしていただけたら嬉しいです!

皆様の応援が励みになります!


本編完結しました。

ここまでお付き合いくださりありがとうございます。

次回からは番外編ですので、そちらもお楽しみいただけたら幸いです。

彩歌が風雅にどんな返事をしたのかも番外編に書いておりますので。

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