表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/7

火曜日 - カウント『3』

休み時間、クラスメイトの笹野(ささの)みなみが話しかけてきた。

「ねえ、明日のサッカー部の練習試合って何時からやるの?」

笹野は結斗の猛烈なファンだから、こうして俺に毎日聞きに来る。

「11時から」

「え、お昼の前じゃん!お腹空くでしょ」

「まあいつもそんなもんだろ」

「弁当は...」

「奏が作ってくる。毎回言ってるだろ」

「だってだって!私も結斗様に弁当作りたい!」

「直接結斗に言えばいいだろ」

「いやいや、そんなに勇気のいることできないよ!」

「じゃあ諦めろ」

「遼太くん冷たーい!」

「はあ...」

キーンコーンカーンコーン

「授業の準備しなくていいの?」

「あ、やっば!」

なんとか追いはらった...。

全く、なんなんだあいつ。

「りょーうた!」

「おお、奏どうした?もうそろそろ授業だぞ」

「これ、高峰先生から」

「サンキュー」

「...」

「ん?どういたそんな怒った顔して」

「なんでもないけど?」

「なんかあるだろ」

「別にー」

と言って席に戻っていった。

よくわからないけど、なにかあったんだろう。

「...なんだったんだ」

少し気になっていたけれど、心に残ったもやもやは、授業開始の挨拶でどこかに飛んでいった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

嫉妬する奏...しかし遼太は鈍感です...。

感想・レビュー等々お待ちしています。

よければ、ブクマ登録よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
奏……みなみに嫉妬しちゃって、多分違うからガンバですよ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ