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選ばれた異端  作者: 湯琉里羅
第1章 余命と病気
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突きつけられた現実


「遼太、ちょっといいか?」


先生と共に廊下に出ると、誰もいないのを確認してから話し始めた。


「おばあちゃんのことなんだが、」


ああ、やっぱり。


「昨日の真夜中に亡くなったそうだ。」


俺は真夜中、何をしていた?


「親御さんからさっき連絡があって」


楽しくおしゃべりしている時間なんてあってはいけなかった。


「先に帰らせてほしいとのことだから、」


俺は最低だ。


「ショックだと思うが、新幹線を急遽予約したから」


わかっていても、どんなに鬱陶しい存在でも、


「急いで帰る準備をしてくれないか。」


こんなにも悲しいのはなぜだろう。


人が死ぬってのは、こういうことなんだ。


もう、なにもかもが、疲れた。


さようならだ、結斗、卓、楠木、笹川、そして、奏。


きっと、もう会うことはないだろうから。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

またしばらく期間が空くかもしれないです。

感想・リアクション・アドバイス等々お待ちしています。

よければ、ブクマ登録よろしくお願いします。

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