表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

余命

『あーあー聞こえる?』

『うん、聞こえてるよー』

『今日なにする?』

『とりまクエスト消化しよ』

『おけ』

『んじゃあ、デュオやるかー』

(つとむ)とゲームしているこの瞬間は現実を忘れるくらい楽しい。

でも、楽しい時間程早く過ぎていくもので、気づけば11時になっていた。

『そろそろ昼飯だから切るわ』

『もうこんな時間か。じゃあまた明日』

『んー』

努が退出した。

そのことを認知した瞬間、視界が現実に引き戻される。

ふと、窓から見えた小さな子供連れの家族の頭の上に3つの数字が並ぶ。

5471、25472、21923。

生まれた頃からずっと見えている、この数字はその人の余命(日単位)だ。

そのせいか、ぱっと視界に入ってきた数を大体何年くらいか即座に計算するような脳が出来上がってしまった。現実なんて知りたくないのに。知れば知るほど、苦しくなるのに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

感想・リアクション等々お待ちしています。

よければ、ブクマ登録よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
余命が見える物語、話の展開が気になる始まり方ですね
余命が見える物語、話の展開が気になる始まり方ですね
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ