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詩❲恋愛❳

負荷心領域

作者: 日浦海里

絡めた指先を

ぎゅっと握りしめる


繋がれたその手が

私を夢の中へと引き込んでゆく


見えないベールで覆われていて

長い間届きそうで届かなかった場所


なのに招き入れられてしまえば一瞬で


頬を何かがかすめたかと思うと

ふわっと甘いあなたの匂いが

私の心を満たしてく


間近で感じる鼓動に

その何倍もの早さで

心が跳ねて跳び回ってる


ドキドキしながら

和らいでいく自分の表情が

あなたにバレないようにって


顔を埋めて

目を閉じたまま

あなたを感じてるフリをする

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― 新着の感想 ―
[一言] 何だか色々な解釈ができる作品だなぁと思いました。 可愛らしい純な初恋のようにも思えれば、何だか大人の世界のようにも思えて……ドキドキしながら読ませて頂きました。 元からある言葉に敢えて別の漢…
[一言]  何を負い目を感じているのか謎のベールに包まれていた領域内での接近戦、夢見に果てるには早過ぎる!(笑)
[良い点]  気持ちが近付けば、嬉しいことも楽しいことも二倍に感じるのかもしれませんね。  負荷には違いなくても。  幸せな負荷。  そこまで近付いているのに、些細なことをバレないようにとごまかす私…
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