表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イオ  作者: 北井すぴ
2/2

2151-N|ne w page-eo-02


イオ「気のせいか...そんな、居る訳ないよね。だってニナは...」


【イオは涙目で、周辺を見渡した】


イオ「あぁ、遺跡の中か。ってことは暴走して眠らされてたんだね」


【小さい精霊の存在に気がついた】


イオ「なんで遺跡の中に子供が!?」

「怯えているのに、なんで声が聞こえないんだ?というか」


「すっごい みつめてくるんだけど...」




ニネ「! !!」

ニネ「!!」


イオ「感情を訴えてるのは分かる...分かるんだけど、分からない...。」


【イオは平仮名を暗号化したオリジナルの文字を出した】


イオ「なに?」


ニネ「!...」

ニネ「...。」


【ニネはそのまま後ろを向いて帰っていった】


イオ「あれ、どこかに行っちゃう...何をする為に来たんだろう?」




【数分後】




イオ「なんか、誰も居ないってくらい静か...」


イオ「ん?誰か来た、あの子の足音じゃない...」


トル「...。」


イオ「あ、トルだ!早くここから出して!ニナがどうなったのか知りたいの!」


トル「...?」


イオ「おーい!聞いている?早くここから出してよ!」


【トルが魔法を使って、またイオを眠らせた】


イオ「なんでまた...眠らせるの...。」



【次の日】



(ニナ「...じんるいのことを わすれないでね。」)

イオ「ハッ!」

【イオは突然夢から目を覚ました】


イオ「夢か...」


トル「...。」


イオ「トル!居るなら挨拶ぐらいしてよ!」


【トルが突然魔法を使って絵を描き、イオに見せた】


そこには、感情で伝えるトルの姿と、人間の言葉を声に出して伝えるイオの姿があった。

トルは、感情で物事を伝えているが、イオは全く聞こえていない。

イオは声に出して物事を伝えているが、トルには理解出来ない、むしろ威嚇されてる。という絵


【要するに、お互い通じていない。という事をトルは教えてくれた】





【イオは大人しくなり、床に座り込んだ】

イオ「はぁ...何も聞こえないって辛いなぁ」


【すると、トルは魔法を唱えて魔法壁を解除した】


トルは道を譲るかのように、右手で(行っていいよ)というような合図で遺跡から出してくれた。

【イオはトルにお辞儀をし、急いで人間ニナが亡くなった場所に移動し始めた】


イオ「トル、ありがとう。本当は出しちゃイケないのは分かってる。それでも出してくれたから、何かお返しをしないと」





イオ「そんなことより、ニナはどこ?」

イオ「せめて姿だけでも見たい...!」


【しかし探しても探しても見つからない】


イオ「ここはどこなの?何でこんなに根が張り詰めてるの?前までここまで木も生えてなかったのに!」


【遺跡でイオが寝ていた時のエネルギーによって、地面が見えないほど樹木が成長していた】




イオ「あ、あれは!」

【イオは、人間ニナが使っていた大きな弓を見つけた】


イオ「なんとか武器を見つけれた...でも根と根の間に挟まって、全然引っ張り出せない...」

イオ「魔法を使いたいけど、今下手に魔法を使って武器ごと壊したらダメだし、これはここに置いておこう。」


イオ「はぁ、もう限界。体が動かない...流石に目を覚ましてすぐ動かすのは大変だ。一旦休憩しよう。」


イオ「でも、武器を見つけれて安心したよ。」



【10分後】


イオ「霧が強くなってきた、一度遺跡に戻ろう。自分の家も、根のせいで壊れてたし...」


【イオは遺跡に戻り始めた。すると、謎のお墓があった】



イオ「なんでこんな所にお墓が?」


「確かお墓は決められた場所にしか置けないはずなんだけど...」


イオ「まあ手作り感満載だし、誰かが遊びで作ったんだろう。」

イオ「でも、お花が添えられてるから、飼っていたネズミが亡くなったとかかな?」

「でも、やけに大きいから、ネズミでは無いか...まあそんな考えるほどではないな。」


月曜日に投稿する予定でしたが、もう少し小説のことを勉強してから、今まで書いた小説を全て新たな小説として投稿した後、続きを投稿しようと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ