ロンダ・フレミングとアレクシス・スミスがいた頃 ああ、懐かしの1950年代アメリカ映画 添え物?女優たちよ、
あの頃
そう
1940年代から60年代のアメリカ映画界には
この二人の女優が活躍していたのですね、。
え?
全く知らないって??
まあ
そうでしょうね。
今現在おそらく日本人でこの二人を知ってる人はごく少数でしょう。
確かにこの二人
はっきり言って大女優でもないし。名女優でもない、
無名女優?でしょうね。
いまではハリウッド黄金時代の「添え物女優」というのが一般的な評価でしょう。
添え物女優っていうのは
当時大量に作られたハリウッドの商業娯楽映画の主役の男優の、引き立て役、恋人役、
御相手役の女優のことです。それ以上ではないという役柄ですね。
といって「準主役」?程でもない
あくまでも添え物、、それだけ、、という女優です。
こう言い切ってしまうと、、味気ないのですが
当時少年だった私を虜にした女優たちでもあったのです。
別名「色物女優」とも言いますね。
でも当時、ド田舎の泥臭い少年の私にはもうまさに女神様でした。
女神降臨です。
金髪で碧眼の抜けるように色白の
ああ思い出しただけで今でも心が躍ります。
男前の主演男優と恋を語るこの相手役の女優達、
懐かしいなあ
まずは
☆ ロンダフレミング
と言えば当時は「テクニカラーの女王」と呼ばれてカラー映画が珍しかったころの
赤毛で碧眼の映画映えする容貌で人気でした。
シリアス系にも出てるんですが
私が一番印象抜残ってるのが「ローマの奴隷市場」Revolt of the Slaves1960年
という映画です。
派手な見せ場のある歴史ものですね。
「風雲のバビロン」 1954年
「アマゾンの秘宝」 1954年
なんてよかったなあ
こう見てくるとまさにB級女優そのものですが
実はけっこう名作にも出ています
「白い恐怖」1944ヒッチコック
「君去りし後」1945
「らせん階段」1946年
でもこういう映画の印象ってあまりないんですよね?
やっぱり私にとってはロンダフレミングは
「ローマの奴隷市場」で決まりです。
☆ アレクシス・スミス
と言えばお上品なお嬢様役が印象に残っています。
なかでもコールポーターの伝記映画で恋人役を務めた
「夜も昼も」1951年は今でも記憶に残ってますね。
正にお嬢様役です。お上品で気品があってよかったなあ
ガーシュインの伝記映画「アメリカ交響楽」1947年にも出ていますね。
デビュー作は「永遠の処女」1947年というジョーンフォンテン主演の映画の端役になります。
ハリウッド黄金時代の1940~60年代の添え物女優としてはほかにもこんな女優たちがいます。
ヴァージニア・メイヨ 赤毛のカラー映画映えする?女優 初期にはもっぱら
ダニーケイの相手役を務めました。
代表作「死の谷」[白熱」「虹を掴む男」
ジョーン・ベネット ファムファタール系妖艶な女優
代表作としては「飾り窓の女」「扉の影の秘密」
ジョーン・コリンズ ちょっとファニーな顔立ち?な女優
「裸の島」
「わかれ」
「夢去りぬ」
ジーン・クレイン 清純派?系というかあまり個性がなくて埋もれてしまった女優。
そこが残念ですよね。
「ステートフェア」
「哀愁の湖」
「マージー」(未公開)
リンダ・ダーネル 西部劇が似合う女優でした
派手な顔立ちです。
「荒野の決闘」
「永遠のアンバー」
「西部の2国旗」
ドロシー・ラムーア 妖艶系です
ビングクロスビー。ボブホープの「珍道中シリーズ」
によく出てましたね・あとはその容貌を生かして
「南海モノ」映画に現地人役でよく出てました。
イヴォンヌ・デカーロ 清純派?系かな
「十戒」「海の無法者」「君知るや南の国」
マーサ・ハイアー お上品なノーブル系?
「ゲイシャガール」1952日本未公開というとてもめずらしい?映画にも出ていますね
「エルダー兄弟」
「HGウエルズの月世界探検」
「忘れえぬ慕情」日本未公開(テレビ放映のみ)
原題 a girl named tamiko
などなどがいますね。
ああそれにしても懐かしさに涙が出てきそうですよね?
え?
全くこんな女優知らないって??
まあ
そうでしょうね、
それも時代に移り替わりで
仕方ない事なんでしょうね、。